第3話:人間の街
さっきようやく書きあがったばかりで見直しもしてないので誤字が多いと思われます。
お許しを。
投稿2日目だし今日サボるのは流石にマズいなと思って急遽さっき書き始めたんです。
人間の街に着いた。
門では少しだが人が並んでいる。
どうやら検問をしているようだ。
1人1人に時間をかけているのでかなり待たされることが予測されるが、そこは我慢するしかないだろう。
無理にこっそり入ってそれがばれたりでもしたら最悪だ。
結局30分ほど待たされて、俺の番が来た。
「止まれ。トリニの街に何の用だ!」
「私は田舎から来たのですが、剣の腕には自信があるので冒険者になろうと思いまして……」
まあ運動神経には自信はあるが剣なんて全然自信はないけど。
別に本気で冒険者になりたいわけじゃないし。
あくまでダンジョンの報告時に不自然に思われないようにだし。
「そうか。では身分証明書は無いのか?」
「はい」
そうか。
きっとギルドカードのようなものが身分証明書になるのだろう。
「では銀貨5枚を払ってこの紙に血を落とせ。それと冒険者ギルドに行きたいなら銀貨2枚で案内してやるぞ」
俺は言われた通り渡された紙に血を落とす。
果たしてこれに何の意味があるのだろうか。
うーん、銀貨2枚か。
正直100枚持ってるしそれぐらいなら安いものだ。
とはいえこれから何が起こるか分からない。
状況によってはその『たかが銀貨2枚』に泣くことになるかもしれないのだ。
それにギルドの場所など邪神様に教えてもらえばいい。
どうせ暇だって言ってるしな。
「うーん、街を観光もしてみたいですし観光しながら自分で探すので案内はいいです。あ、これ銀貨5枚です」
適当な言い訳で誤魔化して通行料の銀貨5枚を払う。
「そうか、では最後に持ち物検査をする。分かってると思うが武器の類は構わねえが違法薬物や他国の間者や盗賊と断定できる物を持ってたら即刻奴隷落ちだからな」
「はい」
怖いなぁ。
まあそんなものは持ってないし大丈夫だ。
むさくるしい男に体をまさぐられるというのは最悪だが我慢するしかない。
やがて持ち物検査が終わり……。
「問題なかった。通っていいぞ」
ふぅ、やっと終わったか。
正直もう街には来たくないな。
いや、とにかく今は冒険者ギルドか。
要件を済ましてとっとと帰ろう。
あの検問の騎士には観光なんて言ったが観光なんてしてられないしな。
それにダンジョンの事も心配だ。
待ちからもそこそこ離れてるしそんなすぐに見つかっ足りはしないと思うが、ダンジョンに置いてきたのが100DPのジャイアントラビットだけってのも心配だ。
あと750DPも残ってるんだしもう少しモンスターを召喚しておけばよかった。
俺も全然冷静じゃないな。
いや、今はそんな心配よりも一刻も早く目的を済ませることが先決だな。
「邪神様、冒険者ギルドの位置を……」
「門をまっすぐ行って2つ目の十字路を右に曲がればすぐだ」
……なんか食い気味に答えられた。
よっぽど暇なんだろうなぁ。
こりゃさっさと楽しい展開に持ち込んであげないとね。
俺は言われたとおりに早歩きで進む。
するとむさくるしい男の騒ぎ声が聞こえてくる。
ここか。
建物は2階建てで木造建築だ。
大きさはかなりのもので、屋敷と言っても差し支えない規模だ。
さてと……。
じゃあ入りますか。
冒険者ギルドに。