それぞれの戦い
◇
夏VSシャルロット
「念のため、最初に聞いておきます 良いのですか? 彼について」
「どういう意味?」
「彼はあなた方が創られた存在だといいましたか?」
「…いいえ」
彼が外から時折、見慣れる人々を入れているのは知っていた 薄々、感づいてたところはある
「ならなぜ彼の味方をするのです? 彼はあなたがたを騙していたのですよ?」
「彼がこの町のために尽力してくれたから」
彼は話そうとしていた でも時期を待っていた 今のこの混沌とした時代を終わらせてから 私達の気持ちに整理がつけられる時を 待っていたんだと思う
「そんなのはどうとでも取り繕えます 彼が世界を創ったのならその過程すら…」
「もし、そんなに都合のよいものなら、あなたがたにこんなに追い込まれたりしないでしょ」
彼は私達が思う以上にとてつもないことをしてるのだと思う けれどそれは万能じゃないし、彼の性格や気質を考えればマッチポンプのようなものを嫌う人種だと言うのは分かる
彼はこの世界に関与してるが、この世界の元となったものに、深く関与してるとは思っていない なんとなくという直感に近いアニマの特性によるものだけど
そもそも私達にとっては神が創ったか、人が創ったか、その違いだけで大した差ではない
「…だとしても」
「何を言われても無駄よ 私は彼を信じる そう決めたの」
問題は真意のほう
なんのために創ったか
計画通りに創ったにしては彼の行動は奇怪だし、杜撰だ おそらくとしか言いようがないが、色々な不手際に巻き込まれたのだろう そちらのほうが彼らしい 彼は手間暇を怠らない だが、どうにも自分以外のイレギュラーによく見舞われている印象が強い 世界を創る 大仰に聞こえるが、私達の世界は元々創られた世界 そこを問うても意味がない
「それは盲信では?」
「あなたのそれよりは、まだ健全ね」
間髪入れずにナツは言い切った
わかっていて、とめない愚行を指摘する
「…痛いところを突きますね」
シャルロットは苦虫を噛み潰したような顔をする
「投降してくれませんか?」
シャルロットはそう告げた あまりにもストレートな言葉に思わずまばたきをしてしまう
ずいぶんな物言いだと思う 自分達から攻めてきて、抗うことすらせずに譲れという
「そんな言い分がありますか?自分達で仕掛けてきておいて」
この町を戦場にすることは望ましくない だけど、そこに乗り込んできて、力で押しつぶそうとする者に黙って従うほど頭は緩くない
「そうですよね… では、いきます…!」
シャルロットが迫る ナツは彼女の拳を横からはたいていなし、肘を腹に叩き込む
それをひらりとかわしてシャルロットの膝がとんでくる ナツもそれを肘で叩き落とした
違和感 彼女は見えてる いや、見えすぎてる
こちらの攻撃をみてからかわしてるのではなく、初動から予備動作を感じ取っている
空間認識能力が、高いのね
「ええ 私こう見えても ボディガードのB級ライセンス持ちなんです!」
ド〜んとドヤ顔のシャルロット
「…ごめんなさい それは、すごいの…?」
AとかSとかじゃなくて、B級… 基準がわからなかった
「はは… ですよね… B級ごときで浮かれちゃって…
私、痛い子ですよね…」
地面にもじもじ文字を書くシャルロット
今から戦闘をするとは思えない
「なんか…ごめんなさい 」
「いいんです いいんです 謝らなくても
私 気にしてませんから!」
泣きそうな姿がいたたまれなかった
「あなたは、どうして戦うの?」
こういうことに向いている人には思えなかった
「それが、悪事でも?」
「…はい」
どうしてそこまで?
