2021年03月弐分
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
射手 :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
新米狩人 :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。
冥界の人形 :冥王からもらった人形。勇者のお気に入り。
定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋
ダンジョン迷子センター:迷子になった冒険者を保護してくれる有難い施設。
ダンジョンの白い犬:警備犬の兄弟犬。賢く穏やかな性格もそっくり。
議長 :とある街の議会の長。
ある冒険者 :ダンジョンで迷った時に勇者に出会った冒険者。
【射手 放って置けない】
洞窟で壁が崩れて従者が取り残されたが、射手は自分で何とかするだろうと言って先に進もうとした。しかしプニプニ勇者が服を引っ張って聞く。
「じゅー…どっこ?」
勇者は従者が迷子だと泣きそうになるのだ。
「従者を迎えに行くぞ!」
そしてそれを放っておけない射手だった。
【見つけた】
「あっちゃ!」
定宿の裏庭で遊んでいたプニプニ勇者が嬉しそうに従者の所に駆けてきた。
「みちゅけた!」
「何を見つけたんですか?」
「あんね、あんね、ぴゃー!」
勇者はそう言ってまた駆け出してしまい、何を見つけたのか分らなかったが、楽しいなら良いかと思う従者だった。
【議長の頼み】
「会議には勇者にも出席して欲しい」
議長の頼みの意図が掴めず、従者は戸惑いながら返答した。
「勇者様が出席しても内容が分らないし、おやつの時間なので…」
「勇者とおやつを食べながら会議がしたいのだ!」
「おやちゅ」
会議は和やかに進んだが、何も決まらなかったという。
【また使い出すの法則】
(そろそろ片付けようかな)
冬の間プニプニ勇者が入って遊んでいた木箱を見て従者は思った。暖かくなり外で遊ぶようになると全く入らなくなったからだ。
するとそこに勇者がトコトコやってきて箱に入ってしまった。
「はっこ」
片付けようとすると、また使い出すの法則である。
【勇者の話】
「ダンジョンで迷って途方に暮れた時に現れたのが勇者さ」
ある冒険者が話していた。
「こっちをジッと見てたんだが、その内トコトコ歩いて来てな」
「トコトコ?」
「結局、勇者も迷子で、ダンジョン迷子センターの白犬に救助されたんだ」
プニプニ勇者の話に一同はほのぼのした。
【キレイキレイ】
泥だらけのプニプニ勇者と冥界の人形を見て、従者は転んだのだと分った。
「どりょどりょ…」
しょげる勇者に従者は優しく声を掛ける。
「お風呂に入って人形さんも勇者様もキレイになりましょう」
「おぷろ、やー」
(言うと思った)
その後、なんとかキレイにした従者だった。
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