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青年期 十八歳の晩春 四十五

 煙草を一服つけると沸騰した頭も落ち着いてきた。


 それ以上にじんと痛む頬と切れた口腔から滲む血が冷や水として働いたが。混乱のあまり、まともに受け身も取れずに一発貰うとは悔恨の極みである。ジークフリートの拳が腰も入った良い一発だったのもあるが、戦場だったら死んでたぞ。


 クソGMへの怒りで錯乱して晒した醜態はさておくとしよう。今は重要なことじゃない。


 「じゃあ何か、俺がのたうちまわるような思いをしたクソ仕事から全部始まってるのか」


 「情報が足りないから断言できないが、おそらくはな」


 前提として三重帝国西方辺境域は領邦として完全に組み込まれて時間が経っているが、今の所安定しているとは言えない蛮地だ。面従腹背の地侍めいた土豪が寄り集まって燻っている土地であり、辺境伯も反乱を恐れて強権を振るいきれずにいる。


 無理も無かろう。かつては自分達の王を仰ぎ、帝国の侵略にも団結して抗し続けた一派だ。マルスハイムという天王山を強引に作られて趨勢が傾き、反抗の支柱であったユストゥス――恩賜浴場の前で首を掲げられてる人――が王族諸共に討ち取られて指揮が挫け、族滅を避けるべく臣従を選んだとしても心底よりの忠誠など百年経っても産まれる筈が無い。


 時間が恨みを薄めさせ、忠誠心を醸造するなら徳川幕府も永遠であっただろうからな。


 直接会ったことがないため確たることは言えないが、辺境伯家の思惑としては真綿で締めるようにして僅かずつ抵抗力を削ぎ、最後には嫌々ながら従うしかない状況を延々と持続させて実力の無い弱小不平分子に貶めたかったのではなかろうか。


 正月が来る度に連中を討つのはまだ早い、そういった決まり文句を口にするだけなら害がないから勝手にするがよろしい。最終的には泣こうが喚こうが抵抗など出来ぬよう骨抜きにする心づもりであると政策から見て取れる。


 鍋の中で水から煮殺される蛙の如く、一つ一つは譲歩するしか無い小さな命令を強いた結果、最終的には何も残らなくする。一息に滅ぼして都合が良い支配者に全部置き換えるよりは幾分情があり、金も掛からぬよい手法だ。


 問題は、長州藩めいた恨みを煮詰め続けた相当にガンギまった連中が相手だったこと。


 辺境伯との、ひいては帝国との同化による無力化を頑迷に拒み続けた彼等に何か耐えがたいことが起こった。


 それこそ看過したなら最後、二度と抵抗できなくなるような出来事が。


 私はそれを知っている。


 マウザー運河の大拡張、及び西方国境域の要塞線建設だ。


 今でこそマウザー河は中央と繋がっていないため、大軍は陸路で送り込む他なく軍隊の展開に時間がかかる。西方国境線も諸国家との軋轢を嫌って――東方征伐戦争もやっていたし、二正面で不穏な相手を抱えたくなかったのだろう――接触を控えていたが、東が安全となった今や気を遣ってやる必要がなくなったと見える。


 どちらも完成したならば、今後何があろうが土豪側は常に中央の目に晒され、如何なる陰謀も巡らせることが困難となる。蜂起したとて直轄軍を置くであろう国境線の要塞群とマルスハイムに挟まれて、つま先で転がす気軽さにて鎮圧されるのは必定。


 このままでは何もできぬまま飼い殺しにされると判断された反帝国勢力が動き始めた。


 手も足も出ず、きゃんきゃん喚く子犬に成り下がる前。まだ狼として牙が残っている今こそ乾坤一擲の覚悟で飛びかかり、油断している輩の喉元を裂いてやろうと。


 我々はその手始めに起こした、風紀を乱す襲撃に巻き込まれたのだ。


 「おい、何だその目は、また運が悪い奴がいるせいでみたいな目で私を見るな」


 「もう今更、その運河云々の話の出所を聞きやしねぇが……だってなぁ、こうなるとな……ただの太客の仕事でほとぼり冷まそうとしたらこの様だろうよ。ちょっと洒落んなってねぇぞ」


