第15話「奇跡」
ある日のこと、巨大ダークモンスターが突然町に現れた。
その中にある男の人が空を眺めていた。
男「町が襲われてから、妙なことばっかり起こりあがる、ケンイチ、おまえ、本当に死んじまったのか。」
そのとき、目の前を誰かが通りすぎた。
ケンイチ「出たなー、ダークペガサス団!」
男「ケンイチ、え、えー!」
ケンイチ達は、巨大ダークモンスターの近くに来た。
ケンイチ「こんな町中に、許さない。」
写楽「けど、ぼーっと立ってるだけだよ。」
ロック「ダークモンスターなら倒すのみだ。」
ガチャ!
「ライオン!」
「シャチ!」
「タイガー!」
「イーグル!」
「バイソン!」
「クロコダイル!」
「ライノス!」
「ファルコン!」
「ウルフ!」
「チーター!」
10人「ビーストチェンジ!」
ケンイチ「覚悟しろダークモンスター。」
サファイア「よーし、タイタンオーの出番よ。」
トッペイ「いや、ダメだ、タイタンオーは、まだジャンボが。」
サファイア「あ、そうだった。」
ゴリラのジャンボは大暴れしたせいでパワーの回復に時間がかかっている、一晩かかっても終わらない。
ケンイチ「タイタンオーばかりいいかっこさせないぞ、行こうレオ。」
レオ「うん。」
写楽「ボンベモールドのせいでカビちゃってかわいそう。」
ケンイチ「何言ってんの、行こう。」
ビーストブレス「召喚モード。」
5人「ビースト召喚!」
ケンイチ「あれ?召喚できない、どうしたのレオ。」
レオ「元の姿に戻れない。」
10人「え。」
そのとき、巨大ダークモンスターが倒れ込んできた。
ところが、倒れ込んだらそのまま眠ってしまった。
和登さん「え?寝ちゃった。」
ケンイチ「なんだかわからないけど、今のうちに。」
アトム「でもレオ達が。」
そこへ、ダークペガサス団のサラが現れた。
サラ「オッホホホ、ビースト達、いいざまね。」
ウラン「サラ。」
天馬博士「私達も来てるぞ。」
ケンイチ「おまえたち、誰だっけ?」
天馬博士「がくっ、忘れたのか。」
「暴竜の悪、天馬午太郎。」
ランプ「鮫の悪、アセチレン•ランプ。」
ハムエッグ「蜘蛛の悪、ハムエッグ。」
七色いんこ「翼竜の悪、七色いんこ。」
スカンク「臭獣の悪、スカンク草井。」
サラ「蛇の悪、サラ。」
ジュラルミン「四天王、青龍のジュラルミン。」
鬼胴「同じく、白虎の鬼胴。」
マギー「同じく、朱雀のマギー。」
ジョーズ「同じく、玄武のジョーズ。」
10人「我ら、闇の組織、ダークペガサス団。」
ケンイチ「おまえたち、そろってくるとは何を企んでる。」
七色いんこ「ボンベモールドのカビに汚染されてビースト達は元の姿になることは不可能になったんだ。」
ケンイチ「なにっ。」
ピノコ「そんな。」
スカンク「ジャンボがすぐに動けないことは計算済み。」
ジュラルミン「もはや俺たちを妨げるものはない。」
天馬博士「今よりこの世界を支配して全人類をロボットの奴隷にするのだ。」
10人「うわぁー!」
ケンイチ「めっちゃ頭にきた。」
和登さん「そうよ、ジュウカイオーになれなくたって。」
ブラックジャック「俺たちは負けない。」
ケンイチ達は必死で戦ったが、天馬博士達の圧倒的な攻撃になすすべもない。
ケンイチ「くっ、ビーストウエポン。」
「みんな、一斉に攻撃だ。」
9人「了解!」
ケンイチ「ライオンソード、ライオファイヤー!」
写楽「シャチランサー、キラーホエールスプラッシュ!」
ピノコ「タイガースティック、タイガーブリザード!」
和登さん「イーグルクロー、イーグルサンダー!」
ブラックジャック「バイソンコン、バイソングランド!」
ロック「ダイル•ソー、イビルテールスラッシュ!」
アトム「ライノハンマー、アイアンホーンインパクト!」
ウラン「ファルコンアロー、サウザンドフェザーアロー!」
トッペイ「ウルフセイバー、ウルフサークルムーン!」
サファイア「チーターサーベル、チーターサンシャインバースト!」
ところが、10人の必殺技が天馬博士達には効かなかった。
天馬博士「今度はこっちからいくぞ、ダークペガサス団10連合!」
10人「ダークバズーカ!」
七色いんこ「ターゲット。」
サラ「ロックオン。」
天馬博士「ダークペガサスストリーム!」
ドッカーン!
