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プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
53/319

2020年12月壱分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


射手    :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。

道化師   :ふざけてばかりの冒険者。

戦士    :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。

狩人    :勇者のクエストのメンバー。探索が得意。

新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

暗黒騎士  :プニプニの扱いが完璧な勇者の強敵。

魔学者   :魔法の力で色々な道具を作る研究者。


勇者の定宿 :勇者や冒険者が拠点にしている宿。

料理方   :勇者の定宿兼食堂の料理担当。


聖竜    :高い知能を持つ竜の一族。

豪族    :暗黒騎士の知り合い。

【プニプニの幻影】

 射手が宿屋兼食堂に行くと、沢山(たくさん)のプニプニ勇者がチョロチョロしていた。

「何だ、これは!?」

 それは魔学者が開発した魔具(まぐ)の作った幻影である。

「なるほど。これで攪乱(かくらん)する訳か」

「あ、ちゃちゅだー」

 しかし勇者は(ひと)にくっつきたがるので、すぐに本体が見つかるのだった。



【勇者の勘】

 射手も魔具(まぐ)を使って多数の幻影を映し出してみた。声も其々(それぞれ)から出るので本体の見分けは付かない。

「勇者様、本物の射手さん分りますか?」

 従者が聞くと、プニプニ勇者は迷わずに一人に近付きギュッとした。

「ちゃちゅー」

「何で分ったんだ…?」

 勇者の(かん)は時々良く当たる。



【聖竜の笛】

 奪還(だっかん)した卵の礼として、聖竜はプニプニ勇者へ(ふえ)を贈った。一族の竜が助けにくる(ふえ)だという。

 ぷーぷー

 (ふえ)を吹く勇者に聖竜は忠告する。

「だが吹き過ぎてはならんぞ」

 ぷーぷー

(ひま)な者が集まってくるからな」

「呼びました?」

「来ましたよ」

 収拾(しゅうしゅう)がつかなくなるらしい。



【1プニプニ】

「プニプニ様は()プニプニ居ないのか?」

「はい。この(いち)プニプニだけです」

「れしゅ」

 新米剣士と道化師とプニプニ勇者のプニプニ様ごっこである。

「じゃあ、このプニプニ様にしよう」

「ありがとうございます」

「あーがとしゅ」

 そして今日も良く分からないまま進むのだった。



【暗黒騎士 再会】

 豪族は暗黒騎士を大声で呼び止めた。

「私の(かお)を忘れた訳ではあるまいな!?」

 暗黒騎士はプニプニ勇者を抱っこし直して会釈(えしゃく)する。

「お久しぶりです。ご子息はお元気ですか?」

「元気元気。今度騎士見習いになる」

 昔ベビーシッターをした家主(やぬし)との再会を楽しむ暗黒騎士だった。



【箱】

 木箱(きばこ)から食材を降ろすと、料理方は従者に(はこ)を片付けるように頼んだ。

「分りました」

 (こころよ)く返事をした従者だったが、すぐに後で良いかと尋ねてきた。

「どうした?」

「これ見て下さい」

 料理方が見に行くと、(はこ)に入ったプニプニ勇者が楽しそうにしていたのだった。

「はっこ」



【休憩箱】

 宿屋兼食堂の片隅に、(から)木箱(きばこ)が置いてあり、不思議に思った狩人が戦士に尋ねた。

「あれは何?」

「見ていれば分る」

 そう言われたので見ていると、プニプニ勇者が食堂をトコトコと一周して迷わずはこに入り込んだ。

「はっこ、はっこ」

 勇者が遊びの合間に休憩する為の(はこ)だった。

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

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