2020年12月四分
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
魔学者 :魔法の力で色々な道具を作る研究者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
魔技師 :新しい魔法を作る技師。
裁縫師 :色々な物を縫う事ができる冒険者。器用で細工好き。
冬夜祭 :冬至に行われる祭り。特別な宝箱が出現する。
【裁縫師 クマのぬいぐるみ】
ある貴族に依頼された大きなクマのぬいぐるみを持って、裁縫師がやってきた。
「なんでギルドに?」
「勇者ちゃんの反応を参考にしようと思って」
「たー!」
「…改良が必要みたいだね」
クマのぬいぐるみを発見したプニプニ勇者が果敢に立ち向うのを見て、苦笑する裁縫師だった。
【裁縫師 細工好き】
裁縫師が貴族から依頼された大きなクマのぬいぐるみは、改良を重ねてプニプニ勇者にギュッとしてもらえるようになった。勇者がギュッとする様子を満足気に見て裁縫師は言う。
「後は紐を引っ張ったら変形する細工を付けるだけだね!」
(それ必要!?)
裁縫師は細工好きだった。
【冬の雷】
外は大荒れで冬の雷が鳴っていた。雷の光と音は激しさを増していく。
「勇者様、雷、大丈夫ですか?」
「たーちょぷ」
「怖くないですか?」
「ない」
「平気ですか?」
「へーき」
問い掛けに強気な返事をするプニプニ勇者だったが、従者の足はギュッとして放さないのであった。
【魔技師 暖炉の魔法】
「今度は勝つ!冬に絶大な効果のあるこの魔法でな!」
プニプニ勇者の所に遊びに来た魔技師が、また魔法を発動した。
「暖炉で十分に温まった状態で食べる氷菓が美味しくなる魔法を受けろ!」
「おいちー」
「本当だ。美味しい」
相変わらず目的不明の魔法だが、とても好評だった。
【冬夜祭の宝箱 白い枝】
冬夜祭のクエストではアイテムが入れ替わる特別な宝箱が出現する。
「勇者様、どれにします?」
「こえ」
(何だっけ、これ?)
プニプニ勇者は白い枝を入れ、それは別の宝箱に移動した。
「聖樹の枝!これで帰れる!」
望む場所に導くアイテム、聖樹の枝。見た目は白い枝である。
【冬夜祭の宝箱 星の飾り】
プニプニ勇者はアイテムが入れ替わる宝箱に白い枝を入れた。次に蓋を開けると星の飾り物に変わっている。
「ほっしー!」
それは裁縫師の作った星形の器で、アイテムが入っていたのだが、細工に気付かれずに飾り物として重宝されるのだった。
「良かったですね、勇者様」
「ちゅき」
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