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第4話
同級生たちの笑い声に目が覚める。
ぼんやりと窓から見ていると、不思議な感覚に襲われる。
「⋯私、ホントにイジメられてたのかな⋯」
久しぶりの制服に袖を通し、リビングに降りていく。
「っ⋯澪、どうしたの⋯?」
「⋯学校、行ってくる⋯」
「⋯大丈夫なの?⋯無理しなくていいのよ⋯?」
「⋯大丈夫⋯」
心配そうなお母さんに小さく微笑み、学校へと向かう。
学校に近付くにつれ、気分が悪くなってくる。
⋯ホントに?
軽く頭を振り、校門をくぐる。
深呼吸をして、教室に足を踏み入れた。
「えっ⋯何で榊原が学校来てんの?」
「てか、生きてたんだ?」
クスクスと笑いながら投げかけられる言葉に耐えきれず、教室を飛び出す。
走って家まで帰り、息も整えず玄関の扉を開けた。
「っ⋯!澪、大丈夫!?」
無言で首を横に振る。
「っ⋯ダメ、だった⋯」
思わず涙が溢れ出す。
「っ⋯私⋯自分がわからない⋯」
「⋯澪⋯」
優しく抱き締められ、声を出して泣いた。




