表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/122

魔王は宿で食べる

しばらくは毎日更新っす

俺たちは宿屋に入った。


「いらっしゃい。昼食かい?泊まりかい?」


宿屋の女将が聞いてきた。ここではご飯も食べられるようだ。


「泊まりでお願いします!二人で一週間分です。」

「二人で一週間ね。船に乗るのかい?」

「はい。なんでわかったんですか?」

「いやぁ、ほかのお客もみんな船が来るまでって言ってるからね。あんたらもそれかと思ったんだよ。」

「そうなんですね。お値段はいくらですか?」

「そうだね。二人で一週間一部屋なら大銀貨二枚だね。」

「はい、どうぞ。」


クラルテは大銀貨を二枚手渡した。


「はい。確かに受け取ったよ。」

「すみません、ご飯も二人分いいですか?」

「はいよ。じゃあ大銅貨5枚だね。」

「どうぞ。」

「よし、それじゃあ席について待ってな。」


それだけ言うとカウンターの奥の厨房に入っていった。


「ご飯何がくるのか、楽しみですね!」

「ああ。」


実を言うと俺はご飯を食べなくても生きていける。そういう魔王もいるらしい。

こうやってご飯を食べるのは娯楽や趣味としてだ。


「はいお待ち、宿の女将特製ミートソーススパゲティだよ!」


テーブルにドンと二皿、ミートソーススパゲティというものが置かれた。

見た目はスパゲティという麺にミートソースというタレがかけてあるだけだ。


「いただきまーす!」

「いただきます。」


手を合わせ俺たちはミートソーススパゲティなるものを食べる。


チュルチュルッ


美味しい。ミートソースというものから程よい味が出ている。ひき肉もいい感じの大きさで食べやすい。スパゲティ自体に味はあまりないが、丁度いい歯ごたえだ。


「ヴェセル様!美味しいですね!私の家では食べたことありません!」

「ああ。美味しいな。」


クラルテの意見に同意する。


こうしてその日は荷物を整理して寝た。

俺はクラルテに借りた本を読んでいたが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブックマークや評価、感想など‬ 是非よろしくお願いします。‬

魔王は歩く。(改稿版)
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