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冒険者組合の下請け人見習い  作者: こすもすさんど
ソンバハル編

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14/33

十四章 まるで時代劇じゃないか。

 赤く染まった木の葉が枝を離れ、緩やかに水面へと舞い降りる。

 波紋はふわりと広がり、しかしそれはすぐに水の流れへと溶けゆく。

 ひとつだけではない。

 風に揺られて、紅葉はふわり舞う。

 そよ風に拭き揺られ、せせらぎの中を流れる紅葉。 


 ここは、『ソンバハル大水源』と呼ばれる水源地だ。


 ホシズン大陸の"東"に位置する町、ソンバハルの近辺に点在するこの地は、プリマヴェラ深森と同じく安定した気候を持つ。

 大きな違いは、潤沢かつ広大な水路を備えていることだろう。

 多少の異常気象によって雨が降らずとも、この地の魔物や原生生物は渇きに脅かされることはなく、植生物も非常に水々しく育つ。


 この雅やかな風景を肴に、盃を交わそうか。


 ――今この時が、生死を別つ戦いの最中でさえなければ。


「せぇー、のッ!」


 黒いベールと蒼銀の髪を靡かせて、ユニはサイズを勢い良く振り抜いた。

 鈍色の三日月ファルカタの切っ先は、捉えたものを斬り裂き、例外なくその魂を刈り取っていく。


 ヴオォォォ、と野太い断末魔と共に、薄灰色の体表の魔物は、手にした石斧を落として地に伏せる。

 筋骨隆々とした体躯に、潰れた鼻先、下顎から突き出た一対の牙。


『オーク』と呼ばれる、人型に近い魔物だ。

 ゴブリンと同じく優れた知性と手先の器用さを持ち、組織的に棲息する。

 一真の前世の知識で言うような、ブタ顔で知能もブタ並み、人間やエルフの女性を見境なく襲うような『アレ』な種族ではなく、むしろ危害さえ加えなければ基本的に人間の害にはならないほどに理知的だ。

 だが、ユニがこうしてオークと戦闘を行っているには理由がある。


 ユニが見やる方向には、カタナブレードを構えた一真が立つ。

 先日に棟梁によって勧められた、黒とグレーの軽装を纏うその背中は、幾多の戦いを"斬り"抜けてきた風格と余裕がある。


 その一真と対するのは、周りにいたオークよりも見るからに大柄な巨体のオーク。

 他のオークと比べても重装で、手に持っている石斧もまた長大で、長柄斧ハルバードと見紛うほど。

 一際大柄なオスのみが選ばれるこの個体は、『レクスオーク』と識別される、オークの群れの長だ。


 手下を失って怒るレクスオークは、豪快にハルバードを振り回し、一真を叩き潰そうと迫る。

 岩をも粉砕するだろう一撃を前にしても、一真は冷静にその場を蹴り、往なすようにハルバードを躱す。


「……そこだっ」


 居合い斬りがごとく、レクスオークの懐へ一撃、二撃と素早い斬撃を打ち込む。

 そこで深追いはせずに一度飛び下がり、ハルバードの間合いから距離を置く。

 先程からこれが何度も繰り返されている。

 レクスオークからすれば、自身の力自慢の攻撃はひらりと躱され、痛手と言うほどではないが無視も出来ないくらいの攻撃を受け続け、それもすぐに手を止めて反撃する間もなくさっさと攻撃範囲から逃れていくのだ。

 いいようにされている、とレクスオークは鼻息荒く苛立ち狂う。

 ハルバードを握り直すなり、レクスオークは8の字を描くように振り回しながら一真へ突進する。

 ハルバードを振るったその隙を狙ってくるのならば、と考えたのだろう。

 しかし猪突な攻撃など通じるはずもなく躱され、すれ違い様に一太刀入れられる。

 振り向きざまにハルバードを振り抜くレクスオークだが、一真はその場で跳躍して一撃を回避、飛び上がったついでにハイキックでレクスオークの鼻っ面を蹴り飛ばす。

 ゴヴォッ、と苦しげに左手で鼻を押さえながら蹈鞴を踏むレクスオーク。

 苦し紛れにハルバードを振り回して一真を近付けさせないようにするが、

 

