青年期 十八歳の晩春 四十四
場を整え、改めて昨夜の状況を引き継いだ。
我々の戦果は多く、主立った所で十五名の捕虜と十二頭の軍馬を含むその持ち物という大きな物であった。今の所纏めて名主殿に管理して貰っており、後に割合を決めて分配する予定である。自警団も命を賭けて戦ったのだから、荘にも幾らか分け前が必要であろう。
と、いうより厄介払いの側面もあるが。
戦利品として武器防具、後は持ち歩いていた金品宝飾品は換金も容易で自分でも使えるからいいのだが、軍馬は困る。とても困る。
その大きな馬体は大量の食事――しかも結構値が張る塩も要る――と水を常時消費するため、如何に大所帯の剣友会でも養いきれない。売り払うまでの健康を維持するための食費で破産寸前という事態になり得る。
さりとて桜肉にしてしまうのも勿体ないので、できれば荘で管理して貰い後で売り払うなり維持可能な分を剣友会で使えればといった所だ。
一方で此方の被害は先ほど聞いた通り死者四名、重傷五名、軽傷者は十二名と参加者全員が何かしらの手傷を負った形となる。私も軽傷者に計上されているため、今回は剣友会始まって以来の大損害として忘れ難い教訓とし脳に刻み込まねばならない。
略奪品の何割かは治療費、そして無視されがちだが遺族への見舞金として使わせて貰う。明文化していないが、常々何かあった時は遺族に補填をすると我々は決めて仕事をしているのだ。
大事な家族を喪った者達の心を、金品でなど決して癒やせないことは分かっている。だとしても、一時の生活を支えるだけのことはしてやりたかった。最終的に立ち直るためには時間が必要であり、時間を得るには金がいるから。
対して戦闘員以外の被害は嬉しいことに零……とはいかなかった。
「怪我人三人? どういうことだ?」
「あー? 大したこっちゃねぇ、逃げるついでに欲張って家財運ぼうとして腰やった爺が一人、後の二人は避難中に転けた餓鬼共だ。顔面から派手にいって鼻やっちまったのと、肩外してっからカーヤが怪我人に計上した」
「締まらないなぁ、おい」
どうせなら荘民には一切の被害は無かった、と清々しく締めたかったが、まぁ私達らしいと言えばらしいか。こんな機会は二度と無い方が良いが、万が一次があるとしたら避難する時に気を付けることも仕込んでおかねば。
「細かい話は後で詰めるとして……葬儀の手はずは?」
「荘が全部取り仕切ってくれるとよ。僧が直々に経も上げてくれる。至れり尽くせりだな」
半ば皮肉交じりの言葉に眉を下げざるを得なかった。
彼等の死に私は責任を負っている。これは頭目として、一党を率いる人間として当然のことだ。彼等は冒険者、戦と死を前提とする職業に自ら進んで就き、自身の責任と力量を以てして戦場に立った者達であるが、だからといって指揮官に責任がない訳ではないのだ。
安っぽく彼等の死は全て私の責任だと嘆いて剣を捨てるつもりはないし、況してや力量が足りなかったのだと開き直りはしない。
頭目として死を悼み、反省し、せめて次に活かす。それが私の義務だ。
「分かった。葬儀の後、一席設ける。全員参加だ」
「承知。報せておく」
重い溜息を溢した所、ジークフリートの眉が微かに潜められた。言いたいことでもあるのかと目で訴えた所、背もたれに大きく背を預け、再び顔を背けながら口を開く。
「どんな演説を打とうがテメェの勝手だが、大げさに自分の責任だ、とか宣うのはよせよ」
「……何故だい。指揮官として責任があるのは当然だろう」
それを言い出したら、あの場の指揮を執ったのは俺だと言い捨てつつ足を伸ばして椅子を軋ませるジークフリート。普段はカーヤ嬢にはしたないと窘められる所作だが、私は彼が気にしている時に足を遊ばせる癖があると知っているため止めないでいた。
「何度も言うが、俺らは俺らで覚悟して戦場に立ってる。さっきした金魚の糞云々の問答と同じで、死んだのが全部手前のせいだっつー態度をされるとカチンとくる野郎も居るってこった」
「……甘く見るな、だね」
