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青年期 十八歳の晩春 四

 頭を流した後、蒸し風呂に突入した瞬間、ヨルゴスはあまりの熱気に思わず退いた。


 南内海にも入浴文化はあるものの、温暖な故地において蒸し風呂も然程熱くない温度が好まれた。まったりと心地よい湯気に長時間体を晒し、ゆっくり熱を通していくのが故郷のやり方である。


 しかし、帝国流の田舎の風情がある地では、かなり熱い湯気が好まれるため、彼には熱すぎた。


 腰にタオルを巻いてぞろぞろ入っていく剣友会の冒険者達。薪ストーブに近い良い位置は金の髪とその友人に譲られ、新入りなのでとヨルゴスも近い位置に通して貰えたが、彼にしてはありがた迷惑な差配であった。


 「んー……ちょっと温いね」


 「えっ!?」


 腰元をタオルで隠しただけの妙に扇情的な――されど実態としては常識的な――魔法使いが妙なことを言い出した。これだけ熱いのに更に熱くする?


 というのも、彼は元々北方の出身である。元々熱い蒸し風呂を好む帝国人の中でも、極東圏や極地圏の文化が入り込んだ彼らは更に熱い湯気を愛する。とある詩においては「甘露の前に毒を呷り更なる甘美を得る」と賞されるほど熱い風呂は、穏やかな南方の人間にとっては到底理解が及ぶまい。


 「あ、俺は良いっすよ」


 「どうぞどうぞ」


 「あ~、いいっすねぇ~」


 驚くべきは、彼の意見に賛同する者達が居たことだ。ヨルゴスがぎょっとして目をやれば、熱に強い亜人種系の冒険者や、地方から出てきた冒険者が地元の温度を恋しがっているようだった。


 「では失礼して」


 言って魔導師は桶で薪ストーブの上で地獄のように暖められている石に水を足して湯気を増やし、更に燃料を足して火勢を強め始めた。真っ白で乳のような濃い湯気が立ち上り、呼吸器から焼かれているような熱気に襲われる。戦場の粉塵や熱波でも耐える強靱な巨鬼の鼻腔でなければ、粘膜が爛れて使い物にならなくなるのではと錯覚するほどの熱だ。


 されど、金の髪は心地よさそうに髪を掻き上げて湯気を浴びているし、もう少し温い方が好みの面々でさえ「ちょい熱いから入り口側に移るか」くらいにしか思っておらず、苛みにも等しい熱気を楽々と受け入れていた。


 このままでは火が付くのでは? と思いつつ、上位者からの好意を無碍に出来ぬ巨鬼の青年は耐えることを選んだ。火砲の直撃や戦術・戦略級の魔術よりはマシだと考えて。


 「ああ、良い具合だ……旅の疲れが汗に混じって抜けるようだよ。帝都から西方までは存外遠いね」


 「そうだ、友よ、つい感動して聞きそびれていたが、君はどうしてこんなエンデエルデくんだりまで来たんだね」


 誰かが「俺ん故郷をくんだりっていわんで下さいよー」と半笑いでした抗議に、また誰かがじゃあド田舎だとか、辺境だろ、と返して大きな笑いが上がった。これを辺境と言われたら、都会はどんなものかと想像がつかぬ巨鬼には、暑さもあって反応を返しにくかった。


 「お恥ずかしながら僕はまだ聴講生身分でね、お師匠の言い付けで色々と巡検して回っているのさ……自分の閥に居る限りは“論文博士”は許さないとね」


 論文博士、というのは魔導理論の論文のみにおいて昇級試験を通過した者のことである。実技を軽んじている訳ではないが、魔導院とは魔導理論を追求する学び舎であり、その評価基準は実証できる魔導の正確性と効率であり、最後に価値を定めるのは論文の仕上がりによるものである。


 そのため、単に巨大な魔力を持つだけの魔法使いがゴリ押しで行う力業や、生来の感覚に従って振るわれる強力なれど適当な魔法が排除される。つまり、この構造上、教授たちの厳しい査読を通過して価値ありと判断されれば論文だけでも研究者身分に上がることはできるのである。


 されど、彼が目指すのは造成魔導師。帝国の精緻極まるインフラストラクチャの要にして申し子であり、実践分野の極みともいえる。


 彼の師は斯様な道を志す者が実践経験に乏しくて何が魔導師か、と考える頭の芯まで極まった体育会系であるらしい。既に十分な実力を得ていると判断しつつも、実践が足りねば一端の魔導師は名乗らせぬという方針もあって巡検を申しつけられたそうだ。


