そのような地位はいりません。私の望みは大切な人を温めたいだけ。
実家の金銭面で大学は疎か、専門学校にすら通えず、パートでその日暮らしをしていた杏。聖女召喚の儀により異世界へと転移させられてしまう。
聖女認定をされ、貴族としての言動を求められて苦労する。予備校に通えなかったことから同世代の友人も少なく、自信のなさが決断力の無さにもなっていた。生活には馴染めず、知識や教養を笠に着る王子との婚約にも息苦しさを覚える日々。
そうして、戦場でも凍える寒さを覚えていたら、騎士団長に「外は冷えます。こちらをお使いください」と、マントを貸して貰う。
お礼を言いそびれたことを気にしていたら、どうしてなのか力の魔法が暴走した。
「な!? 何故、騎士団長だけ!?」
「これは一体どういうことか聖女殿!」
何やらとんでもないことが起こり、騎士たちは騒然となった。
「わ、私にも何がなんだか……」
杏は異常事態に巻き込まれながらも、名前すら聞けなかった騎士団長のことを気にするようになっていくのだった。
※小説家になろうとカクヨムで同時掲載しています。
聖女認定をされ、貴族としての言動を求められて苦労する。予備校に通えなかったことから同世代の友人も少なく、自信のなさが決断力の無さにもなっていた。生活には馴染めず、知識や教養を笠に着る王子との婚約にも息苦しさを覚える日々。
そうして、戦場でも凍える寒さを覚えていたら、騎士団長に「外は冷えます。こちらをお使いください」と、マントを貸して貰う。
お礼を言いそびれたことを気にしていたら、どうしてなのか力の魔法が暴走した。
「な!? 何故、騎士団長だけ!?」
「これは一体どういうことか聖女殿!」
何やらとんでもないことが起こり、騎士たちは騒然となった。
「わ、私にも何がなんだか……」
杏は異常事態に巻き込まれながらも、名前すら聞けなかった騎士団長のことを気にするようになっていくのだった。
※小説家になろうとカクヨムで同時掲載しています。