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何も感情が湧かない私

私は、仲間唯【なかまゆい】

この出会いは失敗なの?

現在32歳になった今、元気に過ごしています。

結婚もしました。

でも、まだ想い続けています。

出会ったあの時から。

小学校の卒業式。


正直、戻りたいと思わない小学校生活。

私には友達運がないのかな?

単純に自分には合う子がいなかっただけ?

別にときめく男の子もいないし、男の子だって私のことをときめいたりなんてしてないと思う。

地味に勉強はできたけど、私自身が地味すぎて勉強できたところで目立つわけでもない。

見た目は・・中の中ぐらい。

まぁ、普通。ごく普通。


小学校の1年生から3年生ぐらいまではよくある子供の仲良しこよしな感じで過ごした。

4年生位からちょっとずつ男女の噂が広がったり、あの子がむかつくだの裏切られただの、絶交だのちょっとずつ心が大人になってきているというか・・

会話も大人びてきたような気がする。


そして6年生になった4月の始業式。

あんまり思い出のない小学校時代を振り返っても仕方がないから中学校から自分改革を始めようなんて密かに考えていた。

これは誰にもバレずに、1人で密かに考えていたこと。

あと1年、あと1年。

この1年は何も変わらずそのまま地味で、ある程度勉強はできるけど目立たず、適当な1年を過ごしたら良い。

もう小学校時代は捨ててしまおう。

そんな気持ちで6年生がスタート。


正直、めちゃくちゃ仲の良い友達はいないけど

1つずつ終わる学校の行事に、寂しさは感じるようになっていた。


6年生の最後の終盤行事と言えば、修学旅行。

行き先は長崎。

《ハウステンボスか・・。友達がいたら楽しいんだろうな》

班行動のスケジュールを決めている中、私は心の中でそうつぶやいた。

《もし楽しくなかったら、家族旅行でお母さんにお願いしたらいっか。》

そんな気持ちもつぶやいてしまったり。


小学校に入学すれば、いずれはくる修学旅行。

低学年の頃は大して考えてなかったけど、高学年になりつつある頃からちょっとずつ修学旅行が憂鬱に思えてきていた。

たかが2泊3日。

適当に話を合わせて笑っていれば、一瞬で過ぎるだろうって思い込ませるようにした。

班行動の話は女子メンバーがわがままの言い放題。

男子たちはあんまり興味がないのか女子の話を聞いていない。

なんなら、ゲームの話をしちゃったり。


《それにしてもこのメンバーで過ごすのか・・まぁほとんど誰ともしゃべったことないけど。私以外の女子たちはホテルの部屋で大盛り上がりなんだろうなぁ。私は入れないや。》


なんて、窓の外の運動場眺めていった時、


「お前はどっかないの?」


なんか声が聞こえた。


隣に座っていた中谷くんが突然喋ってきた。


正直違うことを考えていた私は全く聞こえていなかったから無視をしてしまったようだ。


「なぁ、、おい!」


ちょっと強めの言葉だったので、なんとなく耳に入ってきた。

でも、私に話しかけているなんて思ってないので顔だけ

話し合いの方へ向けた。

すると、隣の中谷くんが私の目を見つめていた。


《あ、私に言ってるのか。》



そんな私はちょっと無愛想だったかもしれないけど、

「あ、、うん。特に」



そんなことを言ったような気がする。


「仲間もちゃんと話し合いに入れよ!これで小学校の大きい行事を最後だぞ!」


って私にしか聞こえない声で言ってきた。



「あ、うん・・」

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