「俺にばっかり構っていいのか?」


 既に一真は確信していた。

 この戦いは自分達の勝ちだと。


 不意にレクスオークの背後から何者かが現れ、音もなく背中へ忍び寄り――


 その無防備な首筋に刃を突き立て、抉り抜いた。


 急所を抉られて、レクスオークは断末魔ひとつ無く崩れ落ちた。


「……任務完了です」


 レクスオークの息の根を止めたのは、その両手に一対の短刀を備え、薄地の着物のような衣服と鎖帷子くさりかたびら――忍装束を纏う、"くノ一"だ。


 レクスオークが斃れたことにより、大水源に静寂が訪れる。

 これにて依頼内容は達成、あとはギルドに報告を終えれば完了だ。


挿絵(By みてみん)


 くノ一の少女は、短刀の刀身に塗れた血を振り払い、腰の鞘へと納める。キン、と言う固定音と共に、彼女の短めの黒髪が小さく揺れた。


「やったな、『スミレ』ちゃん」


 同じくカタナブレードを鞘に納めた一真は、そのくノ一の名前を呼ぶ。


「……これも任務ですので」


 スミレちゃん、と呼ばれたくノ一は一真に向き直ると、淡々と頷く。

 見た目だけで言えばリーラと同じか、あるいは歳下だろう少女。

 

 時は数日前までに遡る――。




 近頃に、ソンバハル大水源にレクスオークとなった個体が現れたことによって急激にオーク達が勢力を拡大化させ、他の魔物や原生生物の生態系を脅かしつつあるとベンチャーズギルドが判断し、レクスオークの討伐を緊急性の高い依頼として発注された。

 ソンバハルのギルドがこれを請け負い、直ちに討伐可能見込みのあるコントラクター達を大水源に送る手筈であったが、『依頼途中にトラブルが発生した』らしく、継続が困難になってしまったと言う。


 ヘイムダル――ベンチャーズギルドの総本山――経由でこの報告を受けたカトリアはすぐに増援を派遣することを決定し、レクスオークの討伐依頼を受注可能なランクで、なおかつ特定のパーティを組んでいないコントラクター……一真とユニの二人に白羽の矢を立てたのだ。

 カトリアから指名された一真とユニはこれを承諾、レクスオーク討伐の任を引き継ぐために、即日中にプリマヴェラを出発し、ソンバハルから遣わされた案内人と合流するために、ヘイムダルへと向かった。


 そこで出会った案内人と言うのが、スミレ――『スミレ・サイオンジ』だった。


 案内役だけでなく、レクスオーク討伐の依頼にも戦力として同行すると聞いた時、一真とユニは驚いたものだ。

 リーラと同じかそれよりも歳下の少女が、魔物を相手に大立ち回りを演じると言うのだから。

 ギルドカードを見る限りは、一真やユニと同じくDランク。

 ランク不相応な受注を行っているわけではないので、ギルドの公約規定には反していないが、「本当に大丈夫なのか」と言う不安は拭いきれない。


 しかし、オーク達との戦いを見てその不安はすぐに払拭された。

 身軽さを最大限活かした、一対の短刀による超高速戦闘。

 それは、鈍重なオーク達ではまともに捕捉することすら叶わず、会敵と同時に速攻かつ的確に急所を貫いて無力化させていくのだ。


 それはレクスオークとの戦いも同じであり、レクスオークの周りにいたオークの群れのほとんどはスミレが片付け、それでも抜け出た者はユニが自衛で対処、一真はレクスオークのみに集中出来た。