ケンイチ達「うわぁー!」
ランプ「ビーストの助けがなければ、もはや人間ごとき敵じゃない。」
屋敷に戻ったケンイチ達は、とても気が経っていた。
ケンイチ「どうしたら奴らを追っ払える。」
サファイア「博士、ジャンボの回復、まだ?」
お茶の水博士「まだまだじゃ。」
ケンイチ「チャージが終わるまで、あの巨大ダークモンスターをほっとけって言うの。」
お茶の水博士「そんなこと言われてもなぁ。」
ブラックジャック「ズバリ、みんなを元に戻す方法がわかったぞ。」
ピノコ「ホント。」
ブラックジャックは、5匹のビーストにカビの根を除去する薬の入った注射を撃った。
そしてビースト達の体に付いたカビを拭き取った。
ブラックジャック「薬が効くまでの間にカビを全て拭き取れば、もとに戻れるぞ。」
和登さん「さすがブラックジャック先生。」
でもケンイチは、高速でレオを拭いていた。
ケンイチ「どうだ、この辺もピッカピカだよ。」
レオ「どうだじゃないよ。」
でも、レオがまたカビてしまった。
ケンイチ「レオ、どうしたの。」
ピノコ「ていねいに拭かないとまたカビちゃうのよ、頑張ろう。」
ブラックジャック「ズバリ、ビーストは機械じゃなく生命体だ、レオ達の体がカビという病気にかかってるんだ。」
ウラン「でも、レオの病気は特にひどいね。」
ケンイチ「えー。」
レオ「ケンイチ、頼む。」
ケンイチ「レオ、でもこれじゃあきりがないよ。」
トッペイ「ケンイチ、真面目にやれ。」
ケンイチ「わかってる、わかってるけどさ。」
「あ、そうだ、め。」
ピノコ「げっ、ケンイチ?」
ケンイチ「奇跡だよ奇跡、ほら、映画とかでヒーローがピンチの時、一滴の涙がしたたって、それで奇跡が起こるっていうシチュエーション。」
ピノコ「奇跡?」
ケンイチ「そう、奇跡が起きる、それが正義の味方、おー来たー。」
ケンイチの涙がレオの頭に落ちた、ところが、何も起こりませんでした。
ケンイチ「あれ?キ•セ•キ。」
アトム「当然だね。」
ロック「いや、むしろカビをひどくしたかもしれん。」
ケンイチ「レオ、僕達はヒーローなんだ、奇跡ぐらい起こせるよな。」
ケンイチが言うとレオが言った。
レオ「ケンイチ、奇跡は起きない。」
ケンイチ「レオ、うー。」
ケンイチはレオを置いてどこかへ行ってしまった。
ケンイチ「僕だけでも奇跡を起こしてやる、僕だけでもダークペガサス団を倒してやる。」
ケンイチはそう悔やんでると、誰かに声かけられた。
男「よっ。」
この人はクッター、ヒゲオヤジの知り合いの獣医。
クッター「いやー、昼間見かけたときさあ、びっくりしちゃったよ、おまえ、あの事件で死んじゃったと思ってたんだ。」
ケンイチ「奇跡が起きたんですよ。」
クッター「奇跡?」
ケンイチ「はいっ、あのー、信じてもらえませんけど、ヒーローに選ばれたんですよ。」
クッター「へー。」
ケンイチ「僕は、奇跡を起こす男なんです、町も、僕が守ります。」
それを聞いて、クッターは言った。
クッター「でも、ヒーローと言ったって、1人じゃないんだろ。」
ケンイチ「はっ、レオ。」
ケンイチは、急いでレオの所へ戻った。
「ケンイチ。」
振り向くと、レオがふらふらしながらやってきた。
そのとき、車が迫ってきた。
ケンイチ「あ、止まってくださーい!」
ケンイチは慌てて車を止めた。
レオ「ケンイチ。」
ケンイチ「何やってんだよレオ、その体で。」
