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#108 お土産話と次の旅行

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#108 お土産話と次の旅行


11月。

3泊4日の修学旅行が終わり東京に帰ってきた僕たち。

週末。山村と幸佳が北海道土産を持って僕の家にやってきた。


ピンポーン....


「こ、ん、に、ち、は。お姉さん☆」


「あ、山村ー!幸佳ー!この前ぶり!」


姉は喜んで山村と幸佳を入れる。


「お疲れ、友。」


「おう、お疲れ。」


リビングに着くと幸佳は早速お土産を広げていた。


「何何何それー?!もしかしてお土産?やったー!!」


姉はめちゃくちゃ食いついている。

おい、はしたないぞ....


「これ...みんなで...食べる、か...?」


そうして取り出したのはなんと、

空港で山村におねだりしていた生キャラメルポップコーン。

幸佳...お前ってやつは....


「あと...これと、これと、これと....」


とうきびチョコにフロマージュサンド、じゃがバタースナックに

シーフードせんべい....思ったよりいっぱいあった。


「うわーっ!色々あるんだねー!こんなにたくさん食べてもいいの?」


うんうん、と頷く幸佳。

何はともあれその気持ちが嬉しかった。


「僕からも君たちにお土産だよー。はい、これ。」


何っ、僕にもくれるのか?!

一緒に行ったのにその思惑には気づかなかった。


「へぇー!シマエナガのキーホルダー!

しかもみんなお揃いだね!!ありがとう!!」


「ま、まさか俺にもくれるとは...ありがとな、山村....」


その言葉に少し照れているような山村。

思わず口元が緩む。

そして....


「...これ...!!とっても...美味しかった.....」


幸佳は続けて超巨大バーガーの写真を姉に見せる。これは.....!


「おや。これはこのはが撮ってくれたやつだねぇ?」


函館のバーガー屋で撮った写真。函館も楽しかったなぁ....


「...え、ええ?!何これ!?でっか!!幸佳の顔くらいない?!」


いや、もっとあるだろ...

実物を傍で見ていたが、あれは確か2、30cmくらいはあったぞ。


「幸佳ってばねえ?これをひとりで平らげちゃったんだ、よー?」


「ええ?!マジ?!!」


何度も写真のバーガーと幸佳を見て驚愕する。

そりゃあ驚くわな....

すると...


ピンポーン....


「あれっ、ちょっとごめんね...」


チャイムが鳴ったので姉はすぐに確認しに行く。

そして...


「はーい、どちらさま...って、タイゾウ?!」


なんだ、やってきたのはタイゾウだったのか。

姉が叫んだのですぐわかる。


「おお、師匠...!

...おや、今誰か他にお客さん来てはったんでやす?」


すると山村と幸佳は玄関のほうに顔を覗かせて軽く頭を下げる。


「ああ、弟くんの!この前はありがとうでやすな!」


そしてこれを見た姉は....


「そうだ!!せっかくだからタイゾウも一緒に北海道土産を食べようよ!!」


「ほ、北海道土産?!」


こうしてタイゾウを含めた5人はリビングに集まるのであった...。


------


「へえ、修学旅行で北海道に行ってきたんでやすね。」


タイゾウは興味津々でお土産を見比べる。


「....んで、タイゾウは何の用があってきたの?」


姉は北海道のお菓子を食べながら言う。


「...あ、そうでやした。実は今度の冬、

なんと名古屋での初公演が決まったんでやすよ!!」


「おお、おめでとうございます...!」

山村が拍手する。


「それはほんとおめでとうだよ!!」

姉も拍手している。


「ありがと、ありがとでやす....それで....」


タイゾウは照れながらカバンの中を漁る。


「はい、これ...!師匠と弟くんに招待券をあげるでやす!!」


タイゾウから直々に招待券をもらう。


「も、申し訳ないのでやすが、お友達の分は....」


...と、山村と幸佳を見て謝るタイゾウに、山村と幸佳は...


「もしかしてこの公演ですか?」


カバンから招待券を取り出す。

なんとそれは、タイゾウからもらった招待券とまったく同じ券なのであった...


「なっ、なんで2人とも持って....」


「忘れたんですか?僕たち、あなたの親友くんのい、と、こ、だ、よー?」


「そ、そ、そ、そうだったんでやすかーー?!!」


なんだ、今の今まで知らなかったのか....

姉(師匠)に夢中で僕たちの関係を今はじめて知ったタイゾウなのであった。


------------------------------------------------------------------------------------------------


翌週。月曜日。

久しぶりの学校にやってきた。


「おはようっす。」


美歩が朝から話しかけてくる。


「お、おはよう、美歩...」


「...なあなあそういえば翔。

来月佳穂姉が遊びに来るんっすけど、一緒にどうっすか?」


な、何...?!

美歩から僕を誘うとほ珍しい。


「っていうのも瑠香姉はその日、用事で来れないらしくって...

藍や優衣奈もちょっと来れそうにないっていう状況で...」


「...なら2人で遊べばいいじゃん....」


「いや、それがなんと佳穂姉、特盛が食べれるお店に行きたいらしいんっすよ。

2人じゃ心もとないから、他に来れる人を誘ってほしいとのことっす。」


特盛か...

言うても僕はそんなに食べることへの自信は...

...いや、待てよ....大食いと言えばこの前の北海道で.....


「あ...うん...あの...そういうのは僕よりもあの人のほうが得意かも....」


「あの人?」


そして僕は、美歩を連れて山村と一緒にいる幸佳のところへやってくる...。


「おや、どうしたんだい。友、美歩?」


僕と美歩は山村に事情を話す。


「...なるほど。それで大食らいの幸佳を一緒に連れて行きたいと....

いいよ。もちろん僕と友も付き添うけど、ねー☆」


なぜか僕と幸佳の参加権を山村が決める。

まあいいけど....


「みんな...!ありがとうっす!!」


すると美歩は早速スマホを取り出して佳穂姉に連絡する。そして...


「んじゃ、来月、15日にこの店の前に集合っすね!!」


美歩が見せてきたスマホの画面には超特大のかき揚げ丼が写っていた。

な、なるほど...?


こうして大食いに挑むことになった僕たち。


まったく....

みんなといると暇しないな...

そう思う僕なのであった...


続く...


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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