表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オレたちエクソシスト  作者: 地野千塩


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/47

番外編短編・呪いのデスブログ編(3)

「呪いのブログ?何それ」


 直恵は、たまたま教会のそばまで来ていたようなので、この件を相談してみた。


 教会の礼拝室の隣にある多目的室に呼び出し、詳しく事情を話す。


「直恵は悪霊が見えるんだろう。これはどういう事かわかる?」

「そうねぇ」


 直恵はしばらく黙ってスマートフォンで、愛歌のブログを見たり、匿名掲示板を調べていた。


「うーん。その愛歌さんは、ダンナさんのファンから霊的攻撃をかなり受けているかも。いわゆる生霊ってものだけど、人の嫉妬や念を食べた悪霊ね。儀式抜きの非公式の悪霊との契約でしょう」

「つまり愛歌さんは、逆恨みされてこんな状況に?」

「っていうかブログの呪いはないわよ。全部こじつけ。たまたま愛歌さんがブログに取り上げただけで、その商品とかが呪われるとか無いから」


 直恵はクールに断言した。


 こういう噂はどこにでもあるらしい。アメリカでは、とあるドラマに出演した俳優が次々と事故や病気にあっている呪いのドラマというも存在するらしいが、それも全部こじつけだという。


「でも、何でそんなこじつけが生まれるん?」

「わからないけど、人間の思い込みにも力があるからね。プラシーボって知ってる?」

「知ってる!」


 確か病人にニセの薬を与えても、身体が回復したという実験だ。それを思うと、確かに人間の思い込みは力があるのかもしれない。


「ただ人間の心は罪で壊れてるからね。いくら良い思いこみや思考をもっても、良い結果になる事はないかも。むしろ、愛歌さんのブログみたいに呪いとか悪い思い込みの方が、生き生き動く感じよねぇ」


 直恵は、深くため息をついた。


「つまり、どうすればいいの?」


 篝火は、一番知りたい事を聞いた。


「まあ、特に実害は無いと思う。今まで通り、普通にブログを書いても問題無い」

「そっか。なら良かったよ」

「でも愛歌さんは、立場上、嫉妬心や念受けやすいからね。愛歌さんの為に血潮の祈りをしましょう」


 という事で、二人でしばらくイエス様の血潮を宣言する祈りを愛歌の為にしていた。


 この祈りは、悪霊がかなり怖がるので、愛歌に向けられた霊的攻撃も弱くなるだろう。


 案の定、愛歌から、匿名掲示板で悪口などを言われないようになったという連絡を受けた。これからも楽しくブログを書いていくという。


 悪霊追い出しとまではいえないが、問題が解決して良かった思う篝火だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