レオ「君を追いかけてきたんだよ。」
ケンイチ「え、そのためにあんな危ない真似を?僕、わかったよレオ、僕、奇跡なんかに頼らない、君の言うとおり奇跡なんか起きないんだ、だから••••。」
レオ「違うケンイチ、奇跡は起きるさ、でも、最高の奇跡は、特区に起きたんだ、そうだろ。」
ケンイチ「特区に?最高の奇跡?」
レオ「君と僕が出会って友達になった、それが最高の奇跡だ、それ以上はないよ。」
ケンイチ「うん。」
そのころロック達は、巨大ダークモンスターの行動を見ていた。
ウラン「やっぱりあのダークモンスター、寝てるようにしか見えないけど。」
トッペイ「いや、何か秘密があるはずだ。」
アトム「あ、誰か来る。」
そこへ、天馬博士達がやってきた、ロック達は慌てて身を隠した。
ハムエッグ「まだか、ボス。」
天馬博士「あせるな、このフナクイドライバーは地中の奥へ奥へと掘り進んで、そしてついにはマグマを紛失するのだ。」
ランプ「土は溶岩に覆われ。」
サラ「水はふっとうして。」
スカンク「硫黄のガスが空気に満ちる。」
ウラン「そんなことさせるものか。」
ロック「うん。」
ガチャ!
「クロコダイル!」
「ライノス!」
「ファルコン!」
「ウルフ!」
「チーター!」
5人「ビーストチェンジ!」
ランプ「ジュウカイジャー。」
サラ「ふん、今頃きづいても遅いのよ。」
そのころケンイチは、クッターの所に戻ってカビだらけのレオを見てもらった。
クッター「薬は効いてるみたいだし、あとは薬が効く内に体についたカビを薬用シャンプーで洗い流せばよくなるぞ。」
ケンイチはレオの体についたカビを薬用シャンプーで洗った。
そのころロック達は、サラに苦戦していた。
サラは、ムチでロック達をぶっ叩いた。
アトム「負けるものか。」
5人は一斉に攻撃したが弾き返された。
天馬博士は、暴竜剣ダークレックスソードで攻撃した。
5人「うわぁー!」
アトム「僕達の技が通じないなんて。」
ロック「さすがダークペガサス団の幹部だ。」
天馬博士「フハハハ、とどめだ。」
そのとき、ブラックジャック達が現れて足蹴りした。
天馬博士「どわぁー。」
アトム「ブラックジャックさん、和登さん、写楽くん、ピノコちゃん。」
ブラックジャック「カビ落としが終わったからな、無茶な仲間を助けに来た。」
アトム「ケンちゃんは?」
ピノコ「レオを探しに行ってる、でもまだ。」
ロック「あいつは戻ってくる、すぐに。」
ブラックジャック「そうだな。」
和登さん「そうね。」
写楽「うん、僕も信じる。」
ロック「あー。」
サラ「9人になった所で同じ。」
鬼胴「俺たちには勝てないぞ。」
トッペイ「ふん、不完全でも、時間稼ぎぐらいはできる。」
お茶の水博士「回復は終わってないけどジャンボも行きたがってるぞ、トッペイのバックルに転送じゃ。」
ブラックジャック「いくぞ。」
5人「ビースト召喚!」
3人「ビースト合体!」
2人「ビースト合体!」
3人「完成!トウサイオー!」
2人「完成!タイタンオー!」
天馬博士「フナクイドライバー、火山作戦は中断して体内にため込んだマグマでビースト共を排除するのだ。」
すると、フナクイドライバーが目を覚ました。
フナクイドライバー「了解。」
そして、フナクイドライバーは口からマグマを発射した。
ウラン「ディフェンスモード!」
トウサイオーは背中の翼でガードした。
アトム「でも熱い。」
サラはムチでイエロービーストをぐるぐる巻きにした。
