-アリエルの暴走-3P
一般市民にはかなり衝撃的なモノ。
「ぎゃああああああ」という叫び声が響くと同時に、ここにいれば自分も殺される。そう認識した人々は、必死に逃げようと出口を目指し逃げ惑う。
我先にと邪魔な人々を押し倒し、出口を目指す一般人たち。押し倒され、身動きが取れずに必死に頭だけは守る女性。転んだあと、追い打ちをかけるように逃げる人々の下敷きにされる老人。泣き叫ぶ子供。
その光景は正に地獄絵図。混乱が混乱を呼ぶ最悪な事態へ豹変して行く。
「クルトはパニックになって動けなくなっている人の援助に回って! ルフーラは避難誘導をして!」
僕はアリエルのことを後回しにし、無関係な人たちを逃がすため、二人に指示を出し始める。
二人は首を大きく縦に振ったあと、援助や誘導を開始する。
そして僕も自分ができることを。そう考え、怪我をした人たちを癒しの力で治療して二人へ。そんな役割をしながら、どうやってカルマンを説得するかを思案していた。
カルマンは、あの状態になったアリエルを止める術はないという。そして、僕の説得に耳を傾ける気配すらない。
僕が自身のできることを率先してやっている中、アリエルは男を殺さない程度に苦痛を与え翫んでいた。
きっとそれは、




