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人魔戦争記 ~勇者の伝説~  作者: 百夜


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冒険の始まり

投稿頻度がばらばらで、さらに1か月以上新しい話を投稿するのに時間がかかる場合もあります。ただし最後まで書くつもりなのでよろしくお願いします。すみません。

俺の名前はアレス。アレス・ラルフだ。しがない勇者である。

俺はこの世界で実際にあった歴史(ものがたり)を小説のように書くことにした。

俺はもともとはただのSSSランク冒険者だった。だがある日、聖なる聖剣エクスカリバーを天から授かり、勇者に選ばれた。いわゆる石に刺さった剣を俺だけが抜けたってことさ。

その時ちょうどパーティーを組んでいたので、そのパーティーで冒険することにした。

それがのちに勇者パーティーと呼ばれるのだった。


メンバーは

勇者アレス、王級戦士ゴードン、水帝級魔術師アゾルテ、治癒術師ゼニスだ。

ゴードンは名前の通り王級の戦士だ。

この世界での魔術、剣術、戦士、治癒術、結界術など戦う者たちには下級、中級、上級、聖級、王級、帝級、神級となっている。中級が平均だ。

アゾルテは水魔術を帝級、風を王級、火魔術を聖級、雷魔術を聖級、土魔術を上級で使える。

ゼニスは聖級治癒術まで使える。

そしておれは剣神流を帝級、北神流を王級、防神流は使えなくて、魔術は火を上級まで使える。かなり強いと思うんだがな、この世界にはもっと強い人たちがいる。



このメンバーで魔帝ルーミアを倒す冒険を始めた。



「勇者諸君。君たちを勇者、そして勇者一行と認める。ぜひとも憎き魔帝ルーミアを討伐してくれ!」

ラスアス王国11代国王ドミニコ・コイン・ラスアスが玉座のまでそう大きな声で言った。


「ははっ!!!」

我ら勇者一行がいっせいに言った。


ラスアス王国王都ラルーを出発した。


「よしみんな!いくぞ!」

「おー!!!」


まず俺らが向かったのは魔大陸にもっとも近いエルメス帝国東部の港町である。

だがそこは、魔王ターニャにより侵略されており、戦いが頻繁に行われていた。


「これは勇者アレス様。よくぞ来てくださった!これでこの町も取り返せますなっ」

そう言ったのは、エルメス帝国東部方面軍所属のランドリヒー将軍であった。

彼は東部のこの港町奪還の任務に勤めていた。


「ランドリヒー殿、戦況は?」

「我が軍は1万人といったところで、魔族は確認できるだけで1万5千はおります」

「うーんそうだな、劣勢だなのでわれらが伏兵とし、敵本陣の裏を突きます。注意をそらすため明日は全面抗戦してくれ」

「ははっ」


これが彼らの初の魔族との戦いであった。

魔族は数百年から数万年、なんなら不死の種族もいる。そして魔力量が多い傾向がある。

魔王ターニャは五大魔王の一人で、ドンドリ族である。


「全軍!突撃ぃ!!」

早朝とともに進軍の合図が響き渡った。


「ターニャ様、敵が進軍してまいりました」

「ふっ馬鹿な人間どもよ。生きることをあきらめたか?我ら魔族に勝てると思うなよ!全軍で迎え打て!」

「おおおおおおおおっ!」


港町周辺では大規模な戦闘が始まっていた。圧倒的人間不利であり、勇者たちが魔王を倒すまでもつかも怪しくなっていた。


「こっちだお前らもう少しで敵本陣だ」

アレスはそう言い、敵本陣の旗を見た。


「アゾルテはここから援護を頼む。ゼニスもここにいてくれ」

「わかったわ」

「ゴードン、お前は俺についてこい!」

「りょうかい!」

そう言って敵本陣へと突っ走り、アゾルテの魔術とともにターニャ親衛隊を次々と投げ倒してった。


「アレス、あの魔王は任せたぁ!」

「任された!」


俺はターニャの目の前まで向かって突っ走った。

魔族が何度か邪魔をしてきたが俺よりつよい奴なんていなかった。


「貴様、なかなかやるな。名は何と申す」

「アレス。アレス・ラルフだ!」

「SSSランク冒険者の赤髪の剣帝アレスか」

「いいや、もう違う。俺は勇者アレス!邪悪たる魔帝ルーミアを倒すものだ!」

「ふっ人間ごときにできる物かぁ!ルーミアさんは魔神流戦闘法を神級相当だぞ!」

「神級相当など関係あるまい。この俺には聖剣エクスカリバーがある!行くぞ魔王!!」


そうして魔王と勇者の一騎打ちの火ぶたは打たれた。

先に動いたのはアレスであった。アレスが一歩踏み出すと台地がくだけ、その一歩でターニャの前まで詰めた。剣を右から降ったが、ターニャはそれに反応し、手についてる防具で防いだ。すぐにアレスは北神流の技を使い、ロールをし、逆側に斬撃を入れた。しかし、今度はターニャが後方にステップしよけられてしまった。


「なかなかやるようだな」

「お前もな魔王。そろそろ本気をだすとするかな」

「さーこい!魔王の恐ろしさを見せてやる」

「聖剣に集いし精霊よ。勇者の名のもとに我に聖なる力を与え、膨大な敵を打ち破らんとする力を与えたまえ。『エクス!カリバー!!!!!!』」

「なっ…!!!」


エクスカリバーが放たれたとき、周辺は光に包まれ、1ミリ先ですら見れなくなった。

爆音とともに光がやむと周辺はへこみ、長いクレーターのようになっていた。

魔王は手をクロスさせながら服も破れるほどのぼろぼろの状態で立っていた。


「くっ…貴様勇者というだけある。この我が負けるとは…」


そう言って魔王ターニャはその場に倒れこんだ。

ターニャが倒れこむと同時に、アゾルテ、ゼニスもこちらに来た。


「やったー!最初の大手柄よ!!」

そうアゾルテが言うと、アレスはにこっとわらい倒れ込んだ。

聖力の使いすぎだろう。魔力と違い、普通の生物にはない力で聖なる力を使える。聖力は基本的に魔のものでなく、善の物に与えられる力である。聖力は使えば使うだけ量が多くなるとされているんだ。勇者はその聖力が普通とは違い、聖剣エクスカリバーの使用権が与えられる。


「大丈夫か?!」

勇者一行のメンバーが全員そろって叫んだ。

周りにはまだ魔族がおり、撤退する魔族もいれば敵を取ろうとする敵もいる。ゴードンとアゾルテはそれを対処し、ゼニスがアレスに聖級治癒魔術をかけていた。


「お前らの主人、魔王ターニャは死んだ。無駄な抵抗はやめて降伏しろ!」

ゴードンはそう呼びかけながらどんどんと魔族を投げ倒して言っていた。


さすがに魔族もなかなか倒せないゴードンに懲りたのか、逃げる魔族が増えてき、ランドリヒー軍が魔王軍の残骸をつぶしていった。


「アレス殿!どうなさったのだ?ゴードン殿、アゾルテ殿?まさか魔王との一騎打ちでおなうなりになられたわけじゃ…」

「ランドリヒー閣下。違います。ただの聖力の使い過ぎです」

「なんと!驚かさないでいただきたい」



港町にある軍の駐屯地に向かった。

「ではここでアレス殿を安静に休ませましょう」

「わざわざありがとうございます」

アゾルテがお辞儀をしながらそう言った。

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