「そういうこった。怪我をする、死ぬこともあるってのを含めて冒険者やってるヤツを虚仮にすることにも繋がるんだよ。後は、その場でアイツらの命を預かっていた俺もな」
お強いお前にゃ分からんかもしれねぇがな、と続けられて何も言い返せなかった。
よくよく考えれば、確かに彼の言う通りかも知れない。お前達が何をしようが私が失敗するかどうかで生き死にが決まるのだ、と取ることもできる。
「……難しいな」
「その難しい仕事を始めたのはお前だろ」
「分かっているつもり……だったが、やはり実際に直面しないと分からないね。気付かせてくれてありがとう、ジークフリート」
姿勢を正して頭を下げると、彼は手を振って止めろと促した。
「俺が気付けねぇことを普段はお前がやってんだ、お前が気付かねぇことを補足すんは俺の仕事だろ。この辺で止めとこうぜ、俺が悪い俺が悪いを繰り返すのは。連中に詫びる所があるのは、俺もかわらねぇんだ」
「……そうだね。じゃあ話を移そう」
指揮官の仕事と責務には思うところも語りたい所もまだまだあるが、片付けるべき事と、気になることは未だ多い。
気絶して勝利を報せた後の事を知らぬのだが、どうにも起きてから広場に出た所、どこか浮ついた空気を感じてしまっていた。今回のことを荘民達はどう思っているが故の空気なのか。
「あぁ? 普通に戦勝気分だよ。家族は悼んでいるが、それ以外は生きてることに、勝ったことに大喜びしてるわ。生き延びた面子も同じだぞ」
「何? だが、四人も死んだんだぞ? 怪我人だらけで半壊状態だ。私は石の一つ二つ投げつけられるのを覚悟していたが」
「……俺もこういう物言いは嫌いだがよ、大多数の人間からすりゃ“たった四人”で済んだ規模なんだよ」
きょとんとしてみせると、彼はこの部屋に来た時と同じくらい重々しく嘆息し、それに混ぜて俺達の感覚は大分麻痺してると言う。
思えば今まで初仕事から一党で死人を出したことがないのは、確かに異常なのだなと考え至る。手配された強敵とかち合おうが、規模がおかしい野盗と殺し合おうが剣友会は今まで死者の一人も出さずにやって来たので忘れがちだが、人間とは死ぬものなのだ。
特に我々冒険者の命は軽い。流れ矢で、水や食料にあたって、実力不足で、全くの不運で。理由は列挙すればキリがなく、冒険者同業者組合の“捜索願板”に貼り出される人相書きが一枚も増えぬ週などないほど頻繁かつ容易く死ぬ。
月に一度か二度は付き合いのある氏族の構成員の葬式や追悼会――と、いう名目での酒宴――に呼ばれているにも拘わらず、私達の感覚は大きく狂っていた。
「普通、五〇に満たねぇ冒険者と自警団の即席軍がだ、百近い歩卒と十五の騎兵に挟まれたら死ぬんだよ。守り切るどころか誰も生き残らねぇのが普通なんだよ」
「あー……うん? えーと?」
「そこで考え込む時点でお前が狂ってんだよ」
後、勝つ気を根から失わずに戦った俺らもな、と前置きしてジークフリートは黙ってしまった。
言われてみれば、そうなのかもしれない。個人の武勇によって戦局が大きく左右されうる場所に立ってきたので認識が薄いが、確かに一般的な感性でいえば数とは力であり、専業軍人と冒険者の間には大きな隔たりがある。
土台ひっくり返せない前提を無視して勝利したことを忘れて行動すれば、それはそれで顰蹙を買うことになるか。葬儀をするということは、何か一言求められる公算も高いので今の内に思考を整理する必要もあろう。
思考の整理という所で、一つ思い至るところが。
「ジークフリート、捕虜の持ち物は一通り検分したか?」
「やったぞ。身分が分かる物はない。印象指輪、手形、割符、家紋入りの武器もな。えげつなく豪勢な武器もあるが、装飾はあっても身分が分かるものを刻んでねぇのは不思議だな。普通、あの手の金持ちは紋章を使って自己主張をすんだろ?」
「ふむ……君が今ぶら下げている物もそうか?」
応と叩かれる剣は、確かに装飾されているが鍔の中央に家紋が埋まっているような事はなかった。相当の業物だと一目で分かったが、彼の新しい相棒は注文して打たれたものではない?
