表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/73

急な依頼

次の日、下ごしらえの為に店で作業。

例のものの為だ。

氷も大量に作っておく。

作り方は火の魔法。

不思議に思うだろうが、温度を上げると炎に、下げると氷になる。

魔力は炎の時の3倍かかるが、まあ、問題無い。

作った氷はリュックに入れて置けば溶けないし。

ほんと便利。


昼過ぎに作業は終わり、店から家に帰る途中、ギルドに寄ると、

「キルヒアイスさん!」

名を呼ばれ、声の方を見ると、受付嬢が手招きする。

「この依頼、受けてもらえませんか?」

一枚の依頼書を渡してくる。

ファイアエンペラーコブラ討伐と書かれている。

「ファイアエンペラーコブラって?」

俺の問いに、

「西の郊外の廃屋に、ファイアエンペラーコブラって言う、大きな蛇の魔物が住み着いていて、まわりの人が何人か犠牲に。難易度Aで、腕利きパーティが受けてくれたんですが、全員負傷して戻ってきまして、どうしたものかと考えていたんです。キルヒアイスさんなら倒せるかと。」

と、とんでもない事を言い出した。

難易度Aとか、成り立て冒険者の俺には無理だろうと言うと、

「何言ってるんですか!もうキルヒアイスさん、この街1番の冒険者ですよ!この間のミノタウルスなんか一体でAランク魔物ですよ!」

と、言われた。

あの牛、デカイだけで大した事なかったのだが。

まあ、そう言う事なら蛇倒して、蛇の身唐揚げでも出してみるかと、受けることにした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