悪い癖だと思う 敵の気持ちを知っても、いいことなんてない 戦いにくくなるだけだとわかっているのに
「大切な人、ですから」
「大切なら、なおさら 時にはとめないといけないでしょ?」
「とまりませんよ とまれないんです、あの人は 自分の決めたことを誰かにとめられてとまるような人じゃないんです」
「私ってダメなコだな〜って自分でも思います でも無理なんです 支えるって決めましたから」
彼女は悲しそうにそう語る 決意は固く、彼女もまた譲る気はない それはよくわかった
「そう」
ナツはそれだけを口にした 気持ちはよくわかる
誰かが支えになる 折れてしまいそうな時ほど、自分がちっぽけな存在で、世界にとって無価値なんだと何度も思い知らされた それでもまだ生きている 死んでないだけだった日々の中でそれでも支えになってくれる人がいるのがどれだけ幸福なことなのか 私には彼女の言葉を否定できない でも
ナツは白刃を抜く
私も気持ちを切り替える 戦う意思へと
「あなたに大切なものがあるように私にも大切なものがあるの この町を守りたい 嫌なこともたくさんあるのに、でも、嫌なことだけじゃなかった 大切な思い出もここには確かにある ほんの少しでも残った希望を私だけが投げ捨てるわけにはいかない」
ナツは静かに目をつむり、何かを噛みしめるように拳を握った
「私に残ったものは少ない だからこそ、残ったものを大事にしたい 死んでしまいたい気持ちに押しつぶされてしまいそうな時に、私を支えてくれた人がいる
それだけで、まだ、歩いていけるから だから」
「あなたを、倒します」
ナツは覚悟を決めた
ナツは一歩、踏み込んだ
地面を蹴った瞬間、空気が裂ける
白刃が一直線にシャルロットの喉元へ走る
――キィン
甲高い音
刃が、止まった
「……っ」
見えない
だが、確かに何かがある
日の光を反射して、細い線が幾重にも張り巡らされているのがわずかに見えた
虹色の鋼糸…!
ただの糸じゃない
刃を受け止める強度
「まだまだいきますよ…!」
シャルロットの指先が、くい、とわずかに動く
次の瞬間、空間そのものが襲いかかってきた
四方から締め上げる糸
ナツは即座に身を沈め、転がる
髪が数本、宙に舞った
(包囲されてる……!)
糸は縦横無尽
攻撃であり、結界でもある
「刀なんて前時代的な武器じゃ、私には勝てません!」
地面に落ちたナツの影が、不自然に歪む
下にもある
咄嗟に跳ぶ
直後、地面から糸が跳ね上がった
(立体的……!)
空間認識能力
彼女は三次元で戦っている
ナツは着地と同時に刀を振り抜いた
円を描く斬撃
風圧が糸を震わせる
数本、断ち切れる
ナツが距離をとる
「驚きました あなたも私と同じタイプなのですね」
ナツもまた空間認識能力に長けた存在 彼女がこちらをどう誘導し、とどめを刺そうとしたか、彼女も把握していた
「それにセプテントリチウム製の糸を斬るなんて その刀、何でできてるんですか?」
「さぁ 何かしら」
ナツは白刃を構え直す
シャルロットの正面から跳んでくる糸の矢を返す刀ではじき落とす そのまま直進し、シャルロットに迫る
シャルロットは距離を取ろうとし、後方に飛ぶ
「逃がさない…!」
その時、シャルロットの両手が広がる
すると突然、虹の鋼糸が目の前に出現した 見えなくなっていたのではない 今、出現したのだ!
ナツの両腕、両脚、胴へと絡みつく
まるで仕掛けてあった蜘蛛の巣に引っかかったように
――捕らえ
そう、シャルロットが判断した次の瞬間
ナツは刀を納刀した
パチンと音が鳴ると糸が全て切り落とされていた
は? 思考が一瞬真っ白になった
「…驚きました その刀 確定していない確率も、斬れるのですね」
あの一瞬、あのタイミングで 全ての糸を斬り落とすなんて…!
