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保育士、虐待観察にっき。  作者: みょんたま
武田ゆみ先生の場合。

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3/9

虐待現場の園は、とても綺麗で、先生たちが皆、若い。

何から書けばいいのか…

まず私が働いている園の特徴を、

フェイクを織り交ぜながら書いていこうと思う。



園はとても美しく、花がたくさん咲いていて、

建物も北欧風だ。

そして先生は若い先生が多い。

見学に行った時、とてもいい感じだなと思ったものだ。



園庭には緑の人工芝が敷き詰められており、

遊具がたくさんある。

教室にはおもちゃがたくさんあって、こどもたちは思い思いに楽しく遊んでいるように見えた。




牛乳パックでできた壁がいくつか立てられており、

こどもたちのプライベートを守るためと入社時に説明を受けた。

着替えの時、女の子で恥ずかしい子はこの牛乳パックの壁裏で着替える。

興奮してしまった子を抱きしめて、牛乳パックの壁裏で落ち着かせる。

などなどの説明を受けた。




これが後で虐待の現場となるのだが。




入社時。

私は、軽快な話し方の園長先生から説明を受けた。


私はピアノが弾けないし、

経験もないので、手伝いからさせてほしいとお願いした。


すると、なーんもできなくていいよ!

ここの先生はピアノできなくてもいいの!

できる人が弾くからね


そう言われて安心した。



雰囲気の良さそうな園だったので、ぜひ働かせてくださいというと、来月からきてくれと言われて、契約をした。



が、実際に入社した時には、

もうその園長先生は辞めており、

もともと部屋で先生をしていたと言う先生が、

園長先生になっていたのだった。





新しい園長先生はしゃがれた声で、

目は狐のように細く、

かなり年配な方のようだった。





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