2025年11月参分 プニフワニャー
X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
道化師 :ふざけてばかりの冒険者。勇者の遊び相手。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
魔学者 :魔法の力を使って色々な魔具を作る研究者。
操印士 :あらゆる印を操る術者。手引書に頼って千万印の塔を攻略中。
ピヨたち :精霊の幼体。多数で一つの個体。フワフワでヒヨコのような見た目をしている。。
冥界の人形 :冥王からもらった人形。勇者のお気に入り。意思があり動く。
宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。
裏庭 :宿屋の裏にある勇者の遊び場。冒険者たちの鍛錬場もある。
猫姿の精霊 :宿屋の裏庭で勇者を守護してる精霊。眷属は猫。
猫たち :裏庭を集会所にしている街の猫。猫姿の精霊の眷属。
千里眼と主 :勇者の動向を探る二人。遠地にいる。
【声に反応】
『どっこー?』
「お?」
どこからか声が聞こえプニプニ勇者はキョロキョロした。
「勇者様の声を記録してみました」
魔学者が記録晶を見せる。
『どっこー?』
「ここー」
声に反応して勇者が応える。
「これは記録した声で…」
「ここー」
聞かれたら答えてしまう勇者だった。
※11/16は「録音文化の日」でした。
【操印士 盤上】
「盤上を移動して扉まで行きますよ」
手引書を閉じると操印士はプニプニ勇者や従者と歩き出した。
「こっちゅー」
「あれ?行けません」
「動ける方向が決まっているようです」
「そっちゅー」
「行けました!」
「次の方向は?」
「あっちゅー」
色々試して扉を目指す三人だった。
【プニフワニャー】
≪何だ?≫
猫姿の精霊の前にプニフワニャーなものが現れた!
「ぴよよー」
ピヨピヨ。
「にゃー」
ニャー、ニャー。
≪勇者に精霊の幼体たちがくっついて、その周りに猫たちが集まっているのか≫
裏庭でポカポカの塊になっているプニプニ勇者とフワフワなピヨたちと猫たちだった。
【自分で片付け】
「勇者様、ごちそうさまですか?」
「ごちゅちょーちゃましたー」
従者はプニプニ勇者の食器を片付けようとした。
「ゆうちゃ!」
すると勇者が木の皿を持って従者を見る。
「自分でお片付けしますか?」
「おたたちゅけ!」
自分で皿を厨房へ運ぶのが最近の流行りの勇者だった。
【浮遊魔法で片付け】
「おたたちゅけ!」
プニプニ勇者は食べ終わった皿を厨房へ運ぶ。
「びゅーん!」
そして木の皿をカウンターへ置く為に浮遊魔法を使った。
「はい、ビューン」
呪文を唱えると従者が来て勇者をカウンターまで持ち上げてくれる。
「おたたちゅけ」
勇者の浮遊魔法は人力なのだ。
【千里眼_呪文の事実】
「主、勇者の呪文で興味深い事が分かりました」
「何!」
千里眼は主に道化師とプニプニ勇者が映る記録晶を示す。
『勇者、新しい呪文なのネ』
『ちゅもん』
『“テッテルモ”なのヨ』
『てってりゅもー!』
「呪文は道化師が考えていたのか!」
勇者の呪文の事実を知る二人だった。
【鼻ムギュとシャーッ】
「にゃー、いた」
「猫さんが寝てますね、勇者様」
勇者と従者は寝ている猫を見つけた。
「にゃー、ねんね」
(猫さんに鼻ムギュしないと良いけど…)
しかし勇者は猫をそっと見守った。
「はにゃ、ちゃー」
何故なら前に鼻ムギュをしようとしてシャーッとされた事があるからだ。
【起こされた勇者】
「大変だ!勇者を起こしちゃった」
新米剣士は慌てて従者に声を掛けた。
「むあー!」
プニプニ勇者はお昼寝場所で寝ぼけたままご機嫌斜めである。
「人形を抱っこさせて毛布を掛け直して」
「分かった!」
従者の指示通りにすると勇者はまた眠り出した。
「すやー」
(良かった)
※お読み頂き、ありがとうございます!
楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、お読み頂き、ありがとうございます!
気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、いいね、感想など、少しでも反応を頂けると励みになります。
こちらはX(旧:Twitter)でほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、#プニプニ勇者 と検索してくださると嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!




