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オリエンテーション(13)

 レイスside


 今日で僕がデルテミアに入学してから六日目。

 つまり、オリエンテーションは明日で折り返すことになる。

 ……レイは昨日もどこかに教えに行ったみたいだけど、僕はそんなことしていられない。

 一刻も早く、やることを終わらせないと、ね。


「ねえ、レイス。レイスはもう魔力の分割、出来るようになった?」


 朝食を食べた後、練習するために共同訓練室にある風学科の練習場所で待っていると、レイが話しかけてきた。

 ……魔力の分割? 昨日あれから一日練習して、ようやくものにしたよ。


「出来るようになったよ。それがどうかしたの?」


 ……まあ、厄介ごとに巻き込んでくることはないだろうけど、一応注意しておかないとね。


「ん? ううん、ただ、出来るようになったのかな、って聞いただけだよ」

「そう」


 …………さすがに、僕まで教えることに駆り出されることはないだろう。

 だから、今のうちに一気に終わらせて、魔法を使えるようにならないとね。

 個人練習まで行ければ、もうこんなこと気にする必要はなくなるはずだ。

 だって、自分の力だけでやっていけるんだからね。

 それまでの辛抱だ。


「ねえ、レイスはどの授業を受けるの?」

「? ……ああ……」


 考え事をしていたら、レイがオリエンテーションが終わった後の授業について聞いてきた。

 ……どれを受けるか? そうだね……。


「僕は「魔法術式」「歴史」「魔法機械」かな」

「歴史? ……光学科の授業だよね」

「そうだよ」


 ……光学科の授業――――デルテミア歴史。

 多分人気がすごくて抽選になるから無理かもしれないけど、でも諦めたくない。

 …………最悪、遠くの話を聞くことができるような魔法を作ってでも……!


「……レイス? ちょっと怖いよ……?」

「え……? ああ、なんでも無いよ。なんでも……」


 顔に出てたかな……? 気をつけないとね。

 まだ受講できないと決まったわけじゃないんだから……。


「で、そう言うレイは何を受講するの?」

「え? 僕? ……うーん……まだどんなのがあるのかほとんど聞いてないから……」


 相変わらず呑気だね……。

 急いで決めておかないと、他の生徒との椅子の取り合いになった時に間違いなく不利になっちゃうよ?


「あ、でも僕も、一つ決まってるんだ。魔法術式の授業を受けようって考えてるよ。レイスと一緒だね」

「そうだね。抽選にならなければ、一緒に受けられるね」


 魔法術式の授業は凄い人気があるって僕は聞いてる。

 だから、抽選になっても大丈夫なように実力をつけておかないとね。

 ……でも、レイは大丈夫なのかな?


「レイは大丈夫なの? 抽選になったりしたら、受けられないかもしれないよ?」

「え? ……そうなの?」

「当たり前でしょ。人数が多いと、抽選で受講者を決めたりすることがあるんだよ? 周りの生徒に椅子を取られないようにしないと、意味が無くなっちゃう」


 そう。どんなに頑張っても結果が出ないと、意味が無くなるんだ。無駄になるんだよ。

 ……本当に、意味が無くなっちゃう……。


「うーん……そうなんだ……。って、じゃあレイスも皆に教えて回った方が良いんじゃない?」

「……は?」


 意味が分からない。レイの言っていることがさっぱり分からないよ……。

 なんで授業を受けることと教えて回ることが関係するの?


「……えっとね、皆には内緒だけど、闇学科の生徒に教えたことがあるでしょ? そのお礼で、術式の授業に最優先で入れてあげるって感じの事を言われたんだよ。……だから……」

「……何だって? ……それ、本当なの?」

「うん。……だから……」

「……そっか。重要な事教えてくれてありがとう、レイ」


 ……今のレイの話、聞き捨てならないよね。

 その話からすると、僕が教えることで相手に恩を売って、望みの授業を受けやすく出来るって事だよね?


「レイス……何考えてるの?」

「ん? ……何でもないよ。大したことじゃないから」

「ふーん……そっか」


 ……確実に目当ての授業を受けるためにその学科の人間に教えてやればいい、か。

 そんなメリットがあったなら、僕だって周りに教えてやっても良い。

 僕が嫌なのは一方的に何のメリットも無いのに教えさせられることだからね。


「お待たせ。今日も皆やる気満々みたいだね。じゃあ、練習始めていこうか!」


 レイと話していたらセフィナ先生がやって来て練習の開始を告げた。

 ……昼食の前にでも、一度先生と話をしてみるのも良いかもしれないね。

 教えることで本当に僕にメリットがあるのなら、だけど。


「……今日は……魔力を分割したから、次は……」


 ローブの内側に仕込んでおいたノートを取り出し、今日の自分の練習内容を確認する。

 ……魔力を身体の表面に出現させること。ただし、魔力を身体から切り離してはいけない……。

 さっそくやって行こう。


(……魔力の分割は昨日完全に出来るようになった。分割した方の魔力を掴んで身体の外に出すようにイメージすればいいのかな?)