 「それで一年ほど色々回ってきたんだけど、仕上げとしてこの地に派遣された訳だ……造成魔導師は万年人手不足、どこででも喉から手が出るほど欲しい人手だからね」


 「なるほど、それで、この至る所がボロボロな辺境で実践してこいと」


 「そういうことだ、友よ。明日には魔導院の出張所にも顔を出して、行政府に顔を繋いで貰う予定になってる」


 え? ここ出張所なんてあったの!? と驚く金の髪に、良く似合いの濡れ羽色の髪をした魔法使いは苦笑と共に肯定した。


 「まぁ、ここの出張所はかなり“クセ”が強い人たちの巣窟でね……大っぴらに活動していないから知らなくても無理はないか。でも、治験の希望者は地方の方が募りやすいんだよ。理由は……分かるだろう?」


 治験と聞き、地元民らしい鼠鬼の冒険者が聞いたことがあるなと応えた。なんでも無料で病気の治療が受けられる上、金まで貰える夢のような場所が何処かにあるという噂がまことしやかに囁かれているそうだ。しかし、その治療の結果は約束されず、どうあっても文句は言えないと恐ろしい話まで付帯して……。


 「確実にヤバいヤツじゃないか」


 「ヤバいヤツさ、実におっかないね」


 不安そうな溜息を溢し、友人にしても距離が近すぎでは? と思う間合いで座っていた魔法使いは、あろうことか体を倒して友人の肩に頭を預けたではないか。かつては近かった上背も、今や彼の方が上なので些か窮屈そうでもあるが、その顔はとても落ち着き、満ち足りているように見えた。


 一瞬ざわつく周りが見えていないのか、金の髪は憂鬱そうな友人を励ますように撫でてやった。彼は昔から師に相当気に入られているのか、かなりの量の課題を申しつけられるのが常のことで、折れそうになるとこうやって甘えてきていたから。


 それは背が伸びて、一人前が近づいても変わらなかったらしい。むしろ、他の者より聴講生期間が長くなり、能力に期待され難しい課題を与えられたこともあって強まっているようにも思えた。


 無二の友には蜂蜜酒のように甘い魔法使いも、重荷を預けられる者は少ないのだ。性別のシフトが始まって以降、蜜の甘さに惹かれるように声をかけてくる者は増えれど、やはり真に友と呼べる付き合いはできなかった。


 好奇心に駆られ、若い故の無邪気な残酷さに晒された若い頃とは違い、紳士的、ないしは淑女然として友誼を誘いかけられるようになったのは良いことだろう。


 だが、それは興味の方向性が“物珍しさ”からズレただけに過ぎない。目の内に透ける薄い欲が見えてしまうから。見た目、閥の繋がり、将来の展望、薄ら暗い物が滲む目は、幼い頃から奇異の目に晒されてきた彼にとって耐えがたいものであった。


 故にこの数年、友人が冒険者として立って以降は弱音も吐けず苦労してきたに違いない。全てを曝け出せる友は遠く、時折やりとりする手紙でしか消息を知れず、打算抜きに甘えられる父母も北の根雪の彼方。師はあくまで師であり、愛してこそいれど魔法以外の悩みを打ち明けるには憚られた。彼は他にも弟子を抱えており、官僚としての仕事が溢れあまりに多忙であるが故。


 今まで張ってきた気が一息に抜けたのか、芯でも喪ったかのように麗しの魔法使いは脱力して友に身を委ねた。


 もういっそ、このまま寝てしまいたいという安息と友に。


 「未熟なりにこの町のインフラ整備に関わって、論文の実践報告書を作らないと。それで僕も晴れて研究者だ……」


 「また大変な課題を仰せつかったね」


 「全くだ、暮らしているなら分かるだろうけど、中々に酷いね此処は。専属の造成魔導師の手が行き届いていない所が多すぎる。そもそもの必要数が全く足りていないらしい」


 ヨルゴスがお上りさん気分にあてられて町中をふらついていた時、自分も辺境観光を楽しみながらも魔法使いは都市の観察を欠かさなかった。目抜き通りの石畳でさえ欠けている所もあれば基礎さえ一部が緩み、馬車の轍もガタガタで不安定。一つ路地を外れれば土がむき出しの所も少なくなく、門外の街道ともなれば雨が降れば泥濘と化すお粗末具合。


 如何に辺境といえど、州都がこの有様は酷いという感想しか出てこなかった。


 とはいえ、魔導師は官僚的な存在であり、彼らの派遣先や配分は当然ながら三重帝国の議会によって決められる。皇統家や有力領主の意向、枢密院の判断、民会からの嘆願などもあり一領主が左右できる部分は限られる。


