0350 個人面談 レイラ編
「お婿さんが夜に硬くするって何のことか教えて~、約束でしょお兄ちゃ~ん」
レイラちゃんの部屋に入って2秒で下ネタをおねだりされた。
そうだった。昨日、ティアとレイラちゃんとリビングにいた時、ギャル子が下品なジョークを言ったせいで、今日この合法ロリピュアに教えてあげると約束したんだった。
「もちろん教えてあげるよ」
「やったー」
でも、ショックを受けてこの部屋に来た本題に入れないのは困る。
だから先に用件を済ませてしまわないとな。
「その前に僕のお話を聞いてくれるかな?」
「うん、いいよ」
この素直さよ。ホント有難いわ癒されるわー。
あとで思いっきり可愛がってあげるからね。
その為にも俺のお願いを受け入れておくれ。
俺たちはローテーブルの前に並んで座った。
椅子ではなく床に置かれたクッションに尻を乗せて足を伸ばしている。
ミニスカからニョキっと出たレイラちゃんの美脚は今日も素敵だ。
必ず俺のモノにしないと。誰にも渡さん。
「レイラちゃん、僕のお嫁さんになってよ」
「えっ・・・でも、私はお兄ちゃんの妹だよ」
「うん、妹だけどお嫁さんになって欲しいんだ」
「お兄ちゃん知らないの? 兄妹では結婚できないんだよ」
頭の悪い子供に諭すような哀れみのこもった声で言われてしまった。
うーん、レイラちゃんはすっかり妹が定着してしまったようだ。
どうすればまた恋愛モードに戻れるかなぁ。とりま続けるしかない。
「知ってるよ。それでも僕はレイラちゃんと結婚したいんだ」
「・・・それって禁断の愛だよね?」
おやおや、レイラちゃんが頬に両手を当ててモジモジしてるぞ。
それに禁断の愛なんて言葉を一体どこから仕入れたんだろう。
あっ、女教師レイラの時に姉の本を覗いてるとか言ってたな。
そうか、ロリピュアでも年頃の女の子だからそういうのに憧れてるんだ!
これを利用して一気に落とすぜ。
「そうだよ。僕はレイラちゃんといけない恋で燃え上がりたい」
「・・・本当に?」
「本当だよ。お兄ちゃんと絵物語みたいなドロドロの愛憎劇を演じておくれ」
「絵物語・・・ドロドロ・・・愛憎劇・・・」
「僕のヒロインになってよ、レイラちゃん」
夢見る少女の顔でボゥっとしてる巨娘に甘い声で囁いてみた。
「なる、なるよ、お兄ちゃんのお嫁さんにっ・・・!」
「ありがとうレイラちゃん!」
俺はスタイル抜群の巨娘を抱きしめて感謝と愛のキスを捧げた。
褐色の頬を真っ赤にさせたレイラちゃんはトロンとして俺に寄り掛かる。
身長186センチの巨娘なので165センチの俺は頑張って支えた。
あっ、今のがレイラちゃんのファーストキスだったわ。
いきなり予告も無しにしちゃったけど悪かったかなぁ。
ま、ドロドロの愛憎劇に憧れてるんだから、むしろアリかもな。
「でも、エマさんはどうするの?」
俺はずっと本命はエマだと言い続けてきたからな。
レイラちゃんが俺がエマをどうするつもりなのか気にするのは当然だ。
丁度いい、そろそろ次の本題へ進ませてもらうとするか。
「僕はエマとも結婚するよ」
「そうなんだー。良かったあ」
おおぅ、想定内ではあったけど、こんな風に喜んでくれるとは。
「レイラちゃんはその方が良かったんだ?」
「うん、だってエマさんはお兄ちゃんのことが大好きだもん」
「そうだね」
ホント優しいよなこのロリピュアは。最高の癒しキャラだよ。
「それにお兄ちゃんが結婚してあげないとずっと行き遅れ年増女のままだし」
「そ、そうだね・・・」
でも結構ドライなところもあるんだよねえ。この巨娘は。
レイラちゃんも戦いに身を置く者だからそういう部分も培われたんだろうな。
とにかく、エマとの重婚はアッサリと認めてくれた。
あとは、パーティー全員とのハーレム婚について説明をしないと。
「エマが僕と結婚すると問題があるのは知ってる?」
「うん、聖職者のエマさんに逆ロリ婚は不味いよね」
「そうなんだ。それでギルマスに相談したら、パーティーメンバー全員と結婚すれば良いと教えてくれたよ」
「じゃあお兄ちゃんは私たち全員と結婚するの?」
「そうしたいんだけど、レイラちゃんは賛成してくれる?」
「もちろんだよ。私もその方が嬉しいもん」
「どうして?」
「だって皆がお嫁さんになれるんでしょ。その方がいいに決まってるよ」
やっぱりええ娘やで。ちょっと目頭が熱くなったわ。
でも本当にそうだよ。パーティーの中で嫁と愛人に別れたらギクシャクしたり気を遣ったりするし、最悪の場合パーティー崩壊しちゃうかもしれないもんな。
全員を嫁にして可能な限り平等に扱って不満が出ないようにするべきだ。
俺だってパーティークラッシャーになんて絶対なりたくない。
さて、これで本題のハーレム婚の了承を得たから用件は済んだな。
だけどエマの言ってたそれぞれの事情ってのを聞いておきたい。
嫁に選ばれなかったら愛人にして欲しいなんてちょっと異常じゃないか。
それがまだ12歳で成人になったばかりのレイラちゃんなら尚更だ。
「レイラちゃんはどうしてお嫁さんや愛人になりたかったりしたの?」
「私、15歳になったら乙女騎士団に入りたいんだあ」
乙女騎士団!