検分しても? と断って受け取った剣を抜いて品定めしてみれば、確かに美麗で見事な剣であるものの出自を匂わせるものが何もない。
霜が降りたように冷ややかな刀身は送り狼より僅かに長いが身幅が狭く、根本付近に蔦を模した彫金がされているものの家紋や個人を示す印がない。魔導鍛造された魔法の残滓が残る刀身には大仰な魔法の付与などはされていないようだが、粘り強く錆びず欠けないというだけで剣が持つ価値は計り知れぬ。
少なくとも、これ程の業物なら所領一つとは言えぬが田舎で農地の一つも買えるだけの値はつく。それほどの金を費やして打たせた剣なら、家紋の一つも刻むはずなのだが。
「柄も外して改めてるが、無銘だったぞ」
「銘すらないのか? これだけの剣で……習作なのか……?」
いや、西方の風習なのかもしれない。土豪が非合法の小遣い稼ぎをする土地なのだし、過度に出自を示す装飾を常に身に付ける物から排除していったとも考えられるな。
だが襲いかかってきた騎兵隊が身分卑しからざる出自であることは、この検分している剣一本取っても明々白々。普通の野盗であれば鎧までは略奪したと思えば百歩譲って納得するが、厳しく流通が制限されている軍馬血統の馬を何頭も揃えてくる事はありえない。
そして私達が此処に来るようになった理由、荘の背景、アグリッピナ氏から届いた書簡や明確に厄い案件に連れ込もうと目論んできた同業者組合。
一つずつ集まってきた要素を纏めると、今まで全くの無明であった状況が霧が立ちこめた森くらいに変わってくる。
靄の中に見える影、それは大きな一つの固まりではなく、連なって這いずるナニカ。
「……よもや単発ではなく続き物だとは」
「あ? 何だって?」
何と言ったか聞こえなかったのではなく、どういう意図での発言かを聞き返す問いに忘れてくれと返す。
今まで目の前の問題を処理するのに忙しすぎて、あまり想像を巡らせていなかったが、コレはあれだ、全部が繋がっている。私達は大きな流れに呑み込まれただけかと思いきや、大蛇の喉に深々と刺さってしまった小骨のようなものになっていた。
多分、否、殆ど確実に国家規模の企みが動いている。
私達は陰謀を嫌って外に出たと思ったが、認知できぬ巨大さの枠の中で跳ねていただけに過ぎなかったのだ。生け簀の魚が逃げるために飛び跳ねたが、隣の生け簀に飛び込んでしまっただけというオチなのだと今になって分かる。
まず、死霊術師の襲撃は単なる収奪目的の物ではない。これは最初の襲撃規模からして明白だし、辺境全域で起こっているのではと前々から推察していた通り。
あの時点では地方の治安を脅かして何か目論んでいる程度にしか思わなかったが、昨夜得た情報によって欠けていた断片が埋まって輪郭が見えてきた。
アレは在野の魔法使いではなく、太い研究基盤を持つ魔法使い……いや、魔導師の所業だ。
今までは単なる動く死体の枠を出ない動死体ばかりが投入されたが、森の中に居た術師と思しき一団の護衛をしていた動死体は強化改造が施された精鋭ばかり。特に一番手こずった理不尽なまでの対物理加工が施された個体は、大釜一つ置いた工房で作れるような代物ではない。
腕を伸ばす程度であれば初心者でも思いつくだろうが、あれほど高度な設計を行い、尚且つ製造できるのは魔導に精通し金貨を湯水と等価に扱える者だけだ。
「ジークフリート、君なら分かるかもしれないが、昨日の動死体の斬り応えに違和感がなかったかい?」
