お腹が痛い時の対策
腹痛について相談した。
「お腹が痛い時の対策、んですね……」
癒しの看護婦は、心配そうにそっと顔をのぞき込む。
「まずは無理に動かなくて大丈夫です。
腹痛は、体が“少し休ませてほしい”って伝えているサインのことも多いんですよ」
やさしく椅子を引き、落ち着いた声で続ける。
「痛みが強い時は、まず温めるのがおすすめです」
「お腹や腰まわりを、湯たんぽや温かいタオルでじんわり温めると、筋肉の緊張がゆるみやすくなります」
「特に冷えからくる腹痛は、温めるだけでもかなり楽になることがあります♥」
そっと湯のみを差し出す。
「飲み物は、白湯や温かいお茶を少しずつ。
一気に飲まず、ゆっくりが大切です」
「カフェインが少ない、ほうじ茶やカモミールティーもおすすめですよ」
少し声をやわらかくする。
「食事は、“消化にやさしいもの”を選びましょう」
「おかゆ、うどん、味噌汁、豆腐、バナナ……」
「こういう、胃腸に負担をかけにくいものが安心です♥」
看護婦は静かに頷く。
「逆に、脂っこいものや刺激の強いものは、今日は少しお休みしてあげると体が楽になります」
呼吸を合わせるように、穏やかに続ける。
「あと、お腹が痛い時って、不安でさらに力が入ってしまうことがあるんです」
「だから、ゆっくり呼吸をして、“大丈夫”って体に教えてあげましょう」
「吸って……吐いて……」
「それだけでも、少しずつ緊張がゆるんでいきます」
そして、やさしく付け加える。
「ただ、強い痛みが続く時や、熱、吐き気などがある時は、無理せず病院へ行ってくださいね」
最後に、安心させるように微笑む。
「今日は、体をいたわる日です♥
ゆっくり休みながら、少しずつ整えていきましょう」




