28 レンアッシューの視線
「あのクソ狼だ!」
「あ、あいつのこと嫌いなんだ!」
「とりあえず全部まとめて話そう、みんなでな」
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レンアッシューの視線
俺は初めてスライムに出会った時、
圧倒的な力を感じた。
そして同時に弱くも感じた。
だから俺は様子を見た。
奴は力を隠していたのだ。
奴は空間倉庫と言う技を使い、
俺たちを見事にコテンパンにした。
俺たちはゴブリン王が来るため、
作ったアジトを壊しここまで来たのだ。
しかし食料が少ない、なので狩らないといけない。
それがたとえ強いスライムだとしてもだ。
しかし、このスライム、まるでレベルが違った。
戦いが終わって俺たちは交渉した。
確かに仲間が死んだのだが、
それは当たり前のことだ。
次に猪が来た。
しかも、食料不足な俺たちに絶好なタイミングで…
しかし、その猪達は、一頭一頭が強力な力を持ち、それが約100頭の行列を作る、
化物猪だった。
しかし、今回は2頭だった。
1頭だけなら相手にできると思ったのだが、
やはり強かった。
だか、スライムのおかげで助かった。
このスライムが住処に案内してほしいと言ったのだ。
こんな奴を案内しても大丈夫かと思ったが、
意外に大丈夫であった。
そして長老とお話ししてた、
何を話していたかは知らんが、
少なくとも長老の毒舌でダメージを負っていたらしいな。
そして今俺たちは、
あのスライムは戻ってこないがゴブリン王を倒すため準備をしているだ。
しかし…………
「まさか、こんなことになるとは」
「敵襲がきます」
「ほう、まさか、そっちから来てくれるとは……」
「白の大群とゴブリン、さらに大量の虫です」
「え?、は?」
「な!、さらに四天王の虫王が来ております」
「・・・・・逃げるぞ」
「だめです、囲まれております」
「数はどれぐらいいる!?」
「もう数え切れません」
「長老にすぐ知らせるんだ!」
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「フムフム、とりあえず様子を見よう」
「逃げないですか、長老」
「だいたい、虫王とゴブリンが、なにがあって手を組んでのかわからん」
「それに、正確にここまで来てるということは、」
「まさか………」
「あのスライムが何かやったんだろ?」
「確かに、ただのスライムじゃないと思っていましたが……」
「そうだな、わしも、ただのスライムではないと思うとったが」
「「これは異常すぎるだろう!!!」」