「違和感? 人間とは違うなとは思ったが、そりゃ死肉と人間の手応えは違うだろ。骨も異様に堅かったし、ありゃいじくってあるからなんだろ?」
「そうだ。放っておかれた死肉とは違う。ただ私は昨日、手応えが違うものを斬ってるんだ」
騎兵か? と聞かれて頭を振る。
色々な物を斬ってくると手応えで何を斬ったか分かるようになるのだが、蓄積した経験からして森の中で一番最初に斬った人影。あれは動死体ではなかった。人間を斬った時の感触があったのだ。
戦闘中なので気にせず首を刎ねて再生しないよう燃やしたが、アレは間違いなく人間だった。首の細さや堅さなどから察するに人類種に属する何かで恐らくは女性……。
「つまり死体を操ってたやつか」
「半分正解……だと思う」
「勿体つけんな。俺はお前の持って回った言い回しが嫌いなんだよ」
「すまない。多分、あの場に術師は二人居た。一人は私が斬った者。もう一人は強力な動死体を使役していた者だ」
二人? と首を傾げるジークフリートであるが、そうすると理屈が通るのだ。
戦った動死体は二種類ある。簡易に強化を施して数を揃えた死体とごりっごりに調整と改造された死体。量産型と特化型の二種類には、魔法を囓った身であるが故に嗅げる臭いの違いがあった。
習作と傑作、その差が。
「動死体は製造にも魔力を使うし、指揮にも魔力が必要だ。あれだけの規模を動かしながら生産もするなんて、余程の大魔法使いでなければできない。出来たとしても一戦線に掛かりきりで労働効率がすこぶる落ちる」
「そんな大物が、要衝でもねぇ開拓荘一つに突っ込まれるのはおかしいと。つまり製造役と指揮官は違うのか?」
「ああ。推測の域をでないが、一等強い動死体の使役者が師匠で大本の製造役。私が最初に斬ったのが実習のため前線へ指揮官兼整備士として送り込まれた弟子って所じゃないかな。そうすれば大げさなまでの嘆きや怒りにも得心が行く」
焼け残った灰を掴み上げ、食べるような思い入れは相当の物。単なる使いっ走りや部下ではありえまい。弟子以外であれば伴侶や恋人という可能性もあるが、斬ったくらいで死んだ実力の差からして低そうだな。
何にせよ、手頃な練習相手と思って放り込んだら殺されたのだ。怒りも相当な物になるだろうよ。簡単に揉み潰せそうな荘で追い返された反省を活かして自分が付いていってみれば、更なる予想外に見舞われて護衛の動死体諸共に全滅するなど普通は考えまい。
今回の一件は我々にとってもクソ仕事であったが、彼等にとってはより度しがたいクソであったと思われる。
よっぽど過保護な師匠だったのだろうな。謹製の動死体を魔法使いも一人しか居ない荘を攻めるのに付けてやるのは過剰だ。それこそ単騎で突っ込んでも荘、いや上手くいけば街くらいなら潰せそうな過剰戦力を投入してくる思い入れ。
私は確実に絶対殺すリストに名を連ねられたな。
愛情深い師をもって羨ましい限りだ。アグリッピナ氏は生きてる間は大事にしてくれると思うが、仇を討ってくれるような御仁ではない。死に方によってはここぞとばかりに利用するか「あーあ」の一言で終わりそうな気もする。
何はともあれ、魔導師が絡んでくる国家規模の企みであると見てよかろう。
その説を補強するのが動いていた別働隊。潤沢な予算がなければ編成できぬ重騎兵と驃騎兵の集団が絡むことによって、単に風紀が弱い地方で膨張した魔導師が暴れただけではないことを支えてくる。
