2020年12月参分
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
道化師 :ふざけてばかりの冒険者。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
千里眼と主 :勇者の動向を探る二人。
猫姿の精霊 :定宿の裏庭にいる勇者を守護する精霊。
雪の精霊 :冬に現れる雪だるま型の精霊。猫姿の精霊の知り合い。
【冬夜祭 飾り付け】
冬夜祭に向けて、宿ではモミの木の飾り付けをする事になった。
プニプニ勇者と従者、そして冒険者たちは、思い思いの飾りを付けていく。しかし従者はある事に気が付いた。
「それ、アイテムですよね…?」
「そうだけど?」
冒険者あるある「冒険用のアイテムを飾りがち」である。
【小さな雪だるま】
「ちゅかまーた」
そう言ってプニプニ勇者が小さな雪だるまを持ってきた。誰かが作った物だと思い、従者は礼を言って元の場所に戻したが、実は雪の精霊だったのである。
「なんかプニプニに捕まったんだけど!?」
「それ、俺の守護してる勇者」
そして猫姿の精霊の知り合いだった。
【スケートリンク】
「勇者、氷上の訓練をするぞ!」
「お!」
新米剣士とプニプニ勇者は、街外れにあるスケートリンクに来ていた。
「手本を見せてやる!」
新米剣士はそう言ったが、すぐに転んでしまい、それを見た勇者も果敢に転んでいった。
「ぴゃー」
「そういう遊びじゃないんですよ、勇者様ー」
【小さな雪だるま 帽子とマフラーと人参】
「勇者に任務を与えるよ」
「お!」
道化師は何かを渡し、プニプニ勇者はそれを持って小さな雪だるまの所に置いてきた。
「任務完了だよ、勇者」
「お!」
小さな雪だるま姿の雪の精霊の前には帽子とマフラーと人参が置いてあった。
「なんで人参!?」
鼻に付いてるからである。
【氷の壁】
プニプニ勇者と冒険者は氷の壁で隔てられた。
「大変です!勇者様が氷の壁に頬っぺたをくっつけ始めました!」
「ちべたい」
「なんで勇者は頬っぺたを冷たいものにくっつけたがるんだ!?」
「分りません!」
その後、冒険者により、頬っぺたが少し赤い勇者が救助されたのだった。
【千里眼 毛布】
「主、勇者が大変です!」
「どうした?」
千里眼と視覚共有した主は、映像を見て驚いた。
「勇者がモフモフの毛布に幾重にも包まれているではないか!」
「冷え込んだので、従者が試行錯誤してこうなりました」
そして顔だけ出してスヤスヤ眠るプニプニ勇者を見て和む二人だった。
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