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013.ゲーム脳の変態は、ご褒美を堪能する!

完全版【004】:変態は驚嘆し、異世界は咲う!(1)を四分割した小話①に為ります。

極寒(ごくかん)雪景色(ゆきげしき)の中を空中に浮かぶ()(ぱだか)の赤ちゃんが、次々にスノーラットとスノーラビットを狩っていく。


狩られた獲物(えもの)は、()()()()()()()()()()()()()()()




最高だなぁ~、()()()()()()()()レベル上げが出来る(なん)(たま)らない!




俺は脳裏地図(マインドマップ)脳裏情報マインドインフォメーションと雪山を()()()()()()()、狩りに(きょう)じて()た。




仮想現実ゲームの世界で【廃神(オーバーアウト)】と呼ばれる神プレイヤーとして、名を()せていたプレイヤーネーム【カルマ】にとって、レベル上げとは快感(かいかん)同義(どうぎ)だった。




全てのゲームジャンルを網羅(もうら)プレイしていた【カルマ】は、所謂(いわゆる)ゲームが生活の一部に()っているゲーマー達の中でも、ドップリとゲームに()まっている【廃人(クラーク)】と呼ばれる人種を超越(ちょうえつ)した存在。人生全てをゲームに(ささ)げた異常(アブノーマル)進化種プログレスだった。




現実の世界の一秒が【二四秒】に相当する仮想現実の世界で、現実の人生の全てをゲームプレイに(ささ)げ、【最大延長マキシマムエクステンション】で現実の世界の一秒が【百十万四千秒】に相当する【アルグリア戦記】の世界で、(つね)にトップを独走(どくそう)する。


【アルグリア戦記の公式ホームページプレイヤーランキング】で、二位にトリプルスコアー以上の差を付けるゲーム(のう)変態(へんたい)は、ゲームプレイヤー達の(あこが)れで()り、(まさ)しく神だった。




従来(じゅらい)の【創造神の試練】で約半年後に起こる村の襲撃(しゅうげき)イベントまでは、実質(じっしつ)生命力(HP)・魔力(MP)・精神力(MSP)・持久力(EP)の状態値しか育成しようが無い。


常人(じょうじん)にとって約半年間は育成期間では無く、只々(ただただ)無為(むい)の時間で苦痛(くつう)でしかなかった。(また)、ゲーム(のう)変態(へんたい)のように精神にダメージを受けても、嬉々(きき)として激痛(げきつう)()え増加する生命力・魔力・精神力・持久力に、未来の自分の姿を想像し愉悦(ゆえつ)する異常者(アブノーマルパーソン)皆無(かいむ)と言って(ほか)ならない。




襲撃(しゅうげき)イベントが起きて初めて()つん()いで匍匐前進(はいはい)が出来るように()り、出来るように()っても生命力(HP)の数値次第では数秒から数十分で【0】ポイントに()り【ゲームオーバー】する未来が待って()るだけだった。


()してや封印(ふういん)()る能力値【1】ポイント固定は、無理ゲーシナリオに拍車(はくしゃ)を掛けた。


常人(じょうじん)にとって鬼畜仕様(きちくしよう)の無理ゲーと呼ばれる【創造神の試練】は、全く面白(おもしろ)みの無い生き地獄(じごく)()のものだった。


意味の無い半年間を過ごし凍死(とうし)するか追手に殺される無限ループ地獄に心を折られ、心を()み本物の廃人と()るクラークプレイヤーの多くは完璧(パーフェクション)主義者(ニスト)だった。()の事実はゲーム規制の社会現象を()き起こし、【創造神の試練】は鬼畜無理ゲーシナリオと呼ばれた。そんな禁断(きんだん)と言って良いシナリオを、十回以上も繰り返すプレイヤーは、()()()()()()()()()()()