 そうして、レクスオークの討伐依頼は無事に遂行されたのだ――。




 ソンバハル大水源を後にした三人は、比較的魔物が現れにくい場所で休息を取っていた。

 ちょうどここから川が見えるので、よく晴れた日には美麗な景色になり、そのためか大水源を訪れるコントラクターや旅人達が自然とこの場所を休憩場所として認識し始め、誰かが作ったものを残したのか、切り株で作られた椅子やテーブル、さらには手頃な石を並べた竈がある。

 そこへ腰掛けて、一時の休息だ。

 一真は、戦利品として持ち帰ったレクスオークのハルバードを下ろし、麻袋からボトルを取り出して水を呷る。


「ふー……ありがとな、スミレちゃん。君がいなかったら、こう上手くはいかなかった」


「いえ……あのレクスオークの矢面に立っていたのは、カズマ様です。わたしはその隙を突いただけです」


 礼を言う一真に、スミレは目を伏せながら謙遜する。


「そんなに畏まらなくてもいいよ、私やカズくんの方が歳上って言っても、そこまで変わらないんだから。それに、オークのほとんどはスミレちゃんが片付けてくれたしね」


 私はすっごく助かったよ、とユニも一真の隣に座って頷く。


「……ありがとうございます」


 スミレは静かに一礼するのみ。

 頭を上げるなり立ち上がる。


「先行して進路を確保しておきます。お二人はもうしばらく休憩を続けていてください」


 それだけ告げると、帰り道の様子を見に跳んでいく。


「あ、ちょ、スミレちゃん?」


 ユニが呼び止めようとするが既に遅く、もう姿が見えなくなっていた。


「うーん……ここに来る時もそうだったけど、なにも休憩中に進路確保なんかしなくても」


 スミレちゃんだって疲れてるのに、とユニはスミレが跳んでいった方向を眺める。


「まぁ……スミレちゃんからすると、ソンバハルのギルドの代理人として来てるようなものだし、俺達に失礼が無いように気を付けてるんだろ」


 今回の依頼は、ソンバハル側の"失態"をプリマヴェラが肩代わり『してやった』形だ。

 もっと恩を売り付けるようなことも出来たわけだが、そのようなことはカトリアが良しとしないため、損得利害は後回しで良いと言うコントラクター――一真やユニのような者を派遣したのだろうが。


