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第49話
服はというとベッドわきの壁がいつのまにかクローゼットとなっていたから、その中にあった。
入っていたのは、10歳代が着そうなド派手な柄のTシャツ、真っ黒な長袖シャツ、そしてアロハシャツ。
「……アロハシャツ?」
「データによりますと、恐ろしく力を持った者が着る服とあります」
レイが教えてくれたものの、そんな服じゃないのは知っている。
「データの更新をしておいた方がいいぞ。アロハシャツについては、特に」
「あとでしておきます」
人間ならばそれはしないのと同義語であるが、AIのレイのことだ、きっと本当にあとでデータ更新をしもらえることだろう。
結局俺は黒色の長そでシャツを着ることとなった。
それに合わせて灰色のスーツのようなズボン、あとはいくつかの小物類をもって、部屋を後にした。




