40/58
第2章1ー39
抜苦与楽の不可解な旅は、いずれにせよ、夢現のようであって、さながら天の簪のようである。その様々は、如何にして、黎明を拝めるのだろうか。私は、いささか凡夫な身であり、疑念さえも愛しくなりうる今日この頃である。あれから、どれだけの月日が経ったのであろうか…。今日この頃は、流転していきつつも、確かめなければならない諸々もあり、それから悉く観想し尽くすように、生きながらも、朧気な悲しみは小気味よく、夜風が令しく、感じ初めている小心な童子である。
※続く
抜苦与楽の不可解な旅は、いずれにせよ、夢現のようであって、さながら天の簪のようである。その様々は、如何にして、黎明を拝めるのだろうか。私は、いささか凡夫な身であり、疑念さえも愛しくなりうる今日この頃である。あれから、どれだけの月日が経ったのであろうか…。今日この頃は、流転していきつつも、確かめなければならない諸々もあり、それから悉く観想し尽くすように、生きながらも、朧気な悲しみは小気味よく、夜風が令しく、感じ初めている小心な童子である。
※続く