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くそみたいなラブコメ  作者: 鯵鯖
4/10

#3

こっちがある程度まで進んでからヴァルキュリアと両立して進めたいと思います。


ヴァルキュリア待ってた人がいたらすいません許してください何でもしますから(何でもするとは言ってない。)

「――――――はっ!」


俺はカッと目を見開き、起きた。


今日は4月21日現在時刻は6時30分。いつも通りの起床時間だ。


……いやー、しかし……いやいやいや。妙にリアルな夢を見てしまいましたなぁ。


いやー、まさか最後トラックに跳ねられるとかどこの異世界転生ハーレムラノベだよwww


まさか俺が夢に見るほど異世界転生したい欲求があったとは驚きだで。自分のことながらビックリだわ。


……あっ、でも俺異世界転生してねーわ。


何だよー!少しくらい夢じゃなくて本当に異世界に転生しちゃった説期待したのに~。


…………あー。夢ながらおもろかったおもろかった。……さて、朝飯食い行こ。


ベットからのそのそと出て、制服に着替えた俺は、一階のリビングへと向かっていった。


…………おん?おんおんおん?


何かこの匂いどっかで嗅いだことあるぞ。


さてどこだったかな…………あっ!夢の中だ!


あの夢マジでリアルだったからなー。食べ物の味と匂いまでするとか再現度高すぎない!?


……そしてこの匂いってことは朝飯はアレだなきっと。


「おはよう、母さん。」


「おはよう。今日も早いわね。調子はどう?」


そう俺に問いかけてきたのは俺の母親、実年齢38歳自称永遠の18歳だが、そう言っても通じそうな見た目の東香里。


アラフォーながらも大人びた10代後半のような見た目であり、普通に美人。平凡なサラリーマンのはずの親父が何故こんな美人と付き合えたのかは東家の七不思議の一つである。因みに今もっとも有力なのは親父が作っちゃった婚説だ。


ポニーテールにした茶髪を揺らして世話しなく料理をしながら俺に微笑みかけてくる姿は当に天使そのものである。可愛い。


…………べっ、別にマザコンじゃねえし!


「いつも通りだよ。」


「それならよかったわ。……今日の朝食は何だと思う?」


はい出たー!我が家恒例の朝イベント、今日の朝食予想ゲーム!


現在通算13連敗しているわけなんだが、今日は何故か当てられる気がするぞ。


匂いがのやつ夢と同じってことは……


「…………焼き鮭、豆腐の味噌汁、サラダ。」


「……凄いわね。何で分かったの?」


母さんは驚いたとでも言うように目を見開いて口をポカーンと開けていた。


……や っ た ぜ。


遂に成し遂げたぜ。我が敗北の歴史に、今遂に勝利の文字が刻まれたのだ。


「……いや~。たまたまだよ。たまたま。」


ホントに偶然ですな~。あっはっは!


まさか朝食が夢の通りだったとは偶然ですなぁ!あっはっはっはっは!


「たまたまか~。……くそ~、今日も勝てると思ったのに~。」


「ふっ。甘いな母さん。……ま、これからも挑んでくるがいいさ。」


「く~……一回勝った程度で調子にのりおって~……明日からは絶対勝つから!」


「はっはっは!何度でも返り討ちにしてやろう。」


悔しそうな顔をしている母が運んできた朝食を、朝食を当てたことで気分がいい俺は、高らかに笑いながら食べた。


しかし、そんな風にただ純粋に笑い飛ばせたのは、この時までだったのだ―――――


*****


―――――あっはっはっはっは!


あっはっは……はっは……はっ……


笑うしかねぇ。……いや、ぶっちゃけ笑えねえけど。


朝のニュース、ゆーちゃんとの会話と逃走劇、大地とその他のつまらん会話、授業中の会話、大地と帰るときに話しかけてきたピンク髪の女子……全部、夢と同じじゃねえか。


あっはっは……笑えますなぁ。まさかあの夢が正夢だったとは思いませんでしたわ。


俺はいつから正夢が見れるようになったんだ?……あっ、今日か。


…………ん?待てよ。夢通りにいくとこの後確か…………


「―――――あっ!おいっ!陽治っ!」


ハッと思い出して横を見てみると、目の前にトラックが迫ってきていた。


俺……トラックに跳ねられて死ぬんだったわ―――――


*****


「―――――っ!」


そこで俺はカッと目を見開き、起きた。


「…………」


「……………………」


「………………………………」


何も言うまい。何も考えまい。


少しでも考えたり、言ったりしたら負けな気がしていた。


そう思い込もうとすることで俺は今現在直面している事象から少しでも目を逸らし、現実から逃避しようとした。


……しかし、俺は目覚まし時計の日付を見てそれを確信してしまった。


目覚まし時計は4月21日6時30分をしっかりと示していた。


因みにこいつは電波時計のため狂っているはずがない。狂っているとすればそれはニュースになるレベルの問題のはずだ。


……つまりそういった現実的にあり得ない可能性を排除したとすればこれは―――――


「―――――俺は……………タイムループしている…………?」


どうやら俺は、相当面倒なことに巻き込まれてしまったようだ。


……あー、笑えねー…………


明日更新できるかわからんです。


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