何だその魅惑ワード? ていうかレイラちゃん騎士になりたかったんだ?
そんなの初めて知ったよ。ちょっと意外だな。
「でも、騎士団と結婚にどんな関係があるの?」
「乙女騎士団は恋愛禁止なの」
女子プロか!
まぁ乙女と銘打ってるんだからそういう団体だと納得するしかないか。
あっ、そういえばギルマスに男娼にならないかと相談された時、騎士団の女が秘密裏に男を買いに来るって言ってたわ。
なるほどねぇ。そういう事情があったんだ。
「私は入団したら6年は頑張るつもりだから」
「となると退団した時に21歳の行き遅れ年増女になってしまう訳だ」
「うん、だからその前に結婚するか、せめて子供が欲しかったの」
「そういう事情だったんだね。よく分かった。あとは僕に任せてよ」
「私、お兄ちゃんのお嫁さんになって子供を産むんだね。ドキドキする」
兄妹の許されぬ関係という禁断の愛にレイラちゃんは酔ってるな。
だがそれでいい。
あとは俺がキッチリ幸せにしてあげればいいんだ。
「レイラちゃんは直ぐにでも赤ちゃんが欲しいのかな?」
「うん、でもその前に言わないといけないことがあるの・・・」
「何かな?」
いつも明るいレイラちゃんが珍しく神妙な顔をしてる。
「これを知ったらお嫁さんにしてくれなくなるかも・・・」
えっ、そんな深刻な秘密がっ!
この純粋なロリピュアが俺をずっと騙してたというのか・・・ゴクリ
いや、ちょっとそれは考えられない。考えたくもない。
だがとにかく訊かないと。たとえどんな結末になっても。
「それでも、勇気を出して教えておくれ」
レイラちゃんは何も答えなかった。
そこまで俺に知られたくないのか。これは聞けそうにないなと思っていたら、隣に座る巨娘は銀髪ロングストレートの頭に右手を乗せた。
んんん?
頭でも痒いのかなとその手に注目した瞬間、その右手が一気に下ろされた。
綺麗な銀髪ごと一緒に・・・
カツラだったんかーい!
これがずっと俺に言えなかった秘密かぁ。
いや普通に驚いたよ。予想外だったよ。
だけど、俺も気づいてあげられる機会が何度かあったよな。
シャワーやお風呂のあと、腰まで届くロングヘアーが直ぐに乾いてたから変だなと思ってたし、ギルド食堂のサラさんのショートヘアーは夫とエッチする時はカツラを被るっていう話をギルマスから聞いてたんだから。
せめてその時にピンと来るべきだったわ。ホント鈍くてゴメンなさい。
ギルマスの話ではこの異世界の男は短髪女子に欲情できないらしい。
男とやってるみたいで萎え萎えなんだそうな。
だがしかし、そんなの俺には関係ねー。
むしろ、時にはショートヘアーの方が興奮することだってある。
レイラちゃんの場合だけど、銀髪のカツラの下は燃えるような赤い髪だった。
セーラーウラヌスに似たボーイッシュなヘアスタイルをしている。
褐色の肌と活動的な巨娘によく似あっていてとても素敵だ。
銀髪ロングも良かったけどこの赤髪ショートも全然イケるってば。
それをすっかり落ち込んでるレイラちゃんに教えてあげないとな。
「レイラちゃん、約束を憶えてる?」
「どれのこと?」
そうだ。これまでに ロリピュアといくつかの約束をしてきた。
「他の誰も知らない僕の秘密を教えてあげるって約束だよ」
「うん、憶えてるよ。秘密って何なの?」
「お兄ちゃんはね、レイラちゃんみたいなショートヘアーも興奮するんだ」
「・・・私のために無理に嘘を吐かなくてもいいんだよ」
「ふふふ、それが嘘じゃなくて本当なんだなあ」
「じゃあお兄ちゃんはカツラが無くても平気なの?」
「もちろんさ」
俺は床に座っているレイラちゃんを優しく押し倒して抱き締めた。
「どう? 私お兄ちゃんのお嫁さんになれる?」
レイラちゃんはまだ俺の言葉を心から信じられないらしく、不安そうな表情で上目遣いに俺の顔を覗きながら訊いてきた。
俺はさらにグイっと巨娘に腰を押し付ける。
「あっ・・・」
「レイラちゃんとなら夜だけじゃなくて昼でも大丈夫だよ」
「本当だ・・・硬くなってる」
「教えてあげるって約束したからね」
「お兄ちゃん・・・」
俺は嬉しそうに微笑んでいるレイラちゃんに二度目のキスをした。
スタイル抜群の巨娘は幸せな未来を妄想してウットリしてる。
ショートヘアの秘密告白による不安を払拭できたようで何よりだ。
じゃあ俺はそろそろ最後の仕上げをして引き上げるとしよう。
「レイラちゃん、これは貰っていくね」
「憶えていてくれたんだ」
「もちろんさ。レイラちゃんとの約束は全て守るよ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
感動に目を潤ませている妹に爽やかな笑顔を残し俺は部屋から立ち去った。
まだ温かいレイラちゃんの下着を嗅ぎながら。




