第27章 黒い月の下で踊る
夜が森の音をすべて飲み込んでしまい、葉のわずかなざわめきと遠くの小川の脈動だけが残った。ズリカはズリと並んで歩いていた。二匹の尻尾がほとんど無意識のうちに同じリズムで揺れ、まるで自分たちだけに聞こえる音楽に合わせているようだった。
突然、ズリが足を止めた。
ズリカも一緒に止まった。
彼は顔を彼女に向けた。銀色の月の光の下で、琥珀色の瞳が誇りと挑発の間で輝いていた。
「時間だ」
彼は低く、かすれた声で言った。「本当の初めての訓練だ。手と爪と本能だけ。力は一切なし。いいな?」
ズリカは鋭い牙を見せて大きく笑った。野性的で、ほとんど子供みたいに純粋な笑みだった。
「いいよ……お父さん」
ズリは短く笑い、ほとんどゴロゴロと喉を鳴らすような音だった。彼は遊び半分に厳しい調子で指を彼女に向けた。
「ズルはなしだぞ、娘」
「ズルはなし」
彼女は繰り返し、すでに左側へ体をずらしていた。
ズリは右側へ下がった。
二人は互いを見据えた。
月の光が開けた場所を冷たいスポットライトのように照らし、まるで古い舞台、あるいは西部劇の決闘前、銃士たちが視線を交わす瞬間のようなシーンに変えていた。数メートル離れたところで水を飲みに来た使用人が恐怖で凍りついた。彼の目が見開かれ、二つのシルエットをはっきりと捉えた。人間の形をしているのに、姿勢も、オーラも、蛇のようによじれる尻尾の数も、すべてが間違っている。
彼は自分自身に、ほとんどむせながら囁いた。
「もうだめだ……」
ズリとズリカは同時に口を開いた。黒い煙が牙の間から、過熱したエンジンの蒸気のようにゆっくりと渦を巻いて立ち上った。二人を隔てる空気が濃くなり、期待で張り詰めた。
そして、爆発した。
ズリが先に動いた。右腕を後ろに引いて、バネのように溜めた。一撃の拳が真っ直ぐ、残忍に空気を切り裂き、鋭い音を立てた。ズリカは右へ跳び、猫のような動きで体を回転させ、高い円を描く蹴りを彼のこめかみへ放った。
ズリはすでにそれを予測していた。
短い笑いとともに、彼は跳躍し、空中で逆さまに回転して左手を地面に突いた。体が逆さまの竜巻になった。脚が上、片手だけが軸。360度の回転があまりに速く、空気が鋭く鳴った。ズリカは本能で後退したが、すぐに戻り、今度は右のストレートパンチを繰り出した。
ズリは足をハンマーのように振り下ろした。
かかとが彼女の前腕に乾いた衝撃音とともに命中した。ブロックがあまりに固く、ズリカは骨が歯まで振動するのを感じた。
「いいぞ、小さいの」
彼はまだ逆さまのまま、笑みを崩さずに言った。「他に何があるか見せてみろ」
彼はさらに速く回転し、両手を地面につけて後方へ跳び、信じられない軽さで着地した。拳を構え、高らかに、純粋に嬉しそうに笑った。
「さあ、娘。心の中にいる化け物を出してみせろ」
まだ二人の口から黒い煙が立ち上り、月は静かに見守り、森は息を潜めていた。
(次章へ続く)