「それは分かるよ。でも、もうちょっと楽にしてくれてもいいと思わない?」


「俺もそう思ってるけど、スミレちゃんとしてはそうもいかないんだろうなぁ」


 ソンバハルのギルドの面子もあるだろうが、スミレ自身の性格もあるかもしれない、と一真は見ていた。


 もう少しだけ休んでいると、先行していたスミレが木の枝から飛び降りながら戻ってきた。

 ここより先の道の安全を確保したとのこと。

 短い休息を終えて、一真達三人はヘイムダルには戻らずに、報告のためにソンバハルへと向かう。




 ソンバハル。

 ホシズン大陸の東に構えたこの町は、四大領地の中で最も肥沃な土地を活かした農業生産力によって人々の生活を支えている。

 町の規模そのものも、プリマヴェラよりも大きく、とても豊かな土地であることは簡単に想像つく。

 一真とユニの二人はスミレの案内によって、何故か東口へ遠回りしてから町内に入った。

 カトリアが以前に話していたことが本当なら、この町は統一戦争を終結に導いた、大陸の外からやってきた者達の趣向が強く反映されていると言う。


 さてどんな町なのかと見渡す一真だが――絶句する。


 瓦屋根の建物に石畳の道、夜になれば灯るのか赤い提灯がそこかしこに吊るされ、川を跨ぐ橋もまた赤く彩られている。

 店と思しき場所には『甘味処』『食事処』『旅宿』『鍛冶屋』『万津屋』と、微妙に形状が違うもののハッキリと『漢字で書かれている』のだ。

 極めつけは、道行く人達は皆、袴や着物と言ったものを着こなしている。

 あまりの既視感と言うか、見覚えがあり過ぎる光景に、一真は、


「(いやいやいや……どこからどう見ても京都の"映画村"だろこれェ!?)」


 と叫びかけてどうにか押し止める。


 そう。

 時代劇の舞台でもある、『東映太秦映画村』ほぼそのまんまである。


「(もしかして、ホシズン大陸の外には日本国があったりするのか?だとしたらいつの時代の日本だろう……?)」


 しかし、と一真は凝視するように町並みを見やる。

 よく見れば、所々に西洋的な造りが見え隠れしたり、本来ならカタカナだろう名前に無理矢理漢字を当て字として使っていたり、七夕のつもりなのか笹に札を括り付けていたり、何故か鯉のぼりが屋根の上に漂っていたり、戸口の近くにしめ縄が掛けられていたり……


「(何だろうこの、間違ったニッポン感溢れるコレは……)」


 思わず「パチモン臭い」と言いかけた一真だが、ギリギリで飲み込んだ。


「こちらが、ベンチャーズギルド・ソンバハル東支部です」


 スミレが振り向いて自身の背後を指したそこは『冒険者組合集会所』と、やはり漢字で書かれた看板がある。


 冒険者組合ベンチャーズギルドと読むのだろう。


 どうぞ中へ、とスミレに促されて一真とユニはその仰々しい門を潜る。

 集会所は少々雅やかな内装をしているが、受付カウンターや長椅子とテーブルと言ったものはプリマヴェラやエスターテと同じだ。

 唯一違う所があるとすれば、集会所の中に甘味処があることだろうか。


 受付カウンターにて、レクスオーク討伐成功と、その戦利品であるハルバードを引き渡してから、本来の報酬よりもかなり色を付けた金額を渡される。

 プリマヴェラの手を借りたことへの手間賃と言う事らしい。


 報酬の受け取りを終えたあとは、スミレの手引きによって集会所の奥へ連れてこられる二人。


 床の上にさらに床があり、そこから上には履物を脱いでから、とスミレに促されて、ユニは「なんで靴を脱ぐの?」と疑問に思う。

 だが、前世が前世だけあった一真は特に疑うことなくブーツを脱いでみせる。


 襖を開けるなり、スミレはその場で跪いて目を伏せた。


「トウゴウ様。スミレ・サイオンジ以下二名、レクスオーク討伐の任を完了、帰還致しました」


「おーぅ、ようやったな。ご苦労さん、スミレ」


 襖の奥からやって来たのは、着流しを纏った、中年期と壮年期の端境辺りの男性。

 漆黒の髪は短く刈り上げられ、眼光鋭い瞳がスミレの一歩後ろにいる一真とユニに向けられる。


「あんさんらが、プリマヴェラからの増援やな?」


 何故か大阪弁で話すこの男だが、一真とユニはすぐに姿勢を正して自己紹介をする。


「はい。ベンチャーズギルド・プリマヴェラ支部所属の、カズマ・カンダです」


「同じく、ユニ・ガブリエルです」


 別段失礼なことは無いはずだと一真は緊張するが、大阪弁の男は「そない固くならんでえぇ」と制すると、自身の身の上も話す。


「ワシはベンチャーズギルド・ソンバハル東支部代表……ギルドマスターの、『リュウガ・トウゴウ』や。此度の増援とレクスオークの討伐の件、ソンバハルを代表して礼を言わしてくれ」


 リュウガと名乗るギルドマスターは、背筋を伸ばして一真とユニの二人に軽く頭を下げて見せる。


「スミレ、客人に座布団とお茶を用意せい」


「はっ」


 リュウガの指示にスミレは一礼して、すぐに押入れから二人分の座布団を用意し、お茶を淹れるべく部屋を出る。

 スミレが用意してくれた座布団に、一真とユニが腰を下ろしたところで、リュウガが話を持ち出す。


「今回のトラブルに関してやけどな。まぁ、しょーもない"内輪揉め"が原因やっただけや。情けない話やけどな」


「内輪揉め……ですか?」


 ユニがそれは何なのかと訊ねる。


「プリマヴェラのギルドじゃ考えつかへんとは思うけどな、このソンバハルは、領地を東西に半分ずつ二分割した上で治めとるんや。レクスオーク討伐の依頼は、ワシら東のモンが遂行すると予定されとったんやったが、西からの横槍が入りよってそれどころやなくなった……っちゅぅのが、今回の顛末や」