「時間も、空間も、そして存在も この刀からは逃れられないわ」
刃の軌跡、時系列や距離さえ、定かではない
ナツは異能最強のヒカルに隠れがちだがその実、その戦闘センスはヒカルを超える その彼女の振るう白刀はまさに鬼に金棒 ヒカルと双璧をなすアニマの中でも抜きん出た強さを持つ 白撃さえ使えるのなら、アカ・マナフ程度に遅れを取ることもなかっただろう
「……っ」
目を開くシャルロット
「今度は私から言うわ 降伏、してくれる?」
シャルロットの表情が歪む
舐めていたわけではない だが認識が甘かった!
彼女もまた、空想世界の住人 無茶苦茶な道理を容易く実行する存在なのだと
◇
真夏と冬真
「あれは…! いかないと!」
冬真は町の異変に対処するべく冬のいるだろう場所に向かう 場所らわかっている 僕らは繋がっているのだから
そう考え、冬の元へと向かおうとすると、腕を掴まれる
「真夏ちゃん?」
彼女は真面目な顔でこういう
「行ってはだめ あそこは危険よ」
「…そんなこと、言ってられない あそこには大事な人達がいるんだ 僕だけ安全圏ではいられないよ」
腕を振りほどこうとするが、力はより強まり、押し倒される
「ちょっ! 離してくれ!」
「だめ いかせない」
「何を言ってるんだ君は! 状況が分かっているのか?」
「あんたこそ状況わかっているの?」
「あそこにいけば、あんたは死ぬわ」
「な、にを」
「あんたに何ができるの?大して強くもない 現にあたしにこうやって押さえつけられている程度なんだから」
それは明確な戦力外通告だった
「!! 僕は! それでも」
「おいおい 手荒な真似はせんといってなかったか? お前にはやはりしとやかさは務まらんな」
後ろから大男が現れた
な、なんだ この男は
凄まじい威圧感を感じる
頭がチリチリする
どこかで、僕は彼と会ってる?
「うるさい! 黙ってろゴルジラフ」
そう言って彼女は大男の言葉を切って捨てた
「あたしの言うとおりにしろ! あたしに逆らうな あたしに意見するな お前はあたしについてくればいい お前は、あたしの"もの"だ」
彼女の表情からは鬼気迫るものを感じた
一体なんだというのだろうか?
彼女と出会ってからまだ数日だ
なぜこんなに僕に執着するのか、わからなかった
「だめだ 君の言うとおりにはできない! 僕もこの町の一員なんだ! こんなんでも それでも 何か一つでもやれることがあるなら、やる!」
バチンッ
「おいおい…」
ゴルジラフは呆れる
一瞬何が起きたらわからなかったが、ひっぱたかれたのだ
さらにもう一撃 今度はグーで
「聞き分けないなら、聞く気になるまで躾けるわ!」
「え、えぇ〜!」
ドン引きだった 暴力系だった この娘は!
「オーケーオーケー! ならこうしよう 俺が手助けにいこうじゃないか 冬真、お前の仲間とやらを」
「え? な、なんで?」
なんで僕の名前を知ってるのか?
それに、助けてくれるって…
「ギハハハ! 遠慮すんなよ 殴り合いは好きなやつが 向いてる奴がやればいいことだ そうだろう?」
そう言って豪快に去っていく
しかしその後に後悔することになる
「あのクソバカ! 敵側に味方してどうすんのよ!」
どうなるんだよこれから…
◇
晃VSゴルジラフ
地上を離れ、空へと上がり、力は交差する
――男の後背筋が隆起し、天を仰いだその瞬間、全てが静寂に包まれた
その身体から放たれる威圧感は、まるで世界を捻じ曲げる力を持つかのよう
大きく振りかぶるその姿勢は、隙だらけなのに、恐ろしいことにそれがあまりにも"様"になっているだけのなんのてらいもない、ストレートパンチ
ヒカルはそれを真正面から迎え撃つ
光家の者として、避けるという選択肢はない
「アポカリプスゥ゙———!!」
ゴルジラフの拳が空気を引き裂く
大気さえもその一撃に反応し、空間が歪んでいくのを感じる
「極光撃!!」
「クラッシャー!!」
同時に放たれるお互いの一撃がぶつかり合う!
