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魔王は火傷する

今日から1日一回更新です。

何せ気まぐれなもので_(:3 」∠)_

火炎の魔王は圧縮した白い炎の玉を俺に投げてきた。


俺は身体がいつもより早く動くのを感じた。

俺は角と翼が生えると、魔法だけでなく身体能力や反射神経も良くなるようだ。


俺は飛んできた玉を右手で掴み、両の手で封じる。

そしてその玉は爆発した。圧縮した分の力が解き放たれた。


どばん


一瞬の出来事。


「ヴェセル様!!!」


クラルテが叫ぶ。


熱い。


初めて痛みを感じた...


両手は真っ黒に焦げている。


「なんでそれをくらっても無事なんだよ?!」


相手は狼狽している。


俺は魔法を使う。「相手を倒す」と意思を込め、力を放つ。


湖から水が浮かび、大量の水が火炎の魔王を閉じ込める。

相手は溺れもがく。


そして気絶した。

その瞬間水の牢獄は湖に還った。


火炎の魔王が道に倒れている。


だがそれよりも、クラルテが無事か気になった。


「クラルテ!」

「は、はい!なんでしょう!」

「怪我は!」

「ないです!」

「そうか.,.」


俺は安心した。


「ヴェセル様こそ両手は大丈夫なんですか?!さっきの爆発で?!」


俺は両手を見る。

真っ黒だった手のひらは、いつもの肌色だ。


「大丈夫。」

「そうですか。よかった…」


クラルテがへたりこんで安心してくれている。

俺は何故か「嬉しさ」を感じた。


「それよりもヴェセル様!相手の魔王様をどうしましょう?!」

「湖に廃棄。」

「違いますよ!起こしますか?」

「ああ。」


俺たちは火炎の魔王を起こすことにした。

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魔王は歩く。(改稿版)
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