 「私悪くないだろ! 少なくとも巻き込まれたのは悪くないだろ!」


 「そーだな、強いて言うならお前の運が悪いな。いつも通り」


 「私だけとは限らないだろうが!」


 これに関しては断固抗議させていただく。きな臭さは感じていたとして、マルスハイム伯本人の御落胤ならまだしも、有力貴族の私生児が治めているだけの荘がここまで酷く襲われるとか読めてたまるか。辺境伯側への離間策として人質にしようと考えたにせよ、嫌がらせとして殺してやろうと思っていたにせよ、マルスハイムを出た時点で分かるかこんなもん。


 というより、規模も相まってどこに居ても不可避だったのではなかろうか。マルスハイムに留まれば同業者組合からの圧は高まり続け、更にはアグリッピナ氏から碌でもない書簡が届いただろうし、此処以外の荘へ仕事に行こうが結果的に襲われていたと思われる。


 隊商護衛でも同様で、どうせ戦費捻出のため通りかかるヤツは見境なく襲っているに違いない。


 よくある「依頼を受けたことが間違いでしたね」の拡張版だ。この地方に居たのがよくなかったですね、という状態だろう。GMが目の前に居たら、ちょっと座って貰って説教だな、こりゃ。


 「で、どうすんだ?」


 「……今は動きようがない。情報が足りない。マルギット待ちだな」


 「だな。下手に打って出て何ができる訳でもなし。お前の予想通りなら、名主一家はまだ狙われることもあるだろ」


 「過保護な親が子供と孫のために過剰な戦力を寄越してくれることを期待しよう」


 今までと違って、私が事態の全容を把握できていないのがよくない。これが外側の事情を知ることができるPLであれば、予め卓の傾向を知り託宣の内容を吟味してGMの行動を予測し、PCの何気ない行動という名目で布石を打つこともできるのだが。


 いや、マイナスに考えすぎるのはよそう。何も知らないで取り返しが付かなくなる段階まで過ごし、マルスハイムが戦場になって初めて気付くよりかはずっとマシだ。


 何より今回我々は意図せずして敵を躓かせている。


 少なくとも大きな戦力を一つ機能不全に陥らせた。死者の軍勢は荘を襲って補充したとして簡単に再建できぬであろうし、ましてや辺境伯も無能ではない。今頃は既に対策を取って軍を上げて本腰を入れつつあるはず。


 所詮は土豪が破れかぶれに近い状態で起こした蜂起。帝国全土が反乱で荒れているならまだしも、末端が痺れただけで巨人の拳が止まるはずもあるまい。


 我々が想像だにしない切り札などを用意していなければの話だが。


 「……今のフラグかな」


 「フラグ?」


 「何でもない、忘れてくれ」


 冷静になろう。仮に凄い隠し種があろうと帝国は帝国で人外魔境、ぶっ壊れた性能の怪物が犇めく地獄の一丁目。理不尽を上回る理不尽を叩きつけてどうにかしてくれるはず。魔導院から戦闘魔導師なりを一個班なり引っ張ってくれば、大抵の問題は火力で解決できるのだ。


 「考え事してる所悪いがな、後一個解決することがあるぞ」


 思考に割り込んでくるジークフリートに何事かと首を傾げてみれば、隠してた実力の事をどうすんだと指摘された。


 「あっ」


 「あっ、ておめぇな……」


 「考えることが多すぎるんだ。正直脳味噌の枠から大分はみ出ている……」


 これも今となっては難しい問題であるな。


 素直に打ち明けようと思うのだがと意見を仰げば、あまりいい顔をしていない。


 理由を問うと、隠していたことは納得させられても、理由によっては不和の種になるだろうとの答えが帰ってきた。


 因みに理由を説明しようとした所、俺は聞きたくないと止められる。聞かないままで理由をうっすらと察されてしまったのか、はたまた更なる頭痛の種を脳髄に埋められることを回避しようとしたのか。これもまた言わぬが花というものか。


