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窓辺  作者: 馬財 令子
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どこに行きたいか。

今いるところじゃなかったらどこでもいい。

違う場所に行けばそれだけで僕は進んでいるような気がする。

すごろく盤の上ならば、僕はずっとサイコロを振らないでスタート地点に突っ立っているだけ。

順位はどうあれ、すごろくの目を勧められる人はなにかしら、人生を送ることができる。

羨ましいね。

億万長者でも、大家族でもいい。

借金大魔王だって、

生きてるからその結果があるのだからな。

私はどうだろうか。

一マスでも進めようとしたのか?

いや、ずっと怖がっている。

自分一人で放りだされることを恐れている。

完璧な歩き方なんて、いいことづくしの目に止まるなんて事を目指しているから、だめなんだ。

僕は臆病者。

人を横目に、僕は何もしない。

一番卑怯だね。僕の一マス。

サイコロに、運に、負けるのが怖い。

怖い。

気持ちはどこに行きたいのか?

一歩を踏み出す力が欲しい。

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