 まあ、今はとにかくやっていくだけだ。

 僕が教えられるかどうか以前に、これが出来ていないとどうにもならない。

 教える側が出来なかったら話にならないからね。


(魔力を一つだけつまみ出して……身体の表面に浮き上がらせるようにイメージすればいいのかな?)


 魔力を身体の表面に出す……。となると、やっぱり操作する魔力を身体の外側に持って行くイメージを固めればいいんだろうけど……。


(……見えない壁みたいなものにぶつかって上手く外に出せない。……この壁みたいなもの、なんなのかな?)


 魔力を動かして身体の表面に持って行こうとしても、見えない壁のような物が邪魔をして身体の外に出すことができない。

 ……魔力を身体の中で動かすことは全然問題ないのに、何が邪魔してるんだろ?


(……考えるよりも先に動かないと駄目かな? いや、まずはこの壁が何なのかを考えてからやった方が良いよね……。原因さえ分かれば対処法だって思いつくだろうし)


 見えない壁に阻まれてしまったため、僕はこの壁の正体が何なのか考えてみることにした。

 ひとまず自分で勉強した内容をまとめたノートを見直し、気になる記述が無いか調べて回る。


「…………魔力を分割する方法や魔力を動かす方法については書いてあるけど、魔力を身体の外に出す方法は書いていないね……。見落としたかな?」


 持ってきたノートには魔力を身体の外に出す際の注意点のような物は書いていなかった。

 僕が見落としたのか、初めから教科書に書いていなかったのか、そのどっちかだろう。

 ……この方法は使えない、か……。


(……どうしよう。魔力を身体の外に出す際に邪魔になる壁の事が書いていない……)


 このままじゃ先に進めないな……。

 だからといってこのまま手をこまねいているわけにもいかない……。

 僕は次の手を考えた。


(強引にでもこの壁を貫けないかな? この壁さえなくなったら、魔力を身体の外に出せるよね?)


 次に僕が考えたのは、魔力を通さないこの壁をぶち抜いて身体の外に出せないか、と言う結構荒っぽい方法だった。

 切り離した小さな魔力の塊を壁から離し、勢いをつけて壁にぶつけた。直後




「!? ……ゲホッ!」




 突然胸の辺りに何かが内側からぶつかってきた。

 その衝撃で僕は思わず咳き込む。

 ……まさか、この壁って……。


(僕の……身体なの?)


 ……なかなか厄介なことになっているみたい。僕の身体が障害物になってるなら、当然この壁はぶち抜けないし、かといって何処に隙間のような物があるのか分からない。

 壁の正体は分かったけど、これじゃ魔力を身体の外に出せない……。


「……どうしよう……」


 魔法の練習はいきなり暗礁に乗り上げてしまった。

 魔力が身体を通り抜けられないと魔力を外に出せないから、その方法を見つけるまではどうすることもできない。


「はあ……少し休憩しよう……」


 魔力に壁をぶち抜かせる方法が失敗に終わってしまい、僕はしばらく次の方法を考えることにした。







ーーーー







「うん。そろそろ時間だし、一旦休憩しようか。昼食の時間だよ」


 僕が壁をどうにかする方法を考え始めてから結構な時間が経ってしまっていたらしく、いつの間にか昼食の時間になっている。

 ……結局解決方法は浮かばないまま……。どうすればいいんだろ……。

 でも、その前にやることがあるよね。


「セフィナ先生、話があるんですけど、少し良いですか?」

「レイス、何か用かな? 魔力を身体の外に出す方法?」


 ……やっぱり僕が魔力を身体の外に出そうとしていたところも見てたらしい。

 まあ、危険が無いから止めなかったって事だろうけど。

 今はそんなことどうでもいいや。


「先生。他の学科の生徒に教えることでその生徒の担当をしている学科の授業を受けやすくなるって本当ですか?」


 僕が一番聞かないといけないことはこれだ。

 これが本当なら、僕の利益になる学科なら教えてあげても構わない。


「ん~……そういう事をやっている学科もあるね。闇学科は確実にやっているよ。教えてくれる生徒って事は出来る生徒って事だしね。……もしかして、教えてくれるの?」

「僕が雷学科の生徒に教えることで魔法機械の授業を受けさせてもらえるなら、闇学科の生徒に教えることで魔法術式の授業を受けさせてもらえるなら……教えても良いです」


 これ以上のメリットは無いよ。

 もし教えることでこれらの授業を確実に受けられるなら、僕は喜んで教えに行く。


「……本当に利害が絡まないと駄目なんだね。……一応話はしてみるけど、絶対は保障できないよ? ちゃんと相手が分かるように教えてあげないといけないしね。もちろん、途中で投げ出したり、レイに押し付けるのも駄目だよ?」

