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びっくりした!

……まあ、説明回に近いです。

 これで、屋敷で採用面談をすれば安全だし大丈夫だろう。

 侍女枠はダンジョンモンスターだから、メイドからになる。

 既に、商業ギルドに募集を掛けて貰っている。

 今日は第一陣だ。

 リアンベルさんから聞いたけど、あの屋敷の規模だとメイドは最低限15人必要らしい。

 それで、屋敷の裏側もかなり広かったから、屋敷の裏側にメイド達、ダンジョンモンスター以外の謂わば一般人用のアパートを建てたから、そこに募集した人に住んで貰う予定だ。 

 とりあえず、第一陣は10人前後だな。

 因みに、面接官は、俺、レイ、リン、執事のミカルだ。

 応募数40人で採用は11人だ。

 採用する立場になって初めて知ったわ。

 前世での面接官は真剣にやっていたんだと。

 それと、知っていたけどメイドの中に、男爵令嬢とか子爵令嬢とかも普通に居た。


 後、獣人族2人を採用した。

 採用した獣人族の2人は兎に角、「誠実に一緒懸命に働くから!」という気持ちを感じられたから採用した。

 ダメだったらクビにすれば問題無いしな。

 因みに、猿、牛の獣人族だ。


 それと、ダークエルフと人族のハーフも面談に来たからきちんと質問して問題無かったから採用した。

 いや、ダークエルフと人族のハーフなんて「あのひと」を知っているのなら採用するだろ!


 不採用には色々な人が居たけど、闇ギルドからの間諜が混じっていたよ。

 だから、王都全域が我がダンジョンの支配領域に入っているから、本拠地も判明していて近々潰すつもりだ。


 他には、アークレイド公爵に裏側で敵対している貴族家から来ている奴も居たな。

 内心で悪意を持っていたから、尾行したら、アークレイド公爵家と裏側で敵対している貴族の屋敷に入って行くんだもん。

 びっくりした!


 次に、庭を管理する庭師の部下は普通に商業ギルドからの派遣で屋敷で面談して若い男女1人ずつ採用した。

 後、庭師は馬丁も兼任だ。

 因みに馬は、ダンジョンモンスターで軍用馬に擬態出来る奴にして名前を与えて、ダンジョンの支配領域外にも出れる様にした。

 本性を現すと、全身赤銅色の鱗に覆われ、40cmの角と牙を生やし、蝙蝠系の翼を持っている。

 とりあえず、一体だけだ。

 馬車も外見は貴族風にしてあるが、それ以外は、ダンジョン産のアイテムやモンスター素材を使い、前世の知識チートも使い魔改造フルチートした。


 当然だが、門番は人化スキル持ちのダンジョンモンスターだ。

 門番の裏切りは怖いからな。


 下働きは、幾つか廻って、院長が誠実な孤児院から12歳から14歳までの18人採用した。

 理不尽な待遇はしないから頑張れよ。

 ついでに、採用した孤児院には寄付もしといた。

 この辺は、貴族の嗜みってヤツだな。


 採用した人達の仕事着は、ローラ達と同じでモンスターのシルクスパイダーからの糸で作った。

 皆、驚いていた。


 次に、厨房は全員が人化スキル持ちのダンジョンモンスターだ。

 色々な理由で裏切られて毒とか入れられたら笑えないからな。 

 因みに、食堂までの運搬と配膳は、メイドの中に紛れ込ませた人化スキル持ちのダンジョンモンスターだ。

 身元が孤児とかなら、若干1名と思ったけど今回は居なかった。


 次に、屋敷本体だけど、3階建てで、変えたのは主人の部屋、つまり俺の部屋の真下は図書室みたいにして夜間は立ち入り禁止にする予定だ。


 思い付く事は全部出来たから、後は臨機応変に対応して、リアンベルさんからのアドバイスに従おう。


 その後、2ヶ月半が過ぎてお披露目会当日となったが、その間に第2陣メイド募集で9人を採用し、リアンベルさんの所で研修を済ました。


 パーティーに出す食事には前世チートを使い、ハンバーグとかを考えていたが、既に誰かがやらかした後だから止めた。

 だから、ちょっと空の旅をして、偶然見付けた黄金竜ゴールデンドラゴンの一部と青角牛ブルーバイソンを30匹の群れを見付けたから2匹使った。

 因みに、青角牛ブルーバイソンとは、簡単に言えば、松○牛や神○牛と同じ「溶ける肉」として、日本の国産松茸並みに貴重で高級な食肉だ。

 後、風の谷等で手に入れたあの「果実」も人数分用意した。

 勿論、1人辺り1/8だ。

 公爵家でさえ、一切れずつだったのだから当然だよな。


 後、帰る際のお土産は、黄金竜ゴールデンドラゴンの竜鱗2枚と、ダンジョンのアイテム作製で作れる水晶クリスタル洋杯コップ2個だ。

 因みに、黄金竜ゴールデンドラゴンの竜鱗1枚の大きさは成人男性の胴体ぐらいだから、充分に1人分の防具が作れる。

 それと、水晶クリスタル洋杯コップも、3段階に分けた。

 男爵と子爵は飾り細工無しで、伯爵と辺境伯が、1ポイントの飾り細工有りで、侯爵と公爵が、3ポイントの飾り細工有りで、王族がヴェネ○アガラス級の飾り細工有りにしている。


 さて、レイのドレスだけど、顎の下まで隠す衣裳にして、ドレスのメインの素材を希少種のスカーレットシルクスパイダーにして、普通のシルクスパイダーで華の刺繍等を入れている。

 勿論、スカーレットシルクスパイダーの糸を使っているから万が一が起きても多少は安全だ。

 秘密の情報として、レイもスカートで見えないが、左足にマジックポーチを付けて、ドレスの上からでも着れる防具と白金貨数枚相当の薙刀を仕舞っているし、右足にも短剣を帯剣している。



 最後に、パーティーに来る順番も男爵からと決まっている。

 貴族階級のマナーみたいなもんだ。


 昼過ぎから招待された男爵家が到着し始めた。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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