 たとえそれが、バーデンの連枝であり辺境伯という名誉ある地位にあったとしても。


 無論、領主や代官からの支援を受けて魔導院に進んだ者は、出資元となる領に戻って働くことは多いが、財政的に厳しい辺境では母数も少なくなる。それに支援を受けた者の望む所や才能によっても分野は変わってしまうのだから、十分な造成魔導師を確保するのはいや難しい。


 辺境伯も苦心して整備はしている。上下水道はきちんと稼働し、痛んでいる所は多いが街道も破綻はしておらず、万一への供えである市壁の補修・改築にも手抜かりは無い。


 しかし、最低限を保つだけで手が足りていないのは明白。残念ながら造成魔導師にも魔力に限界があり、基幹部分を維持した上で他に回す余裕はないらしい。むしろ、地下に埋設され広大に広がる上下水を真っ当に管理できているだけでも褒めるべきか。見えぬ場所を整理し、補修する作業は凡百の魔法使いには決して届かぬ領域であるのだから。


 こればかりは領主個人で抱える“魔法使い”に任せる訳にもいかず、さりとて人の手でやるにも費用がかかるため難しい所であった。


 治安維持の警邏、出兵や奇襲に備えた軍備保持、領主でさえ軽々に手を出せぬ非公式勢力との折衝、更には未だ穏やかならざる土豪共とのやりとり。何より手間となる西方諸外国との窓口という役割さえなければ、もっと都市のことに予算を割く余裕もあっただろうに。


 様々なしわ寄せの結果、今の荒れた市街と整備が行き届かぬ街道がある。


 ひいては、造成魔導師にとって実技を見せ、時に実験するに事欠かぬ場所ということだ。


 「ああ、憂鬱だ、何をやらされるのやら……」


 「大変だな、我が友……力になれることなら何でも言ってくれたまえよ」


 「なんでも……か」


 実に気楽に言って頬を撫でる友の手を取り、魔導師は薄く笑った。いい大人になったのだから、軽々に何でもなんて口にするものではないよと添えて。


 指を絡ませ、親指で掌を撫でながら、それでも許されるのであればと魔法使いは続ける。


 「まぁ、仕事で方々を訪ねるだろうから、その時は君たちを専属の護衛にしてしまおうかな……」


 「それはいい、特別価格で請け負おう」


 「なぁに、どうせ官費だ、思う存分ふっかけてくれたまえよ」


 羨ましい話っすねぇ、俺らにも噛ませてくださいよ、などと冒険者らしい野次が飛び、魔法使いは楚々と笑ってエーリヒの手が足りないならば是非と微笑んだ。


 そして、ふと思い出す。


 なにやら巨鬼の連れが静かだなと。


 そう思って目をやると……酷い顔色をした彼がいた。


 「うわっ、ヨルゴス!? 大丈夫かい!?」


 「おあっ!? 顔が黒いぞ!? これどういう状況!?」


 「知るかっ、巨鬼の知人なんざコイツが初めてだよ! とりあえず連れ出せ!」


 「誰か水風呂で水組んでこい!」


 「整うってレベルじゃねぇぞ!?」


 「うわあっつ!? 持てねぇ!?」


 「馬鹿、タオル挟め! もしくは肉球持ちの種族!!」


 全員が静かだから気付かなかったことと、気遣いが行きすぎる彼が我慢し続けていたことが良くなかった。完全にのぼせてしまった巨鬼を慌てて全員で担ぎ上げ――尚、重量が凄まじく、金属交じりの肌は凄まじい熱を帯びていた――浴場の中庭に運び出す。


 大事には至らなかったものの、全員が硬く心に誓った。


 こいつと一緒に仕事をする時、体調の自己申告は真に受けすぎない方がよさそうだと…………。










【Tips】巨鬼の男性は我慢強い。雌性体の奉仕種族としての意識がそうさせるのかもしれないが、時には限度があるものだ。












 はっと意識を覚醒させた巨鬼は、自分が青空を仰いでいることに気が付いた。


 「ああ、よかった、目が覚めたかい」


 そして、不意に映り込むのは旅路の間に見慣れた美貌。慌てて起き上がれば、彼は麗しの魔法使いから膝枕で看病されていた。


 「すっ、すいやせん先生! 重かったでしょう!?」


 「気にすることはない、僕の温度に付き合わせたのが悪かった。体におかしなところはないかい?」


 ええとと体を触ってみるも、特におかしな所はない。足は氷が浮いた桶に片方ずつぶち込まれており、同じく冷やした濡れタオルが内股と脇、そして首や額に巻かれていることが分かった。


 太い血管が走る場所を冷やし、体温を下げるための処置だ。この手の対処に手慣れているらしい金の髪が指示をし、黒髪の魔法使いが氷を出して手助けした。そのため、四半刻もせずして巨鬼は熱暴走から復帰できた。


