表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
61/95

前の話が変な終わり方してましたので一話追加しています。

すみません

「お姉様。今日は王太子殿下がいらっしゃるって本当ですか?」


「エンジェル。もう少し落ち着くのよ。レディはそんな大声で話さないものよ」


馬車の中ではしゃぎまくりのエンジェルだ。


ふたりともドレスを新調し、オーロラは緑、エンジェルは黄色のドレスだ。

エンジェルのかわいらしい顔に黄色のフリルが可憐でよく似合っている。

オーロラの方は落ち着きのあるドレスにした。

一歳しか違わないのに三歳くらいちがうように見えるだろう。

今日ウォルターがお茶会に顔を出すという噂をどこから聞きつけたのは父は朝から上機嫌だった。

義母はあれから懇意になった『ミルティ』のシフォンケーキを注文しておいてくれ今日のお土産に積んである。

家の中でエンジェルと口を聞くことはまずないが、それでもケーキを持たせてくれるあたり、なんとか認めようと努力しているに違いない。


エンジェルはいまいち何を考えているのかわからない。

とにかくよく話をしてくることは確かだ。

常にあまり話さないようにはしている。


「ごめんなさい。つい嬉しくて」


何が嬉しいのかわからない。

何とか今日を早く終えてしまいたくてオーロラはやきもきしていた。


会場に到着するとオズワルド家の令嬢が出迎えてくれる。ナタリー・オズワルドと言ってエンジェルと同じ年の十六歳である。

ユリア王妃の弟の娘、つまりグラントのいとこにあたる令嬢だ。

くるくるとした茶色い髪が特徴で、美人というわけではなかったが、しゅっとしており公女らしく威厳がある。

前世でも今世も特に付き合いがあったわけではないのであまり知らないが、いつも同じ取り巻きを引き連れて夜会に出ていたイメージがある。

この数年間の間に外国に嫁いだ記憶があった。


「オーロラ嬢、エンジェル嬢、ようこそいらっしゃいましたわ」


「こちら、どうぞ。ミルティのシフォンケーキです。お口にあいますかどうか」


「まぁ。あまり手に入らないというあのケーキですか?ぜひ皆様でいただきましょう」


会場入りすると、ずらっと令嬢たちが並んでいる。いつも夜会で取り巻いている者たちだ。おそらくオズワルド公爵家の分家や傘下の貴族たちの娘が大半だろう。


お茶会は最初のはじまりは女性のみと決まっている。そのあと各令嬢の婚約者などの男性が来ることがあるがそれはしばらく二時間ほどこの状態が続いてからとなる。

ウォルターもその頃やってくる予定である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