まばゆい光を放つその一撃は、無重力のように空間すら砕き、ゴルジラフの破壊的な力に立ち向かう
二つの暴力が世界を揺るがすように衝突し、爆発音とともに響き渡る
まばゆく輝くヒカルの拳と、破壊の象徴となったゴルジラフの一撃が激しくぶつかり合い、その空間を粉砕し、空間を押しつぶす
双方の衝撃が、互いを相殺し合いながら爆縮する
一秒にも満たない時間の中で幾千、幾万もの衝突が発生した
にもかかわらず常に違和感と戦っているようだった
物理法則を無視していますの?
晃は相手を測りきれないでいた
通常の物理法則の中で生きていない 光の速度で走る晃に当たり前のように追いつき、殴り返してくる
晃は超人だが、その感覚器は通常の人間のそれだ
人に見えないものは見えないし、理解できないものは理解できない
まさにゴルジラフという男は、理解不能の塊だった
しかも こいつ、どんどん強くなっている!
この町が吹き飛んでいないのはこいつの都合で回っている何かだ こいつはこいつにしか理解できない法則のなかで生きているのだ
ゴルジラフ・ヴォルディゴード!
そしてもう一つ厄介な事があった
晃の能力は凌駕
これは自分よりも強い能力に対してのみ有効な力
いわば格上殺しの力にあたる
まともな競争で晃に勝つのは不可能だ
ゴルジラフの力は既に晃の能力値を大きく上回っている
にも関わらず能力が発動しないのは ゴルジラフの強さ(ステータス)をヒカルに上乗せしているから
敵を強化する 戦闘の最中にそれは狂気だ
なぜ? 私の能力対策?
ゴルジラフ本人の力? それとも…
あの地上であくびをしている女の仕業か
こちらが気づいたのに、気づいて手を振っている
どういう原理でやっているのか、何が目的なのかも不明
あらゆる意味で理解不能の怪物と相対している
まさかこんな能力封じが存在するとは…夢にも思わなかった
ゴルジラフの拳が迫る それを受け流し、顎めがけて蹴り上げる
舌を噛んだのか、血が出るが、その表情は嬉々としている
こちらを掴み、空に叩きつける
そんなこと、普通はできない ながゴルジラフには可能なのだ 凄まじい衝撃が体中を走る
こちらの攻撃は決して安くはない それに加えてゴルジラフの力も上乗せされている 相応の威力のはず、なのに この男…! ほとんど効いていない なんてタフ!
今まで見てきた誰よりも異質で、誰よりも、強い!
くっ! こんな時に限って面倒な相手!
長期戦を避けなければならない時に、長期戦を余儀なくされる敵との衝突とは!