 どのみち、彼等には私が尋常ならざる技を使っていることは知られている。今晩、葬儀の時に説明する必要はあるのだ。その時素直に打ち明けるとしよう。


 黙って誤魔化すよりは心証も悪くなかろうよ。ここで誤魔化す方が腹に黒い一物を抱えていると疑われかねないのだから。


 何はともあれ、今できることをしよう。


 「さて……仕事をするか。頭は痛いが体は動く。君も少しは休めよ」


 「だからさっき言ったろ、昨日薬飲みすぎて眠れねぇんだ。横になっててもイテェんだから、動いてる方がマシだっての」


 揃って立ち上がり、差し入れて貰った黒茶の一式を手に部屋を辞す準備をする。


 とりあえず私も捕虜の顔を見て、戦利品を見ておくか。


 何か分かることがあるかもしれないし、なかったにせよ分配のことを考える必要も出てくるのだから…………。












【Tips】ユストゥス・デ・ア・ダイン。抗戦争末期の西方辺境側の英雄にして旧王の娘婿。帝国反抗の旗印であり軍事的な天才。纏まりの無い土豪諸侯を只一人制御できた天才的なカリスマであったが第四次マルスハイム会戦にて義父王と共に討ち死に。以後、決定的な指導者を喪った土豪側勢力は組織だった抵抗力を失い瓦解した。


 遺児は帝国側に捕縛され打ち首にされたが、それは影武者で今も反抗を誓った末裔が血脈を繋いでいるとまことしやかに囁かれている。












 葬儀は決まって日没間際、空が夕焼けに染まる頃に始まる。


 西が落日の茜色に染まり、東より訪れた群青によって月が顔を出す頃。我々の目に厳父たる陽導神と慈母たる夜陰神の神体が同時に見える時刻だからだ。


 夫婦神は世界産みの神でもあるため合一して生死を司り、また天体の運行と重ねて時間を司る神格でもある。故に二柱が揃えば誕生、成長と老化、そして末期と人の営み全てに通ずることとなる。


 産まれて自分の命を使い果たした者の終わりは、産み落とし最期を見守る二柱の下で行われるのが帝国での宗教的慣例となるはごく自然の流れであろう。


 送られる者は生前に愛用していた服か仕事服、高い位の人物であれば礼装によって身を飾り葬儀まで自室の自らの寝台にて時を待つ。


 客先で亡くなった場合は、彼等が逗留していた宿にて寝かせておく。剣友会の二人であれば、宿舎件指揮所として借りた集会場だ。


 戦傷を縫って整え、綺麗な戦装束を纏って瞑目する姿は見る者によっては寝ているだけにも思えるだろう。しかし血色を喪った顔に朱が差すことは二度と無く、柔らかく閉じられた瞼が開くこともない。


 ちりんと心地好い音を立てるのは、僧が鳴らす錫杖の音。この時ばかりは他神を崇める僧も夜陰神の聖印を頂いた錫杖を持ち、黒い僧衣で身を固める。


 元より多神を崇めるこの宗教において、主神として崇める神以外も等しく尊いものだ。故に僧であれば全ての神の聖句を唱えられるよう聖堂にて教育を受けるし、それは開拓荘にて豊穣神の聖堂を開く僧であっても同様である。


 錫杖を鳴らしながら聖堂よりやってくる僧が、神の代理として杖先にて三度戸を叩いた後、喪主が僧を迎え入れる。


 頭目として喪主に立ったエーリヒは、訪ねてきた僧を見て面食らった。深い皺が寄り集まって年輪を覗かせる切り株もかくやの年老いた尼僧は、一般の僧であれば纏わぬ豪奢な僧衣を纏っていたからだ。