 生来の頑丈さもあるだろうが、こんな処置も知っているとは凄い人だと彼は改めて感心した。戦傷の手当であれば多少覚えがあるものの、暑さで倒れる時の対処まで知っているとは本当に旅慣れているのだと感じ入るばかりである。


 「頭痛や吐き気は? ふらついたりはしないかな? 暑さも感じない?」


 「へぇ、へぇ、すっかりよくなりやして」


 「なら良かった。念のためこれをのみなさい。ゆっくり、沢山ね」


 差し出される檸檬を搾った水を受け取り恐縮し頭を下げる。これもまた、魔法使いの気遣いか痛いほどよく冷やされていた。氷で冷やした水をのむなんて、まるで貴族のようだと思いつつ一口呷った所で……急に恥ずかしさに襲われた。


 こんな偉い人に手前の世話を見させた挙げ句、柔らかい膝まで借り、更に同性であっても恥ずかしさを覚える場所にタオルを巻かれたと認識し、羞恥心が突沸する。また顔が真っ赤になり倒れそうだった。


 短刀があるなら詫びて首を落としてしまいたくなる位の申し訳なさに打ち拉がれながらも、体は言い付けを護って律儀に水を飲む。乾ききった喉と舌を潤す水が美味しいことが、更に罪悪感に燃料をくべた。


 「ああ、やってるねぇ」


 まったく心から気にした様子もない魔法使いは、風にそよぐ髪を抑えて顔を中庭に向ける。三重帝国の浴場には、風呂の合間に軽い運動を楽しむための中庭があるのだ。


 薄い芝が茂るそこで、冒険者達が取っ組み合っていた。命に別状がないと分かったため、更に汗を流し、ついでに徒手格闘の訓練でも始めたのだろう。


 牛躯人が脱衣場で恥ずかしい過去を暴露した人狼に復讐するため手をつかみ合って真正面からつぶし合い、他にもそれぞれ体格が似た相手と組み合う。拳を振るうようなことはしない。戦場で甲冑や着込みをした状態で戦うことを前提にしているからだ。鎧や兜、帷子を着込んだ相手を殴っても、手甲の守りがあろうと拳を痛めるばかりだから。


 「うぉあー!?」


 柱に手足が生えたような立派なヒト種が組み合っていた金の髪に軽々と引き倒された。脇の間に腕が差し込まれ、足を払われて諸共に倒れ込んでいる。鎧を着ていれば自分の重量と金の髪の重量に潰され、かなりのダメージを負っていることだろう。


 とどめを刺した、と言わんばかりに手刀が脇に添えられ、一本と相成った。短刀で鎧の隙間を通し、心臓を突き刺せる位置である。


 「どうした、こんなものか! ほら、次来い!」


 「うっす、胸お借りします!」


 おごごごご、と妙な声を発しながら――受け身は取っていたが、それでも痛いものは痛いらしい――うずくまる巨漢を捨て置き、金の髪の気炎を受けて小鬼の男が勇ましく挑み掛かる。


 なんとも血気に溢れ、しかし殺伐としていないよい空気だ。


 「どう? やっていけそう?」


 知らぬ間に見惚れていた巨鬼が魔法使いの言葉で帰ってくる。


 暫し悩み……母親が子を見守るような顔で見られていたことに恥じらいながら、ヨルゴスは小さく頷いた…………。












【Tips】中庭の運動スペースで取っ組み合って遊ぶのは冒険者でなくともよくやることであり、時に腕試しとして突っかかっていく一般人もいる。

三連休なので折角なので毎日更新。

遅い時間ですが、去りゆく休みの最後のお供にどうぞ。


三重帝国の浴場はローマの浴場を引き継いだような感じです。詳しくはテルマエロマエ参照。

その内に参考文献一覧でも用意したほうがいいでしょうか。

迫る親友と幼馴染み邂逅の時……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 戦場の粉塵や熱波でも耐える強靱な巨鬼の鼻腔でなければ、粘膜が爛れて使い物にならなくなるのではと錯覚するほどの熱だ。 ↑ 後で倒れているけれど、金属成分が多いから巨鬼は継続的に加えられる熱には…
[一言] あああここまで読んでもう我慢できない!もうなんて尊いだこの二人!!!ライゼニッツ卿が拝めることができないとは、知っていたら絶対悔しがって血涙を流すでしょう。
[一言] 尊みが4周ぐらいしていっその事抱けー!抱けー!って狂喜に呑まれたんですが…ミカさんと一夜の過ちルート?いやここまで親密なら過ちじゃないよ親友だからいいよね…♡って話も読みたいですね…もちろん…
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