プレイヤーランキングのポイントは、プレイヤーの行動に()って採点(さいてん)され付与(ふよ)される。


一度クリアしたシナリオを前回と同様にプレイしても、同じポイントは得られない。初回クリア限定ポイント分で差が付くからだ。


つまり、(かく)難易度(なんいど)シナリオごとに新規アバターでプレイしてゲームクリアすれば高得点が狙える。


勿論(もちろん)、高得点を(たた)き出すシナリオクリアとは【アルグリア大陸制覇(せいは)】を意味する。


()(ゆえ)、ランキング二位とトリプルスコアーを付けるカルマに、畏怖(いふ)憧憬(どうけい)崇拝(すうはい)したプレイヤー達が付けた異名(いみょう)が、廃人(クラーク)の中の廃人(クラーク)廃人(クラーク)達の神の名こそ【廃神(オーバーアウト)】だった。






過去に初回から数えて鬼畜(きちく)無理ゲーシナリオの()()()()()()()()()まで、通算(つうさん)四百七十七回行動不能(ゲームオーバー)の経験を持つ【カルマ】は、脳内地図(マインドマップ)参考(さんこう)効率(こうりつ)よくスノーラットとスノーラビットを狩っていく。






そんな中、もう一人のカルマは暖炉(だんろ)の近くで、カルスとマルナに見守られスヤスヤと眠って()た。






<<個体名【カルマ】の個体レベルが上がりました!>>


<<個体名【カルマ】の無属性(むぞくせい)魔法(まほう)レベルが上がりました!>>




順調に個体レベルとスキルレベルが上昇していく。




やっぱりスキル【神童(しんどう)LV1】の効果は(すご)い!




プレイアバター【カルマ】のウキウキは止まらない。無双プレイが嫌いなのでは無い。ドキドキする気持ちが()り感じられる未改造(アンカスタマイズ)プレイが好みなだけだった。


神童(しんどう)LV1】の効果で()る【18歳まで獲得経験値×10倍とする能力スキル】は、個体レベルだけに(とど)まらずスキルレベルの経験値にまで適応(てきおう)される。




現在のスキルレベルこそ【1】レベルだが、()れが【2】レベルに()れば【18歳まで獲得経験値×20倍とする能力スキル】に効果は()ね上がる。最大レベル【10】で【18歳まで獲得経験値×100倍とする能力スキル】と()けるチートスキルだった。




良いよ! オマエ(レベルの()るスキル)、良いよ!!




無属性魔法などの凡庸才能(コモンスキル)レベルが上がる快感(かいかん)()(ふる)えるカルマだった。


通常(つうじょう)、プレイヤーネーム【カルマ】は無双プレイを(この)まない。(ゆえ)にシナリオクリア特典で獲得(かくとく)した凡庸才能(コモンスキル)でさえカスタマイズ時に使用した事は一度も無かった。


理由は『勿体(もったい)()い』からだった。


折角(せっかく)のキャラアバターの特性を(いじ)るだなんてゲーム(のう)変態(へんたい)に言わせれば、素材の味を()かさないシェフ(料理長)ぐらい(おろ)かな(おこな)いだった。




そんなカルマが自分の楽しみよりも、【創造神の試練】の両親の早世(そうせい)と仲間の無念(むねん)運命(シナリオ)を、(くつがえ)()(なお)改変(かいへん)する(ため)に、死蔵(しぞう)して()固有才能(ユニークスキル)(レベル表示無し★)・特異才能(エクストラスキル)(レベル表示無し☆)・凡庸才能(コモンスキル)(レベル表示有り)を()()も無くカスタマイズした。




全ては両親と仲間の(ため)、カルマは自重を()てた。




現在(いま)のプレイアバター【カルマ】は言う()れば、不正行為(チート)では無く超不正行為(スーパーチート)も通り越した埒外不正行為(ウルトラチート)存在(そんざい)


()埒外不正行為(ウルトラチート)一端(いったん)が、母体(ぼたい)分体(ぶんたい)に分かれての効率的なレベル上げだった。





<<個体名【カルマ】の個体レベルが上がりました!>>





もうネズミとウサギじゃ効率(こうりつ)が悪いな~、次はキツネかシカかな~クマもいいな~!




そんな風に思いながらもスノーラットとスノーラビット狩りは続いていくが、近くにスノーウルフが()ると解ると、方向転換(ほうこうてんかん)して次の獲物(えもの)を探し、【短距離転移(ショートワープ)】をしながら空中を進んでいく。




()()()()()()()()()()()()()()しないとな~!