 胸に付ける聖印、その中央にて豊穣神を示す大地より伸びたる麦穂の意匠が揺れ、周囲を縁取る飾りは僧位を表すもの。彼の拙い知識では正確な階級までは分からないが、僧である友人からの受け売りでなにがしかの僧都位であることが窺い知れた。


 聖堂を主催出来るようになるのは律師からで、大抵の地方荘にて聖堂を管理するのも律師位にある僧だ。僧都ともならば人口数千人規模の都市にて聖堂を預かることもある高位僧であり、少なくともこんな所に居て良い位ではない。


 ここでもまた名主の父親が注ぐあらん限りの愛情を見せつけられ、困惑を覚えつつもエーリヒは喪主としての仕事を果たした。


 招き入れた僧を水の入った革袋と乳酪にて歓迎し、一口ずつ口にした僧が残った物を包みに入れて遺体の胸に乗せる。その後、短い聖句が送られ、亡骸が棺に移される。


 西方辺境域の棺は、円筒形の桶であった。場所によって形や大きさに差があるものの、この辺りでは桶型の棺にしゃがむ形で遺体を納め、そこに背嚢を入れてやるのが常である。


 背嚢には毛布、換えの靴、保存食か生前に故人が好きだった食べ物、木を削った模造の短剣、そして愛用品と幾枚かの銀貨――余裕がなければ銅貨でも――を入れておき、死出の旅路を助ける。


 この時、兵士や冒険者以外で武器の類いを入れてはならない。死後の道行きは夜陰神により守られているため、得物を帯びず安心して歩ける道であるからだ。戦う事によって生計を立てていた者達が棺の中にも武器を持ち込めるのは、戦い抜いて死んだことに対する一種の畏敬を示すためである。


 各々の棺には、愛用していた剣と槍の穂先が収められる。どちらも血糊を拭い、時間目一杯まで丁寧に研ぎ上げられて錆を防ぐ油が厚く塗られていた。旅の最中にも武器が傷むことがないようにと。


 遺体を収めた棺を担ぎ、家を出て聖堂の前を通る道行きで墓所へ向かう。死者が迷うことも帰ってくることも神の膝元へ送られれば起こらぬ為、死者を迷わせるような道順をとることや遠回りをする必要がないのだ。


 この時、合同葬であれば一家一家巡って亡骸を回収する。


 自警団の戦死者があった家からは、瞼を赤く腫らした遺族が棺を担いで現れる。彼等は何も言わず、エーリヒと目が合うと一つ黙礼を送るのみで列に続いた。


 何も言いたくないし、聞きたくない。無言で語る彼等にエーリヒからかけられる言葉があるはずもなし。ただ黙礼を返して葬列は静かに進んだ。


 聖堂の前で葬儀に参列する予定だった者達と合流する。荘民のほぼ全員、怪我で起き上がれる者と見張りに残した最低限を除いた全員が群れを成して待ち受ける。


 聖句を唱えながら進む僧に続き、安らかなれと唱え上げる長蛇の群衆が墓所へ収容されるまで、人数の都合もあって中々の時間が必要であった。


 未だ墓標の少ない墓所には、既に葬儀の用意が調えてあった。


 棺を収める深い穴が二つ並び、他の墓標から離れた所に祭壇が二つ組まれてある。


 木造の祭壇は中央に棺を収められる井方になっており、よくみれば香り高い脂が塗られている。格式ある火葬は土葬よりも費用が嵩むため滅多にないが――そも必要になることも少ない――今回は遠方の遺族に亡骸を届けるため、名主の心配りで実現した。


 棺が祭壇や穴に収められる中、誰も呼吸以外で口を開くことはない。葬列に参加する者は、亡骸を見送るまで口を噤まねばならないからだ。それが出来ぬ年齢の子供は家に残され、重い沈黙だけが夕暮れの中に立ちこめる。


