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Remaining girl  作者: トウイ小秋大福
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幸せの日常

とても短いです。ご了承ください

ある惑星に地球と呼ばれている星があった、ただ地球(そこ)はウィルスに蝕まれ、ほとんどの場所が化け物で溢れかえっていた。運の良いところは化け物も()らず、毎日を必死に、それでいて平和に暮らしていた。ある森の中に射撃場があり、そこに少女がいた。整った顔だちで、身長は170ほど、目の色は黒で、何より目立っていたのは、黒いヘアゴムでまとめてある、白く、(ひざ)までとどくぐらい長い白い髪だった。

少女の500メートル先には、人型の紙がピンと張るように設置され、少女の手前には、銃を安定させるための木の土台がおいてあった。少女が手に持っているのはボルトアクション式(コッキングという行為を行って薬莢を排出すること)のスナイパーライフルで、慣れた様子で少女はコッキングレバーを操作(レバーを左に倒して、自分の方に引く、そして引っ張ったレバーを押して右に倒す)すると、薬莢がピンッと弾かれるようでてきた。肩にストックをあてて、両目を開けた状態でスコープを覗きこむと「標的」がみえた。少女は数秒狙って引き金を絞るように引くと、森の中にスナイパーライフルの発砲音が響いた。彼女の撃った弾丸は見事に人型の頭を居抜(いぬ)き、穴を空けていた。

撃った当の本人は、喜ぶこともなく、....スナイパーライフルを()でて頬擦(ほおず)りしていた。

「いいね!いいね!今日もちゃんと言うことを利いてくれるね!流石はM700!」

幸せそうに、それでいて、変態面(へんたいづら)でスナイパーライフルを愛でていた。


少女は、その後も、スナイパーライフルを撃ち続けていると、弾薬がなくなったので家に帰ることにした。


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