「はい。分かっています」


 ……さすがに、これは自分から志願したことだし、レイに押し付けたりはしないよ。

 これをレイに押し付けても意味が無い。僕が僕のためにやるんだから。


「じゃあ、向こうが頼みに来たら、ちゃんと教えてあげてね?」

「はい」


 雷学科と闇学科は人手が足りないとか言ってたから、今日教えてあげられれば十分取り返せるはずだ。

 ……さて、昼食を食べに向かうかな。






「……まあ、雷学科も闇学科も人手が足りないのは事実だし、打算があったとしても教えてくれるのはうれしいけど……。そこは何処の学科でも構わないって言ってほしかったな。全員同じ進み方を強制させるドグラはともかく、水学科とか相当遅れているみたいだし。アリエス……大丈夫なのかな? レイとルーベルにも手伝ってもらう方が良いかな?」


ーーーー




 セフィナ先生と話した後、僕は食堂で食事を食べていた。

 無論、一人で。……一人で食べた方が、自分の考えを纏められて素晴らしいと思うんだけどね……。

 レイの考えはさっぱり分からない。

 ……それとも、日常的に関わるようになったら違うのかな?


「……それにしても、参ったな……」


 参ったのは何に対してか、など、いちいち言うまでもない。

 魔力を身体の外に出さなければいけないのに、身体に弾かれて外に出せないのだ。


「……今日の魔法練習が終わったら、一旦図書館にでも行くかな。もしかしたら、何かあるかもしれないし」


 ……魔力を身体の外に出せなければ、先には進めないんだ。何としてでも成功させなければね。


「そのためにも、今は魔力を身体の外に出せるように練習しないと……」


 これを出来るようになって初めて前に進めるんだから……。


「レイス、ちょっといいかな?」

「……レイ? 何か用?」


 食事を終え、思考に耽っていたらレイが話しかけてきた。

 ……一体何の用かな?


「……さっき先生に水学科に教えてあげてほしいって頼まれたんだ。レイスも一緒に……駄目、かな?」


 ……何を言い出すかと思えば……。

 僕が水学科に教えて何のメリットがあるっていうんだ。


「無理だね。水学科に教えても何のメリットも無い」

「うーん……やっぱり駄目、か……。水学科が遅れてるから助けてあげてほしいって言われたんだけど……正直僕とルーベルだけじゃ手が足りないよ。クリスにも断られちゃったし……」


 ……いくらレイの頼みでも、何のメリットも無いのに僕が協力するとは思わないでほしいよ。

 雷学科や闇学科ならメリットがあるから喜んで協力するけど。


「誰彼かまわず助けようとするからそうなるんだよ。そんなところ助けても何のメリットも無いのに後先考えずに引き受けて……馬鹿じゃないの?」

「だって……遅れてるんだから、助けてあげないと……」


 全く、どうしてレイはそこまでして他の学科を助けたがるのかな……。

 魔法術式の闇学科や魔法機械の雷学科ならともかく、治癒術の水学科なんて魔法術式であぶれた人間が仕方なく入る科目でしょ……。

 地質学の土学科に次いで外れの科目だよ。

 ……そうこうしてるうちにレイは戻って行ったね。まあ、引き受けたんだったら自己責任で頑張ってよ。僕には一切関係ないけど。


「それにしても、遅れてるから助けてあげる……ねえ。僕には無意味な努力にしか見えないよ。それに、治癒術の授業を受けられるようになっても、魔法術式の授業が完全上位互換になってるから意味が無いよね」


 治癒術なんて、魔法術式の授業で術式の作り方を覚えさえすれば自作できるだろうし。

 わざわざ水学科の授業で学ぶ意味が無い。

 魔法術式の授業であぶれた人間が仕方なく入る授業でしょ?


「ま、いいや。さてと、戻ろうかな……」


 また勧誘されても面倒だし……。

 僕は無償の人助けなんてしたくもない。

 そんなことしても何のメリットも無いからね。




ーーーー




「やあ、待ってたよ。君が雷学科に教えてくれるんだよね?」


 訓練室に戻ると、紫色のローブを着た先生が待っていた。

 ……この人がウォルト先生かな?