 ふと一真は、カトリアから聞いた話を思い出す。

 現在のソンバハルは、領地の中でさらに東西に分かれた派閥争いが深刻化しており、下手をすれば内戦が発生しかねない状態だと。


「その、カトリアさん……プリマヴェラのギルドマスターから聞いたんですけど、今のソンバハルは東西に分かれた派閥争いが深刻化してると」


 一真の問いかけに、「知っとったか」リュウガは深く溜息をついてみせた。


「元々ソンバハルは、いがみ合うために東西に分けたんとちゃう。他と比べて土地が広い分、ギルドマスター一人で統治するにゃ限界があったんや。そこで、ワシらのご先祖様は土地を東西の二つに分けて、お互い競って協力せぇと代々伝えられてきよった」


 それだけを聞けばどこに問題があるのかと思うところだが、リュウガはもう一度溜息を挟んだ。


「けども……先月にな、西部のギルドマスターが()()()()()()()()()"らしい"んや」


「暗殺!?」


 ユニが声を驚かせるが、リュウガは落ち着きを払って続ける。


「あくまでも半信半疑の話や。死因がハッキリしとらん上に、遺体が見つかっとらんからな。……それに、ワシはそんなもん信じとらん。あの『コテツ』が、そんなヘマをするわきゃあらへんとな」


「……生死が判明してないって言っても、暗殺されたかもしれないって噂は流れてるんですよね?」


 コテツと言うらしい、西部のギルドマスターの生死までは分からないが、逆に『判明していないことによって起こりうる懸念』がある。


 それは、"疑心暗鬼"だ。


「カズマ言うたか、勘のえぇやっちゃ。せや、誰が殺した殺してないかって、西部の方がてんてこ舞いになりよってな……一応、もしギルドマスターに何かが起きた際、暫定として副支部長が一時的に治めることにしとるんやが……その副支部長にまぁた問題があってな」


 加えて、その暫定の統治者にも問題があると言う。

 その続きを話そうとしたところで、襖がそっと開けられる。


「失礼します。お茶をご用意致しました」


 スミレが、三人分の陶器に注がれたお茶を持ってくる。

 ひとつはリュウガに、残るふたつは一真とユニに。

 それを終えると、スミレはリュウガの一歩後ろで正座する。


「っと、関係ないことをうっかり話し過ぎてもうたな……もう一休みだけしたら、ゆっくり町を見たらえぇ。スミレ、この後で客人に町の案内を」


「かしこまりました」


 深々と上体を下げるスミレ。

 歳の割にその動きは澱みのない自然なものだ。


 一真とユニは、差し出されたお茶を啜る。

 プリマヴェラの薬草茶とはまた違う味わいだ。

 だが一真は、お茶の味を堪能しながらも自身の脳裏から前世の知識の引き出しを開けていた。


「(これは嫌な展開だな……)」


 これは、一種のテロリズムだ。

 治安の悪化、要人の暗殺……それにつけ込んで疑心暗鬼を植え付ける。

 そうしていずれ生じる隙を何者かが狙い、やがてそれが大きな争いにもなり得る。


 このソンバハルで一泊を過ごしてからプリマヴェラへ帰還するつもりであった一真とユニだが、どうやらただでは返してくれないようだ――。

 と言うわけで、今回からソンバハル編に突入しました。


 新ヒロインのスミレちゃんはくノ一キャラ、ソンバハルは映画村だった件、東西分かれたヤ○ザのようなギルドの三つでお送りしました。


 来週以降、水曜日の朝の7時前後の投稿になります。

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