「ギハハハッ こいつは愉快愉快 まさかここまで俺と殴り合える奴がいるとはな やはり世界を渡ってみるものだ そしてそれだけに少々失礼が過ぎたな」
「なんです?それは」
「俺は殴り合いが好きな人種だが、殴り合いは得意じゃないのだ 殴っているうちに相手がどうにもすぐ弱くなっていく この感覚はあまり人と共有できなくてな」
「…面白い冗談ですね それは」
ふざけていないのがもう、ふざけていた
「俺は相手を壊したいわけじゃない だから、俺と同じ土俵に立てるように工夫する必要がある これは、そのための措置だ お嬢ちゃんには不要だったようだがな すまんかったな」
「…謝る機能がついてるのなら、そもそも邪魔をなされないでくださいます? ズレてますよ? わたくしたち、とても迷惑しているのです あなたがたの好き勝手なふるまいに」
「そうはいうがな 一方的な力の行使はただの暴力だ 喧嘩はいいが、暴力はいかん あやつらを無能とは言わんが、お嬢ちゃんとやるには核が足りん それでは愛がないよ 愛がな」
「プッ そのなりで愛だのと 冗談にしては面白かったですよ」
「冗談ではないのだがなぁ まぁいいさ」
「あくまで邪魔をすると?」
「さっきも言ったろうぉ バランス調整だ それ以上の理由が必要だというのなら そうさな 俺がお嬢ちゃんとやり合いたかった、ってことにしてくれ あながち嘘じゃないしな」
「…あきれた人です 本当にそんな理由とは」
「本当ならあの噂の冬とかいう小僧とやり合いたかったんだがな あれはイカン」
「なにがですの?」
「理屈で殴りすぎだ あれでは対話にならん 対話がないものは落としどころすら見つけられなくなる 相手も引くに引けなくなるだろう? 振り上げた拳はなかなか自分ではおろせんもんよ 男ならなおさらな」
「…驚きました まさかそんなまともな答えが返ってくるとは ですが、今回の件に関してはやはりズレた回答だと思いますが 一方的に仕掛けてきたものにそこまで配慮するのは、粋ではなく、わたくしから見れば責任の所在を曖昧にする、美酔の粋というものです 気の使いすぎは相手を思い上がらせるだけですわ」
そもそも我々は喧嘩をしてるのではない 戦争をしてるのです
その認識がズレている殿方と話しても生産性のある会話は望めないだろう
「手厳しいな お嬢ちゃんは」
ギハハハと笑いながら、やれやれと首を振るゴルジラフ
「だがな、そのまま突き進ませるのは、お嬢ちゃん的には、ありなのか? あれはほっとけば一人で突っ走るぞ?」
「知りませんよ 勝手に走らせればよろしい この町にとって障害となるなら排除するまでです」
「おうおう 身内にも厳しいタイプとみた まったく、難しいな 気持ちを伝えるってのは」
「あれはあれで不憫だ 感情で怒っているようで、その実、必ず理屈が先にくる 理屈で殴ってくるタイプは理論武装して、人を殴るのが好きなやつが多いが、あれはまたそれとも異なる 子供の時分に子供らしさを許されてこなかったんだろうな 気持ちじゃどうにもならない現実の前に成果を 結果を そうやって損益で人と繋がってきた だから相手と殴り合いが成立しない 一方的になる 俺は感情で素直にぶつかってこられたほうが気持ちがいいがな」
独特なモノの見方をする男だ この男なりの喧嘩の哲学なのかもしれない
「理解できませんね あれのほうがまだマシなことを言っています 感情でぶつかられてもどうにもならないものはどうにもなりません 血の繋がった兄妹ですら、ね」
才能に溢れた妹と才能のない兄
逆ならばまだ良かった けれどそうはならなかった
世の中、理屈だけでも感情だけでもどうにもならない
わたくしや、おそらく彼も他者からそういう風に勝手に枠を押し付けられているに過ぎない 我々は自分の守りたいものを守っているだけなのに それがはなもちならない連中がいる
「ほうか、お前さんも 苦労してんだなぁ
俺等とは根本的にその在り方が違うのか あるいはそうならざるおえなかったのか あんたの底はまだ見えんが
興味は湧いてきたよ」
「これが帳尻合わせなら、このまま続けるおつもりですか? それとも、殲滅戦をなさるので?」
ヒカルは刺すように、相手の真意に踏み込む
それをなさるのなら、いよいよもって容赦はしない
「それは俺がさせんよ」
意外な回答だった
「だが落とし所はつけさせないとな」
「とかくお前さんらは強すぎる 少しはあやつらにも、言わせてやらにゃ、な」
つまりあちらが決着するまではわたくしの邪魔をするつもりらしい
ふぅ 面倒な男に絡まれた どだい力があるが故にややこしい 冬を見下ろすヒカル
せいぜい手短に片付けくださることを願いますよ、冬