「はい。魔力の分割までは教えられます」

「魔力の分割まで出来るのか……助かるよ! 今日は風学科の支援が受けられないと思ってたから……」


 ……まあ、多少は役に立てると思うよ。

 魔法機械の授業を受けるため、頑張らせてもらうから。


「昨日魔力を動かす過程までは皆教えてもらってたんだけど、あいにく時間が無くてその先は教えてもらえなくてね……。それで今日頼もうと思ったら、セフィナは遅れている水学科のために生徒を貸し出すって言っちゃったし……」


 ……水学科、ねえ。

 僕には関係ないか。


「それにしても、君って昨日雷学科に教えてくれた男の子にそっくりだね! 雰囲気がなんか違うからじっくり見ると判断はつくけど、一見しただけじゃ分からなかったよ」

「……その男の子ってレイ、ですよね? 僕とレイは兄弟ですから」


 ……僕とレイ、身体がまったく同じにしか見えないんだよね……。

 背の高さや顔だけじゃなく、細かい癖まで似てる気がする。

 ま、僕が兄でレイが弟なんだけど。


「ああ……そうなんだ。よく似てると思ったんだよ。それにしても、兄弟そろって同じ学科、か。珍しいね」

「そう、ですか?」


 ……まあ、僕も本当は光学科に行きたかったから、違ってたのかもしれないけど……。


「大抵、兄弟は別々の学科に進むことが多いからね。先生はまだそれほど長く務めているわけじゃないけど、先生の友達の兄妹も、妹は水学科、兄は炎学科に進んでいたよ」

「へえ……」


 まあ、兄弟そろって同じ学科に、っていうのも悪くはないかもしれないよね。

 ……それがやむなく同じ道に進んでしまったのでなければ。


「あ! 昨日教えてくれたよね? 今日も教えてくれるの?」


 雷学科の練習場所に入ると、一人の生徒が僕に声をかけてきた。

 ……昨日? もしかして、レイの事?


「いや、彼は昨日教えてくれた生徒の兄弟だよ。でも、魔力の分割までは出来るらしいから、大丈夫だよ」

「そうなの? ……でも、見分けがつかないなあ……」


 ……やっぱりそっくりなんだろうね。

 雰囲気で分かるとか言ってたけど、一度会っただけならまず分からないだろうね。


「一日会っただけだろうし、それが普通だと思うよ」

「へえ……。じゃあ、やっぱり皆間違えたりするの?」


 ……どうだろうね。一緒に勉強していたわけじゃないから分からない。

 でも、今みたいに特に何も思っていなければ僕とレイはそっくりらしいし……。


「ただすれ違っただけだったら間違えるんじゃない? 同じ顔に同じ服だしね」

「同じ学科なんだ! ますます区別がつかないよね!?」


 ……まあ、そうなんだけど、何で大げさなのかな?

 それとも、僕が冷めてるだけ? まあいいけど。


「……話の続きはやることが終わったら付き合ってあげるから、今は練習しないといけないよ」

「あ……そっか。ご、ごめんね?」

「……別に気にしてはいないよ。ただ、話はやることを先にやってからしないと。ウォルト先生、もう始めませんか?」


 さっさと終わらせよう。魔力の分割なんて簡単だし、すぐに皆出来るようになるはずだ。

 ……だけど、分からない生徒が出たら、しっかりと教えよう。僕の授業もかかってるから、ね。


「ああ、そうだね。丁度いい時間だし、始めようか。えっと……」

「僕の名前、ですか? レイスです」

「じゃあレイス。頼んだよ」

「はい」


 さて、教えていこうか。 


「何を教えてくれるの?」

「魔力を動かすところまでは進んでるんだよね? なら、魔力を分割する方法を教えていくよ」


 魔力を分割する工程までなら僕でもできる。

 ……その先は……今日闇学科に教えられない関係上、急いで出来るようにならないとね。


「まずは、魔力の塊に意識を集中して、勝手に動き回らないように抑えるんだ。勝手に動かないように抑え込んだら、その魔力の塊からつまみ出すようにイメージを固めて魔力を抜き取る。この抜き取った魔力がなるべく小さくなるようにしないといけないけどね」


 ……こんなところ、かな?

 質問があるなら受け付けるけど。


「質問はある?」

「魔力を分割するときなんだけど、大きな塊を二つにそのまま分割し、その塊を二つに……ってやった方が早くないかな?」


 ……ああ、そこか。

 確かに、その方が早そうだよね。でも……。


「確かに簡単そうだよね。手っ取り早いし。でもさ、どんどん意識を集中しないといけない魔力の塊が増えていくよ? 二つ程度なら良いけど、八つも一気に魔力の塊をコントロールできる?」


 少なくとも、僕には無理だ。

 こんなやり方じゃコントロールできない。

 質問した生徒も出来ない、と理解できたようだ。


「疑問点は順次聞いていくから。まずは今僕が言った事を参考にやってみて」


 僕のその言葉をきっかけに練習を始めた雷学科の生徒たち。

 ……さて、どうなるかな……。

 まあ、仮にこの工程をクリアしたとしても僕が次の工程を教えられないからここまで、なんだけどね。

 ウォルト先生、ちゃんと教えますから、魔法機械の授業の件、約束してくださいね?

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