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114.ロボ娘が水着に着替えると

 水泳の授業を受けるためにうちのクラスは更衣室に移動した。その間理恵の事が心配だったが、インターフェイスのシグナルはカットされていた。さすがに男が同級生のハダカを見る事は出来なかった。まあ、イメージで理恵が改造されるシーンは見ているとはいえ。その時、理恵に何が起きていたのかは後でアーカイブで確認できたが。


 理恵は制服を脱いで水着に着替えたが、当然他の女子は驚いていた。ロボットが水泳の授業に参加するなんて!


 「あのう・・・金城さん。あなたってロボットなのよね? ロボットにそんな事させて、大丈夫なの?」


 理恵の数少ない友人が声をかけてきた。他の生徒はロボットが水着を着ていることに、ただ驚いていただけだが。そんな中一人だけ歯向かうように近づいて来た。中里だ!


 「あんた! ロボットを沈めてしまうおつもり? そんな事出来るご身分なの、生意気な!」


 そういって中里は理恵の背後を小突いた! この女は暴力的な性質であったが、教師にその性質が伝わるのは稀だった。イジメられたのが報復を恐れるからだ。それに、周りも面倒なので相手をまともにしていないことに本人は気づいていなかった。だから中々イジメっ子の癖がぬけなかった。だから周りは唖然としているほか何も行動を起こさなかった。

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