ランプは、鋭い剣でブルービーストを斬り裂き、そこへ七色いんこが鋭い刃で斬り裂いた。
ハムエッグは、イカリ型のミサイルでホワイトビーストを撃ち抜き、そこへスカンクが鋭い大鎌で斬り裂いた。
ジュラルミンは、鋭い剣でブラックビーストを斬り裂き、そこへ鬼胴が鋭い爪で斬り裂き、マギーは鋭い扇で斬り裂き、ジョーズは鎖の付いた鉄球ハンマーで叩きつけた。
フナクイドライバーはものすごい怪力でタイタンオーを持ち上げ、ボーリングロッドで攻撃した。
ジャンボ「腹が減っては戦はできないか。」
サファイア「がんばれ、ジャンボ。」
トッペイ「ケンイチはくる、必ずくる、それまでは。」
でも、9人だけではダークペガサス団には敵わない、絶体絶命のピンチと思った、そのとき。
ケンイチ「そりゃー!」
4人「ケンイチ!」
ケンイチ「やっと間に合ったよ。」
写楽「レオは?」
レオ「僕だったらこの通り元気だよ。」
ガチャ!
「ライオン!」
ケンイチ「ビーストチェンジ!」
サラ「何度来ても同じことよ。」
ケンイチ「いくぞ、ビーストバズーカだ。」
4人「OK!」
5人「5連合!ビーストバズーカ!」
ケンイチ「ライオンディスク、セット。」
「ターゲットロック、ファイヤー!」
だが、またバリアを張られ、攻撃が効かない。
ケンイチ「一度ダメなら、次がある。」
写楽「シャチディスク、セット。」
「いっけー!」
ピノコ「タイガーディスク、セット。」
「くらえー!」
和登さん「イーグルディスク、セット。」
「ファイヤー!」
ブラックジャック「バイソンディスク、セット。」
「チェックメイト。」
4人のディスクの力がプラスされ、バリアにひびが入り、バリアを貫通した。
天馬博士「そんなバカな。」
ドッカーン!
ケンイチ「よっしゃー。」
ケンイチ達は、天馬博士達を残してそのまま行ってしまった。
ケンイチ「ロック、アトム、ウラン、トッペイ、サファイア、今助けにいくよ。」
5人「「ビースト召喚!」
ピノコ「やったね、トラコ。」
トラコ「めっちゃOK。」
写楽「シャチマル、よかったね。」
シャチマル「うん。」
和登さん「アクイラも、よかったね。」
アクイラ「えー、そのようで。」
ブラックジャック「よかったな、ボブ。」
ボブ「絶好調でー。」
ケンイチ「レオ、僕のパートナー。」
レオ「勇気全開だ。」
5人「ビースト合体!」
「完成!ジュウカイオー•ソード&シールド!」
そしてフナクイドライバーをパンチした。
ケンイチ「大丈夫か、トウサイオー、タイタンオー。」
トッペイ「待ってたぞ、ジュウカイオー。」
ケンイチ「へへん、じゃあいくか。」
写楽「タスクソード!」
ジュウカイオー•ソード&シールドは、タスクソードでフナクイドライバーを斬り裂いた、だが、フナクイドライバーは、ボーリングロッドで撃ってきた、だが、トウサイオーは、背中の翼でガードした。
そして、ダブルアタック。
タイタンオーが力強いパンチでフナクイドライバーを叩きつけた。
ケンイチ「みんな、とどめだ。」
5人「必殺!ノーズクラッシャー!」
3人「必殺!三獣衝撃波!」
2人「必殺!タイタンロケットナックル!」
フナクイドライバー「ぐわぁー!ストライク。」
ドッカーン!
クッター「それでもなんだかんだ、奇跡ってやつは、起きるもんなんだな、ケンイチ。」
3大巨人も強いけど、本当に強いのは人間とビーストの絆だ。




