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あー、連続で投稿できました!

…いつぶりだろう…。


良かったら読んでくださいね!

「アカリ様…ご機嫌麗しゅう」


「え、エスメラルダ様…ご機嫌よう」


 可愛らしくちょこんと挨拶をしたアカリ様は、女性の私から見てもとても可愛らしい。

 オッドアイのピンクとドレスのピンクが黒髪と良くマッチしていて、お嬢様という感じがすごくする。


「アカリ様は、ダンスを踊られないの?」


 …ちょっと皮肉っぽかった?


「わ、私はダンスが苦手で…。あ、で、でも、さっきテーマス様とダンスをしていただきました」


「そう…よかったですわね。テーマス様は成績もとても良い方です。下手すると抜かれてしまいますわね」


 テーマス様が二位なのは確実だが、学園では、私とアカリ様が二位だと発表してある。

 その程度のことで、無駄な争いを避けるためであろう。


 現代日本では、男子トップ女子トップが挨拶をするところが結構多いが、ここでは、成績順…つまり、男子男子になったり女子女子になったりすることもある。

 この《プラネット》の世界では、そこまで珍しいことではないので、重要視されてはいないが、没落したテーマス様が挨拶をするとなると問題だ。


 一応、テーマス様は没落したと言っても、親が一時的に爵位を取り上げられているだけであって、学園を卒業したら、テーマス様が直々に陛下から準男爵の爵位を受けることになっている。

 そのため、一応セーフなわけではあるが…。


 なにせ、隣が殿下だ。


 流石に、殿下と没落子息が一緒に挨拶をするわけにもいかないので、こういう処置が取られたというわけだ。


「わ、私なんて…勉強が唯一の取り柄ですので…」


 あら、なんて謙虚。

 私がふと、そう思った時だった。

 頭の中に、知らない声が聞こえたのは。


【でも、過ぎた謙虚は謙虚では無い。気をつけた方が良いよ『姫巫女』。ね、そう思うでしょ? ◯◯】


 それは…私の…。


【そう。君の名だ。…初めまして、僕は神様だよ】


 神、様?


【あれ? 信じてない? えー、この世界に君を呼んであげたのは僕なんだよー? あ、信じた信じたー?】


 …証拠は…あるのかしら。


【んー、そーだな〜、あ、マッサングルがいたでしょ? 《プラネット》にはいない。アレは天界のものだよ。きっと、アレは飽きたら消えて無くなる。誰の記憶にも残らない。もっとも! 君の記憶からは消えないかもしれないけれど】


 マッサングルが?

 あんな、屈曲な人物が天界のもの?


【そうだよー、あ、姫巫女のことほっといていいの?】


 …あ。


 アカリ様をみると、黙ってしまった私をみて困惑していた。

 身分の低いものから身分の高いものへ話しかけられはしないから、困ってしまっていたのだろう。


「ごめんなさいね、アカリ様。少し、ぼーっとしてしまって」


「い、いえ! そんなことは!」


「ふふ、ありがとう。でも、少し気分が悪いからベランダに出て来るわ。私とお話してくださって、感謝致しますわ」


「い、いえ、こちらこそありがとうございました!」


 私はそう言って、無理やり話を切ると、サッと背を向けてベランダへと歩を進めた。


 ベランダへと続くドアを開けて外へと出る。

 そして、しっかりと鍵をして、誰も入ってこれない事を確認する。


【よーじんぶかいね】


 …いいでしょう、 別に。

 私の自由なんだから。


【ま、そーだけどさ。あ、あと、君の考え通り姫巫女は転生者だ。ただし、君の世界からのじゃないよ】


 …どういう事?


【姫巫女は、もう、ヒロインという立場を何回も繰り返しているんだ。それは、もう、気が狂うほどに】


 …アカリ様が、廻り者?


【まぁ、そういう事になるね】


 それで、私の事をこの世界に呼んだ理由は?

 あるのでしょう、何か…それこそ、異世界人を呼ばなければいけない何か、が。


【うーん、ちょっと違うけど大体正解かな。まー、要するに君の力が必要なわけだ】


 何をすればいいの?


【君には、攻略キャラが持っている心の闇を取り除いてほしい。それこそ《フラグ》をね】


 フラグ…か。

 それ、やっぱり…。


【うん。地道に折るしか無いよ】


 …攻略対象者は、全員で5人。

 ラガルハーネル・ザクロ・カーンドラネークル。

 ルリト・クローエフェアラ・ウェン・ドルベラーネル。

 クロネカル・マナ・ロサ・パリワネット。

 テーマス・カラミタル。


 そして、裏攻略対象者。


 それは…。

 この《プラネット》で唯一の救いであり、全てを包むもの。

 主と崇められるもの。


 つまり、それは…。


「神様あなた様でしょう…いいえ。ユーニ・ウェルシタース・ウーニウェルスム」


【そう。僕だよ……今までで、ルリト・クローエフェアラ・ウェン・ドルベラーネルの闇は取り除かれた。残りは、僕を含めて四人。出来なければバッドエンド、出来たならハッピーエンドだ。…簡単でしょ?】


 …私以外には出来ないことなの?


【…うん。そうだよ………だから、いつか、…僕を助けてね】


 神様…?


【…あ……僕のことは…ユーニって呼んで…………】


 神様…ユーニ?


 私がいくら心の中で問いかけても、語りかけても、もう、ユーニの声は帰ってこなかった。

友達に、誤字脱字が多いと指摘がありました…。

すみません。

出来るだけ直しますので、気付いた時に教えていただけると助かります…。

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