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第47話
それからはこれからの実験の方向性などの確認をして、短い時間ではあったが、ウィデレさんとはお別れとなった。
「またいつかお会いしましょう」
「ええ、近いうちに」
手を振りながら、俺は玄関でウィデレさんを見送る。
バタンとドアが閉まり、それに伴う風圧をわずかに感じた。
「……ふむ」
くるっと向いて、部屋の中を眺める。
先ほどまでいた痕跡がそこここに残されているが、それを一発で消し去ろうとする。
「レイ、とりあえずゴミ捨てをしたいんだが」
「ゴミと認識されたオブジェクトを削除します」
シュンと一瞬の風が部屋を通り抜けると、机の上に置かれていたいくつかのものが消えていた。