獲物(えもの)をスノーフォックスに切り替え効率的(こうりつてき)に狩りながらも、空中を進んで行くカルマの目の前に幾度(いくど)と無く飛び降りた【因縁(いんねん)の割れ目】が姿を現したのだった。




半年(はんとし)前倒(まえだお)しの()()本番(ほんばん)か、・・・・・・ヤバいなドキドキする!




従来(じゅうらい)、【創造神の試練】時の【カルマ】は生後半年ほどで起きる村への襲撃イベントで、両親を亡くし極寒(ごくかん)の中に(ほう)()される。




其処(そこ)で初めて匍匐前進(はいはい)が可能になった(ところ)から、本当の意味でのゲームが始まる。


(ほう)()されてから約三十分までに【凍死(とうし)するのが定番(デフォルト)】で、高難易度シナリオ【創造神への挑戦(創造神の試練の次に高難度なシナリオ)】をクリアした廃人(クリーク)達が心をポキポキ折られる、・・・・・・【鬼畜(きちく)儀式(ぎしき)】。




()の儀式をクリア出来る、【()()()()()()()()()()()る洞窟へ行く事が、今回でも正解かどうかはカルマとしても半年(はんとし)前倒(まえだお)しの状況では判断は付かなかった。




本当は洞窟の前で着地してから匍匐前進(はいはい)で奥へ進んで行き、従来(じゅうらい)の正解時の状況に少しでも近付けたかった。




しかし、レベル上げしたステータスを(もっ)てしても、【運命(シナリオ)の設定】なのか、現状では匍匐前進(はいはい)が出来なかったのだ。




(ただ)、今回の行動が不正解だったとしても両親と仲間の運命(シナリオ)改変(かいへん)する(ため)には、不正解も正解にする気概(きがい)のカルマだった。




「あぅあぅあぅあぁぁ~!(あいきゃんふら~い!)」




(すで)に空中に浮いているカルマが赤ちゃん言語で叫び、割れ目の中に姿を消して()った。(すで)に目を(つむ)っていても攻略可能な氷柱(つらら)アトラクションを軽快(けいかい)(さば)いて、目的地の空間に到達する。洞窟は奥へ進んで行く程に、壁が(あわ)(あお)(あお)く光っていて段々と明るさを増していき、最奥(さいおく)碧光(あおびか)りする水晶が、花のように壁と天井に咲いている広間が(ひろ)がっている。


其処(そこ)幾度(いくど)と無く訪れた場所だった。




そんな中、空中を進んで行く【カルマ】の目の前に、【従来の()()】が、鎮座(ちんざ)していた。





  

・・・・・・むっちゃ! くちゃ! 見てるな!






従来(じゅうらい)、【半年後の()()】は眠っている状態だったが、半年(はんとし)前倒(まえだお)しの状況では、()()は起きていて【カルマ】を凝視(ぎょうし)している。


()()としても、見た目普精霊人(ヒューマン)の赤ちゃんが空中を【短距離転移(ショートワープ)】して進んで来る(さま)は、異様(いよう)()のものだったので凝視(ぎょうし)するしかなかった。






「あぅあぅあぅあぁぁ~♪(()()()・・・・・・いただきます~♪)」






碧光(あおびか)りする花水晶が咲く神秘空間(しんぴくうかん)で、空中に浮かぶ【カルマ】が()(ぱだか)(さけ)ぶ! 




()視線(しせん)の先には、蒼光(あおびか)りの陽炎(かげろう)に身を包んでいる、【()()()()】が静かに(たたず)んで()たのだった。








To be(続きは) continued(また次回で)! ・・・・・・

ゲーム脳の変態は、レベル上げと言う快感に酔いしれると云うお話でした。


ご都合主義満載、チート満載の展開の為、お嫌いな方は、そっとお閉め下さい。


かなり癖が強い作品に為りますので、ご注意して、お読み頂く事を、強く激しくお薦めします。


ご指摘・感想・ポイント★評価・ブックマーク登録・誤字訂正よろしくお願いします!



最後に、読者の皆様に感謝を、お読み頂き、ありがとうです!

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