 粛々と準備が済むと、僧が長い聖句を唱えながら香炉を取り出す。聖句によって請願された奇跡によって、炉の中に炎が産まれ香が燃えてゆく。銀器の香炉は鎖で繋がれており、手を伸ばした僧がゆっくり振ることで俗世を忘れさせる優しい香気が墓所に立ちこめた。


 死者の魂を癒やし、腐臭を払い、亡骸目当ての獣を寄せ付けぬ奇跡の煙だ。


 朗々と歌い上げられる聖句が続く限り炉は燃え、やがて陽導神が一日の勤めを終えて惑星の縁から姿を隠す頃には消えていった。


 香が燃え終わった香炉に残る灰、それを一握り掴み上げた僧は墓穴に納まった棺に振りかけていく。棺一つにつき一握り、心地好い残香を漂わせる灰をふりかけ終えると次に移る。


 墓穴の亡骸には土が被せられ、祭壇には火が放たれた。


 火を放つのは喪主の仕事だ。松明に火を移し、祭壇に投げ込む。


 すると不思議と熱さを感じさせぬ火が立ち上り、瞬く間に祭壇が炎の柱に包まれた。単なる炎にはあり得ぬ、白く温かみを感じさせる炎は大地に注がれる神の奇跡が一端。命を全うして倒れ伏した者を夜陰神が迎え入れた証の奇跡。


 普通であれば何時間も燃え続ける炎は、事前に受けた説明だと四半刻ほどで全てが灰になるという。そして燃えかすの中に故人の灰が、他の灰とは明確に異なる白い山となって残るそうだ。


 黙って彼等が燃えてゆく様を眺める。金の髪のエーリヒが剣を教え、戦陣を共にし、幾度も仕事を重ねていった配下にして戦友。彼等はもういない。永遠の喪失を噛み締めて拳が強く握りしめられた。


 今はまだ、誰もが彼等の顔も声も思い出せる。鮮明に、まだすぐそこに立っているかのように。


 されど、いずれは薄れてしまう。永劫の記憶を持つ種はあまりに少ない。


 彼は目を閉じ、忘れ難き、だが薄れゆく定めにある彼等の顔を脳へ必死に焼き付けた。能う限り忘れぬように、彼等と過ごした楽しみ、喜び、そして喪ってしまった悔いと悲しみを忘れぬ為。


 そして、二度と同胞を悲しみの内に見送らずに済むように。


 儚い思いと誓いであることは分かっていた。


 人は死ぬ。誰が居ても居なくても、全力で挑んでもどうしようもないこともある。今までは単に運がとてもよかっただけに過ぎない。


 だから絶対はない。


 それでもだ。この二本の手が及ぶ限りは、嘆きを抱かずに済むよう努力しよう。これから先、血と臓腑が浮かぶ戦の海が広がっていることは分かっているから。


 よく戦ってくれた。後は任せてくれと去りゆく者へ言い残し、エーリヒは二つの火柱が消えて無くなるまで一度も瞬きをせず見送った。潤いを失った目が痛んでも。最初の瞬きで血が滲むことになっても。


 弔いは戦いへと姿を変えて続くが、ひとまずはここまで。


 後は政治と人の時間である…………。












【Tips】葬儀の形態は地方、宗派によって大きく異なる。これはライン三重帝国の神群が他の神々を合一していくにあたり、その文化を蔑ろにせず残すことを許したためである。  

だらだらお酒を呑んでいたら結構な時間になってしまいました。


恐らく明日の更新はありません。

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[良い点] 194で既に殴られてると思ったけど、まだだったのねw 引き継ぎ後…は無駄だから、統制取り終わってから気絶させるつもりで殴る気だったのかなw 気付けと分けないのがジークっぽくてかわよ。
[良い点] 葬式の描写を文化的背景まで含めて描写されるのがとても好きです
[気になる点] 前回から引き続きですが、どうにもエーリヒがGMを罵倒するところがしっくりこないですね。 TRPGのセッションに喩えるなら今回はセッション冒頭からエーリヒが思いっきりシナリオからの逃亡を…
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