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side〜カナハルム〜 聖女探し

多分)今回でpvが1万行きます!ユニークも2000を超えました!ありがとう!

 聖女ユリーカが連れ去られ、ハンゴナンの街はいつも通りの騒がしさを保っていた。

 しかし、それも街の中だけ。教会、領主の屋敷は、街の騒がしさとは違った、ピリピリとした騒がしさを保っている。


「聖女が連れ去られたのは本当か?」

「はっ! 教会のものにも連絡し、この目で確かめて参りました」

「そうか。して、誰が攫ったかは分かったか?」

「いえ、それが、全然分からないのです」

「証拠が一切出て来てないのです。手馴れています。裏の組織の犯行ということしか、分かりません」


 今回の犯行は、とても綺麗だった。ヘマを一つもしていない。


「どうするか」

「では、騎士たちに出てもらいますか?」

「まずは、情報収集だ。お前たちに任せるぞ」

「はっ!」


 そうして、領主と男の会話が終わった。


 その頃、カナハルムは、街の異変に少し気づいていた。


「なんか、偶に見る騎士たちの空気がピリピリしてる?」


 まだ、未熟ながらにそこに気づけたのは、少しは成長しているようだ。


「あの、騎士さん。何かあったのですか?」


 カナハルムが、騎士に問いかける。


「……いえ。何もありませんよ」

「騎士の皆さん。ピリピリとした空気を纏っているので、気になりまして」


 カナハルムが、そう聞くと同時に、近くにいる冒険者の人の会話が聞こえた。


「なぁ、なんで聖女様いなかったんだろうな。この間帰って来たばっかりだよな」

「そうなのよね。この間は、どこかに行ってた、違う人から回復魔法を受けたけど、今日は聖女様から受けられると思ってたのにね」

「少し、残念だな」


 そこで、カナハルムは気づいた。


「もしかして、ユリーカさんに何かあったんですか?」


 騎士は、一瞬目を逸らした。


「動揺しましたね。もしかしなくても、ユリーカさんに何かあったんですね。何があったんですか!?」


 騎士は一瞬思案したが、何かを決めたような顔をしたが、教えてくれた。


「これは、教会と領主様しか知らないことです。聖女様が連れ去られました」

「っ!? 誰に?」


 事の重大性に気づいたカナハルムは、静かな声で聞いた。


「分かりません」

「証拠が無かったんですか?」

「はい。どうやって侵入したか、どうやって攫ったのか何も分かってません」

「そうですか。ありがとうございます」


 カナハルムは、少し考え、


「僕も、ユリーカさんの捜索をお手伝いします」

「いえ、しかし……」

「ユリーカさんとは、面識があるので、放っておけないです」

「そうですか。では、お願いします」


 そう言って、騎士と別れた。


「さてと。「探知」」


 カナハルムは、探知スキルを発動して、探索に繰り出した。

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