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9:拠点到着
『嬢ちゃん、怖くは無いのか?』
「むしろ実家に帰ってきたって感じかな」
あの家、謎に内部空間広かったし、そのうちの一つにジャングルとかも混じってたからね。
「っとここが目的地?」
『絶望ベースキャンプへようそこだな!』
「誰?」
「私?私は黒神舞。ついさっきまでこの島の浜辺で寝てた128歳の魔女だよ」
「お姉さん、どうみても高校生ぐらいですよね?」
「肉体の老化現象は17歳で止まったからね。というか、止められた」
三人の少年少女が焚き火に当たって暖をとってるけど…ん?ここそんなに寒かったっけ?