プロローグ
とある家から何かが飛び出した。
それは猫のようなものであった。
それは、二人の幼い子供と四人の女性を連れて、闇に消えていった。
次の日、その家の住民である女性は昨晩の出来事を覚えていなかった。
しかし、何かが起こったのは間違いない。
彼女は、まだ寝ている息子を起こすために、寝室へ向かった。
その日から、日本は二つの勢力によって支配されるようになった。
そして、驚くべきことに『基本的人権の尊重』が廃止されたというニュースが放送された。
しかし、憲法自体は変わってはいないらしい……
これは、少年少女の変わらない日常の話である。
そして、時が経ち、場面も変わった。
近未来的な建物、つまり都庁の中に少年少女はいた。
その中の1人はモニターがある部屋に閉じ込められていた。
どうもヤバいようですぅ。
皆さんをようやく解放したと思ったのに……
次は皆さん別々の空間に連れて行かれてしまったようですぅ。
ちなみに、僕はメモをとるのが大好きな普通の中学3年生男子ですぅ。
中学生になってから、いろいろなことをメモっていたら、あれに捕まってしまったのですぅ。
確かこんなことを言われましたぁ。
「君はすべてのことを知り、メモにまとめてしまった。だから、君のメモは私たちにとって良くないものだ。……そんなことさえしなければ、君は無事だったのにね……あっ、無理か。君は解放軍に関わってしまったんだった。少しでも、関与したらみんなこんな目に遭うのだ!」
そうして、僕は気絶させられ、この部屋に連れて行かれたのですぅ。
良かったことにメモは取られませんでしたぁ。
このメモさえあれば、何でもできる!
みんなみたいな能力があれば、この状況をなんとか出来るかもしれないのに!
すると、僕の目に歩さんが敵の攻撃によって吹っ飛ばされたのが映った。
歩さんは後頭部から血を垂らしている。
僕の大切な仲間が!
助けなければ!でも、どうすれば!
と強くそう思ったとき、僕の身体が光り始め、目の前に女の人が現れた。
「私はアンネ。あなたもついに覚醒したのね!」
と僕に話しかけてきたぁ。
この人は、仲間のドローさんやマリーさんと同じ存在!?
「ええ、そうよ。あなたと私はつながっているの。私たちはみなさんの覚醒エネルギーの元。望むなら、あなたにも能力を授けましょう!」
と言って、アンネさんは消えてしまった。
その瞬間、俺に能力が宿った。
この能力の名前は『ライトダウン』と『ダイアリー』に決まりですぅ!
まずは『ライトダウン』を使わなければ!
僕はシャーペンとメモを取り出した。
そして、メモにとある言葉を書き留めた。
そして、メモをビリっと切り離し、空中に放った。
そして、短く言葉を発した。
「言霊よ、みんなにその力を!!アタックパワーアップ!」
その瞬間、仲間全員の身体が光った。
その瞬間、負けていた仲間が圧倒的に強くなったため、形勢逆転した!
念のため、僕は能力の使い方のコツを知るためにメモを開いた。
しかし、どこに何が書いてあるか分からなかったため、最初のページを開いた。
そして、僕は能力を使った。
「僕に過去を見せよ!『ダイアリー』!」
そうして、霧が現れ、歩さんの顔が映し出された。




