初めていく。
さて、中に入ったは良いが早々に1波乱有った。
言わずもがな俺がやらかした数々を、エリーザとミーナが指摘しまくりで、なんやかんや有ったのさ。
その際、散々人を変人扱いしたくせに、今では・・・
「お兄~ちゃん。この畳っての良い臭いがするです。柔らかいです。すべすべです」
「ミーちゃん。畳の上では靴を脱ぐ!畳の目に土が入ってまう」
「タイチさ~ん。このランタン、火を使ってないのに明るいですよ。あとこのキッチンというのは何です?」
「エリーザ。ランタンをそんなに揺すらないで!目がチカチカする。キッチンは料理作る場所、エリーザたちも使うだろ?形は違うかも知れんけど」
「お兄~ちゃん・・・」
「タイチさ~ん・・・」
ワーワ、ワーワと2人ははしゃぎまくりまくってくれるので、俺は両方を相手にしているうちに、どっと疲れがでた。
そして俺は有ることに気が付く。
(やべ~。そういやあ、ミーマで携帯ご飯5種類7個づつとカップ麺5種類7個づつ使ってるから・・・どうしようか?将来、食べたくなった時の為に残したのを使うか?それぞれ2個づつは残ってる訳だし・・・いや待て、結論を出すにはまだ早い気がする。よく考えろ・・・あ!そうだ!)
俺は米を出した。
何を隠そう、米はなんと2種類40㎏入りが9袋、20㎏のも同じく有るから当分はなんとかなる。それに・・・
よかったよ~。前世が魔力を動力源にしてる世界で、このキッチンのコンロは魔力加熱式だから調理は出来るし、魔力ジャーも有るから飯は炊ける。
ただ、めんどくさい。
しかし、1歩間違えれば飯なしで、再びミーマまで戻る羽目に成るとこだった。
今後はポンポン出さず、できるだけこの世界の食材で調理するようにしなければ、直ぐにストックが無くなってしまうではないか。
何事も計画的に・・・だな。
2人にはご飯が炊ける間、しばらく待ってもらう事になる。
俺の失敗ではあるので、時間潰し用にトランプを取り出して渡す。
「これは何ですか?」
俺の前世では何処でも一般的で、この世界に似た時でさえトランプは有ったので、何気無く渡したが、エリーザからそんな返答が返って来た。
俺は7並べとババ抜きを教えた。
ババ抜きは2人に不評だったが、7並べは好評価を得た。出すカードやパスのタイミングがこのゲームの醍醐味であり、勝負の駆け引きが楽しいと言っていたが、2人でやるには手の内がバレるので却下。
なので神経衰弱を追加で教えたら、2人共どはまりし熱中しているが、俺はそれには参加していない。
2人に採取してきてもらった大小色形剛柔な鉱物の前で座っているからだ。
これから錬金術を行う為、先ず錬金術基礎中の基礎、各々を分解することから初めていく。




