↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/35

第8話「深海の魔物」

今溜まっている話を全て消費したので、

おそらく今日投稿できる最後の話かなと思われます。

『人間の匂いがする』


「……俺は人間だった」

 そう答えた。

『フッ、ハハハハハハ』黒い剣から笑い声が響いた。

『そうか』

『ならば、お前もいずれ海を裏切る』

「何言ってんだ」

『海は人間を憎んでいる』

「……」

 俺は何も答えられなかった。

 実際、人間は海にゴミを捨て、環境を破壊している。

 ゴゴゴゴゴ……。

 洞窟の奥から地響きがした。

「何だ?」

 巨大な目が開く。

 洞窟の奥に。

 巨大な魔物がいた。

【種族:深海喰らい】【Lv.34】

「…………これはやばいやつだな。」

 逃げろ。

 本能がそう告げる。

 だが、魚群がいる。

 俺が逃げればこいつらも食われる。

「……やるしかない」

 俺は放電した。

 バチィィィッ!

 魔物の身体を電撃が走る。

 だが。

 ほとんど効いていない。

「嘘だろ……」

 深海喰らいが口を開く。

 周囲の海水が吸い込まれる。

 魚群が引き寄せられる。

「逃げろ!」

 俺は全力で泳いだ。

 魚群の前に立つ。

 放電、岩甲、毒牙、

 今持っている能力を最大限に使った。

 何度も攻撃する。

 身体が傷つく。

 HPが減っていく。

【HP:8/50】

「まだ……!」

 深海喰らいが襲いかかる。

 俺は口を開けた。

 そして敵の身体へ噛みついた。

 鈍い音がした。

【捕食判定】

【対象が強すぎます】

【捕食に失敗】

「くそっ!」

 その瞬間、黒い剣が光った。

『食え』

「……!」

『その魔物を食えば、お前は次の段階へ行ける』

 俺は迷った。

 俺は死にたくない。

 仲間も死なせたくない。

「だったら――!」

 俺はもう一度。

 魔物へ突っ込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。