表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お江戸でござろう?  作者: satomi


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/11

第3話


 父上も女性に疎いのよね。アッサリ父上と楓さんは破局したみたいだけど。あの子のその後が気になる。

 楓さんはつまり、父上と他の人と二股をしていたということよね?父上は呆然としちゃってキチンと仕事はしてるみたいだけど。玄関の写真に「やっぱり私にはお前だけだぁー!」とか言って張り付くのは止めてほしいです。

 


 しばらく様子を見ていましたが、噂の将校閣下はやはり浮気性のまま。そりゃあ、れいは14才ですから、20才の将校閣下から見れば子供子供でしょうけど?殿方の浮気というのは病気や性癖のようなものでなかなか治るものではないと聞いた事があります。

 れいが絶世の美女に成長すれば別でしょうけど。絶世の美女になる確率あると思うんだよなぁ。母上も麗しくも美しい方だったし。今だって美人って女学校で有名だし。


「お姉様!流石はお姉様です!お姉様の婚約者にと、元帥閣下が名乗りをあげているそうよ!」

 元帥閣下?なんだか畏れ多い。元帥閣下に噂の将校閣下を諫めていただきたい。

 しかし、どんな方だろう?元帥はテーブルに座る仕事が多いのかしら?実際に現場に出る事は?剣術でお相手したいわ。常に現場にいる人に勝てるとは思わないけど、そうでないなら…。

「ふふふ、お姉様も興味がおありのようね?元帥閣下は元華族。名前は南郷良一様。御年21才!若くして元帥閣下のかなりのキレ者と評判よ!」


「うわー‼この越後屋は誰が継ぐんだー」

 父上の叫びももっともだと思う。

「父上、男兄弟がいない私達に訴えないで下さい。私、もしくはれいが婿養子を取る以外に方法はないでしょう?」

「だがなぁ、華の婚約者候補が元帥閣下でれいの婚約者が将校閣下じゃあなぁ……」

 気持ちはわかるが、れいは婚約破棄をするかもしれないし、私は会ったこともないし。


 れいに街中に流れる噂を聞かせた。将校閣下が浮気性だと。

「その噂ならだいぶ前から耳に入っていますわ。その頃から、将校閣下の事は妄信できなくなりましたの。いくらプレゼントをいただいても何も思わなくなりました。昔は胸躍らせていたんですけどね。浮気性の男性と結婚すると後で苦労すると聞きますし。将校閣下の有責で婚約破棄できないかと内々で婚約破棄に向けて進めているところですのよ?」

 れいは私が思っているよりもしっかりとした考えを持っていた。そして……恐ろしい人だった。



 その後父上はこの家にずっと仕えてくれているアキと再婚した。アキならば私もれいも為人をよく知っているし、人間性に問題はない。

 アキが男の子を産んでくれたらなぁ。



華ちゃん、色々頑張れ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