強欲の学校 その1
恐ろしい事をティアから聞き、背筋が凍りついた。 が、勇喜は少しだけニヤリと笑った。
「ほ、本当に死んじゃったの?」
「ああ、明日になればこの町のニュースになるだろう。死因は謎の心臓発作だな。」
勇喜達は裏世界から帰還し、家に帰った。ティアは家族にバレないように勇喜のカバンの中で過ごすそうだ。食べ物は必要ないらしい。
そして次の日、案の定取り巻きの二人が謎の心臓発作で倒れ、学級閉鎖となった。
勇喜は殺すまではやり過ぎだと思ったが、案外悪くない気分だった。この方法なら警察にも捕まるリスクも低く、安全に"復讐"できると。
早速昨日の続きで学校の校舎裏にバレずに侵入しティアの力で裏世界へ入った。
勇喜はティアに正鷹の居場所を聞いたが、ティアにはハッキリとは分からないが学校の屋上から禍々しいオーラを感じるとの事で屋上に向かう事にした。
学校の玄関に着いた。
「おい!隠れろ!!」
ティアがそう言い放ち、勇喜は咄嗟に下駄箱の影に隠れた。
廊下には裏世界のクラスメイトが歩いていた。二人の女子生徒の声が聞こえる。
「あの二人死んだってマジ!?wウザかったからスッキリしたわ〜♪てかちょっと良い女を演じたら調子乗っちゃってキモチワルゥゥ!!w」
勇喜はビックリした、同盟を組んで自分をイジメてた人達でも裏ではこんな事を思っていた事に。やはり信じれるのは自分自身だと言う事を改めて認識した。
しばらくして女子生徒二人が立ち去り。勇喜は屋上まで走った。無駄な殺しはしたくない。
屋上の扉を開くと裏世界の正鷹がまるで王様の様に玉座に座っていた。
「俺様の学校に、土足で上がるチンカスはダレダァァァ!?!?」
【”強欲の学校の主” フジタ・マモン・マサタカ】




