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護るための鎖

俺の散策は続く。


しばらくぶらぶら歩いていると、本を取り扱う店があった。

まだ読んでいない本はあるが、多いに越したことはない。

俺は真っ直ぐに本屋に入る。


本屋にきた。

店の内装は木造で梁と大黒柱があり、茶色だが深い黒色の光沢を放っている。

土台がしっかりしている印象を受ける。


俺は本棚にある本を見る。

ここにある本は、ほとんどが鍛冶にまつわる見出ししかない。

俺はクラルテからもらったお金で、読んだことのない本だけを買う。

特に、ここでしか買えなさそうなものを購入する。


俺は店を出ると宿に戻り、本を読む。


ーーーーー


創造系の魔法はイメージが特に必要な属性である。

イメージがはっきりしているものほどしっかりと創造できる。

材料があるならば、使った方が出来は良い。


また、創造系以外でも作れる属性はある。

しかしそれは特殊な属性での話であり、今からの内容には関与しない。


ーーーーー


俺はそこまで読むと、この透き通った白い濁りのあるインゴットを片手で持ち、想像する。

俺に合う武器。

そう思い、俺はしばらくイメージした。


クラルテを守れるもの。


願うのはそのことだけ。

それからどれだけの時間が動いたのだろうか。

数分あるいは刹那の時間。

俺は閉じていた目を開け、インゴットだったものを見る。


鎖。


俺の目の前にあるのは白く透き通った鎖。

よくわからないが俺の武器なのだろう。


俺はそれを麻袋にいれ、本の続きを読み、クラルテたちを待つ。

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