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竜の娘  作者: るり子
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はじまり

 嘘だ。


 これは全部嘘だ。

 

 これは全く悪い夢。

 

 起きたら先に目を覚ましていた相棒が近くにいる。


 淹れたてのコーヒーの匂い。

 静かで、暖かい朝の日差し。



 ああ。

 でも。

 そろそろ目覚めないと。


 

 龍郎……龍郎…………。

 

 ほら。呼ぶ声が聞こえる。

 男は億劫そうに、瞼を持ち上げた。




「おはよう。たつろう」


 心配そうに見つめている鱗の少女がいる。


 悪夢が押し寄せる。

 こんなことなら、一生目覚めない方が良かった。



 達龍郎。

 それが、男の名前だった。

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