斯様な立場にある魔導師であれば、こっそりやるものだ。荘の襲い方にしてもそうだし、まかり間違っても騎士階級を謀略に巻き込んでくることは有り得ない。
まぁ、魔導院の統制から外れた魔導師崩れという線も出てくるが、少なくとも権力者との繋がりだけは濃厚となり、動き方からして独断でも私欲のためでも無いことだけは確定できる。
更には、あの重騎兵はちとおしゃべりが過ぎた。
彼は汚れた血と口にした。
この荘が単なる開拓荘であるなら移民や帝国人以外の血のことかと思わないでもないが、名主を務めるウォルブタース・ギーゼブレヒト殿は他ならぬマルスハイム辺境伯に連なる有力貴族の御落胤。寵愛厚き妾の子が未だ権力という名の外套に包まれていることからして、伯の制御下にある人間であれば万が一にも襲撃など企てまい。下手をすれば貴族でも彼に手を出せば手打ちにされるような人物。
つまり彼はマルスハイム辺境伯を疎んでいる一派だと判断できる。
そして少し前にジークフリートが巻き込まれた嘘の物資護衛依頼にて運んだ貴種の少女。私を巻き込みたくて仕方が無かった同業者組合、態々此方との取引があると連絡してきたアグリッピナ氏の書簡。
これらの要素を捏ね合わせ、更に前世で読みあさった物語のお約束を振りかけると一つの単語が焼き上がる。小説と馬鹿にすることなかれ、歴史書を読みあされば大概だなと思う話が山のように出てくるのだ。そして創作は現実を糧として捻出されるものであるため、時として現実が小説を見立てたのではなかろうなと思う事も起こりうる。
密かに連れ出された貴族の令嬢、それを狙う一団、脅かされる地方の治安と謀略の臭いを隠すこともない上層部や混乱を嗅ぎつけて寄ってくるヤベー奴。
「謀略どころか完全に謀反じゃねーか!」
「うおっ!? 急にどうした!?」
「ぜってぇ碌でもないと分かってたけど、これもう謀反の臭いしかしねーぞ! 西方辺境域全部巻き込んだ火遊びとしか思えねぇ! 既に岩が坂から転げ落ちてやがる!!」
「急に物騒な事言うな! びっくりしただろ! いいから落ち着け! 俺にも分かるように言えよ!」
「土豪一派だよ! 帝国に組み込まれた事が気にくわねぇ連中が未練がましく何百年も憎悪を蓄えて、今この瞬間に反旗を翻そうとしてやがるんだ! 地方をしっちゃかめっちゃかにして振り回し、本命の目眩ましにしてんだよ!!」
「あぁ!? だから色々すっ飛ばすな! 根拠は!?」
「ぐぬぁぁぁ! ハンドアウトに書いてねぇ! 唐突に長期キャンペーンを始めるな! 説明無しに単発で集めた卓で、実は陰謀の切片でした! とか言われても分かるか!」
「マジで落ち着け! 本格的に意味不明な事を叫び出すな! 帝国語で喋ってくれ!」
ぐねんぐねんと体を振り回して理不尽に叫ぶ私は暫く正気を取り戻すことが出来ず、結局ジークフリートの言う“一発”は私を冷静にするために消費された…………。
【Tips】距離が開けば魔法によって使役する存在を操る精度も落ちる。その弱点を補うため、別の術者を中継とすることがある。
また八千文字近くになりました。
ということで長期キャンペーンが知らずに始まっており、先ほどのクライマックスは一話のクライマックスであると知らされてキレる参加者の図。
4巻作業が本格化してきており、また春特有の片付けねばならぬことの多さも相まって些か忙しくなってまいりました。
最低でも週一更新は維持しとうございますが、調子が落ちることもあると思いますのでどうかご寛恕いただければと存じます。




