クラルテは火炎と話す
私たちは今、ダンジョン都市デインジャを出ました!
私はプロミネさんと話しながら横並びで歩きます。
その後ろにヴェセル様が着いて来るかたちですね!
私たちはダンジョン都市デインジャについて振り返ります。
あのダンジョンがすごかった、あっちのダンジョンもすごかった。
そんな感じの話です。
そして、話は今から行く場所についての話に移ります。
私は自分でも興奮しているのがわかるくらい、今から行くところ、鍛冶都市ガテツについて熱く説明します。
私の属性は「創造」。
無からでも有を作れます。
それには的確なイメージが大事です。
イメージが繊細ではっきりしているほど、できるものがしっかりします。
私は最近、一度でも見ていて記憶に残っているものなら、なんでも創造できます。
でも時間がかかっちゃうんですけどね。
逆に言えば、シンプルなものなら1秒もかからずに創造できますよ。
まあ創造の説明はこの辺りで終わりましょうか。
プロミネさんの属性は「火炎」です。
もしプロミネさんの性格が悪かったら、放火魔王です。
まあ、そんなことないんですけどね。
プロミネさんは真っ直ぐで嘘なんかが嫌いな、真面目な人です。
あっでも、たまに顔を赤くして照れている姿を見ます。なんなんでしょうか?
それで、問題はヴェセル様!
属性は不明ですし、魔眼も不明です。
無垢でなんでも鵜呑み、本を読むのは好きらしいのですが、あまり自分から行動しようとはしません。
なので!
私がしっかり引っ張っていきます!
とにかくガテツまではまだまだ遠いです。




