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休まらぬ異世界

連絡を受け、大急ぎでギルドへ駆け込むとシェーナさんに迎えられ。ギルドの医務室に案内された。


「リュータ!」

「は~い」

「意識を失ってダンジョンの前に倒れているところを発見されたと聞・・・・目を覚ましたんですか!」

「ああ、うん」

「シェーナさん!気を失ってるって!」

「いや、さっきまで本当に気を失っていたのよ。だいぶ大怪我していたし。G並みの生命力ね。

 リュータ君、私は業務に戻るけどしばらく安静にしててね」


そういってシェーナさんは医務室から出て言った。


「心配掛けてごめんなリーナ」

「いえ、とにかく目が覚めてよかったです。・・tって、そうじゃないです。リュータ!」

「はい!」

「ごめんなさい!本当にごめんなさい」

「いえいえ、こちらこそ・・って何が?」

「その・・今日の昼間の森でのことです。

 リュータは最初から私のことを大切に扱ってくれたのに、

 私が勝手に疑い続けて、挙句の果てには優しいリュータを怒らせちゃって

 本当にごめんなさい」

「ああ、そのことなら俺も悪かった。

 とっさのことだったとはいえ、叩いていしまって・・

 でも、これだけは改めて言っておきたい。これからは自分を卑下しないでほしい。

 何かあったら言ってほしい、苦しかったら相談してほしい、少しでも力になりたい。

 そして、リーナを幸せにしてやりたい。また、笑えるようになってほしい」

「そんなの・・・ずるいですよ・・自分だって無茶して倒れたくせに・・私ばっか迷惑かけて

 私は・・私は・・笑ってもいいんでしょうか?幸せになっていいんでしょうか?」

「もちろんだ」





それから泣き始めたリーナをあやすのに2時間かかった。今は、泣き疲れたのか眠ってしまった。

今のうちに確認しておくかな。”ステータス”


名前:リュウト シラヌイ 種族:何だと思いますか 性別:男 LV:19856

HP:100000/100000 MP:1000000000/1000000000


STR:1000000000

DEX:2300000000

VIT:10000000

AGI:10000000

INT:100000

MND:1500000

LUK:0.01


スキル:武器召喚・成長補正・気配探知・暗視・瞬間移動LV4・鑑定LV7・隠密LV8

    魔神LV8・武神LV6・邪神眼LV1・大罪(強欲・???)

    竜化・飛翔・ドラゴンブレス・地獄の咆哮

 称号:巻き込まれ人・邪神の眼をもつ者・涼香の加護主・リーナの主人

    リーナの加護主・妖刀使い・世界神に見守られし者・理の超越者

    竜殺し・人族をやめし者・竜の力を宿し者



う~ん、スゴイコトニナッテルナ~。

強欲スキルのせいかドラゴンの力も手に入れちまったし、全ステータスが相変わらずの運以外は爆上げされてるし・・・竜化カッコ良さそうだな。また今度時間のあるときに確かめておくとして今はリーナの寝顔を拝みながらゆっくりとするか「モンスターの大軍が攻めてきたぞ=!冒険者は王都の西門に集まれ!」

ハァ、異世界は俺に過剰労働を求めているらしい。


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